百年のいえ倶楽部だよりでは、先祖代々住み継がれてきた
旧家を後世に残し次世代に繋ぐサポートになるよう、
最新ニュースや旧家の動向、住まいや暮らしに役立つ
情報などをご提供してまいります。
誠に勝手ながら2016年12月28日(水)〜2017年1月4日(水)まで休業とさせていただきます。
年始は2017年1月5日(木)より営業を開始いたします。
住友林業ホームテックでは、11月20日(日)に『埼玉エリアバスツアー』と題し、百年のいえ倶楽部の定期交流会を開催いたしました。
今回で4回目となる交流会では、さいたま市にある「浦和くらしの博物館民家園」と住友林業ホームテックで施工した旧家リフォーム実例を見学。予定枠を超える応募をいただき、抽選で14組28名様にご参加いただきました。
当日まず訪れたのは「浦和くらしの博物館民家園」。さいたま市内最古の民家と言われる「旧蓮見家住宅」など、当時の民家の様子を見学しました。
昼食は創業110年目を迎える割烹料理「東山」で懐石料理と会員同士の交流のひとときをお楽しみいただきました。
昼食後は、住友林業ホームテック施工による2邸を見学。築100年の旧家であるK様邸は、離れていたダイニングとリビングをつなげて暮らしやすい間取りにリフォーム。60年前に移築したT様邸は、間取りを大きく変えるリフォームを実施しました。
ご参加いただいた皆様は、旧家への関心がとても高く、熱心に実例を見学されていました。皆様の声の一部をご紹介します。
我が家には古い長屋門があり、それをどうするか悩んでいます。できれば何か利用できる形にリフォームして、次の代に引き渡したいと思っています。「浦和くらしの博物館」では長屋門を見学することができました。うちの門とは年代が違うようで、つくりが同じではありませんが、長屋門の当初の形というのはあのようなものなのかと勉強になりました。
1軒目に見学したK様邸は、リフォームして見違えるほどきれいになっていました。私は、すべてを新しくするよりも、古いものの汚れを取ったくらいのほうが好き。どのくらいリフォームするかを決めるのはむずかしいと思います。見学したお宅のように、面影を残しつつ、使いやすくリフォームできれば良いですね。
実家を建て直すかリフォームするか悩んでいます。古い家はどうしても規模が大きいので、どうすればうまくいくか悩みも大きい。実例1軒目を見学して、すてきなお家で、こういう風にリフォームできたら良いなと思いました。基礎を下げて柱を継ぎ足し、天井を高くしていたのが良いですね。全体的にコンパクトにまとまっていて、住みやすそうだなと思いました。
実例2軒目のT様邸は、玄関の位置を変えるという大胆な間取り変更、ダイニングのデザインなど、ドラスティックに変わっていました。リフォームでこういうことはなかなかできません。毎日の過ごし方を考えた結果でしょう。これまでの不便さ、陽の当たり具合など総合的に見極めて決めたのだと思います。私にとって新しい考え方でした。また、古い家は暗くなりがちですが、吹き抜けで2階から明かりを取り込むなど工夫が凝らされていました。
うちはそれほど古くなく、昭和46年の建物ですが、地元の良い材を使っており、壊すのはもったいないと思うので、リフォームを検討したいと考えています。
1軒目は伝統的なものを生かした感じで、2軒目はオーナーさんの個性がとてもよく出ていました。とくに2軒目は普通のリフォームとちょっと違っていて、自分の好きなように玄関まで変えているところに驚きました。どちらも、新築かと思うくらいに仕上がっていました。
この他にもさまざまなご感想をいただきました。旧家をお持ちでリフォームを考えている皆様は、「自分の代では壊せない」という思いと「住みやすくしたい」という思いとの狭間で揺れているご様子がうかがえました。そして、そのどちらに重点を置くかに、人それぞれ考え方の違いがあるのが感じ取れました。 今後も会員の皆様の交流を深めるツアーや交流会を企画してまいります。
浦和くらしの博物館民家園。
当時の民家の様子を見学。
実例見学1邸目はK様邸。
K様邸の和室。
実例見学2邸目はT様邸。
T様邸のキッチン。
ご参加いただいた百年のいえ倶楽部会員の皆様
住友林業ホームテックでは、11月3日(木・祝)に名古屋にて、11月5日(土)に京都にて、京都府立大学大学院教授・大場修(おおば おさむ)様を講師にお迎えし、旧家再生セミナーを開催いたしました。
当日は、日本の住宅や京町家の歴史について、大場教授のわかりやすく解説していただきました。また、ご来場の皆様からは、「旧家の歴史的、文化的価値に触れることができた」とたいへん好評でした。多数のご参加、誠にありがとうございました。
今後も会員の皆様の参考となるセミナーなど、充実したサービスをご提供できるよう、全社一丸となって取り組んでまいります。
給湯器の耐用年数は約10年程度。使い方にもよりますが、7〜15年程度で取り換えが必要になります。お風呂やシャワー、炊事など、寒い冬の時期は1日でもお湯が使えないととても不便です。そこで、冬の時期だからこそ注意していただきたいことと、トラブルの際の対処法をご紹介します。
給湯器には、給湯器を保温したり、浴槽のお湯を循環させるために
・凍結予防ヒーター
・追い焚き配管の凍結予防装置
が装備されています。外の気温が下がると、風呂リモコンの「入・切」に関係なく、自動的に凍結予防運転をします。循環口よりお湯が少ないと自動運転できないため、故障の原因になります。
※冷え込みが厳しいときや長期間使用しないときは機器の水抜きを行ってください(詳しくは取扱説明書をご覧ください)。
浴槽の排水栓をし忘れているようです。栓をして再操作してください。
給湯側の点火エラーが発生しています。運転を「切」にして、次の内容を確認してから再操作してください。
□ガス栓が開いていること
□ガスメーター(マイコンメーター)がガスを遮断していないこと
□LPガスがなくなっていないこと(ガス会社へ確認)
60分以上連続給湯したか、または90分以上追い焚きしたために自動停止したようです。いったん浴室のリモコンの運転スイッチを切り、数秒待って運転スイッチを「入」にしてください。
上記のように、画面に表示されるエラーコードによって、機器のさまざまな状態が確認できます。取扱説明書にそれぞれの原因と対応方法が記載されていますので、ご確認ください。エラーコードによって、ご自身で対応できる事象か、メーカーでの対応が必要な事象かなどもわかります。
- □給湯器の外部のコンセントが抜けていませんか
- □給湯器の外部のコンセントをいったん抜いて、約10秒後に挿し直してみてください
- □分電盤のブレーカーが落ちていませんか
- □リモコンの運転スイッチは「入」になっていますか
- □リモコンの運転スイッチを「切」にして、約10秒後に「入」にしてみてください
- □ガスは供給されていますか
- □断水していませんか
- □水道が凍結していませんか
- □強い雨が降った後ではありませんか(雨水の浸入などの湿気により一時的に点火しないことがあります。その場合は時間を置いてから、再度お試しください)
元栓や水道管のまわりに保温筒がついていれば外し、布を巻いてゆっくりとぬるま湯をかけます。ドライヤーで温めるのも良い方法です。凍結で給湯器からお湯が出ないときは、いったんガス栓・給水元栓を閉め、風呂リモコンの運転スイッチを切り、止水栓や水抜きバルブの周りを温めてください。
水が出るようになっても、水漏れがないかよくご確認のうえ、使用してください。
循環口フィルターの汚れがひどくなるとお湯を循環する能力が弱くなり、追い焚きができなくなる原因になります。毎日のお手入れ時に、フィルター部分の掃除もお願いします。
※故障の原因となりますので、必ず循環口フィルターを取り付けてご使用ください。
※循環口フィルターのデザインは、各メーカーにより異なります。
①フィルターを外し
②歯ブラシで掃除
③▲印を合わせて
④元どおりに戻す
もし、排気口のまわりが黒くなっていたら、不完全燃焼している可能性があります。建物開口部より建物内に排気が流入した場合、一酸化炭素中毒の恐れがあります。使用を中止し、メーカーへご相談ください。また、下記のような故障のサインが出たら、お取り換えを検討ください。
- □シャワーのお湯が勢いよく出ない
- □お湯の温度が安定しない
- □雨の日に点火しにくい
- □お風呂沸かしに時間がかかる
- □点火時に大きな音がする
- □使用中にガスの匂いがする


国内有数の家具メーカー厳選の逸品を展示し、さまざまなスタイルの素敵なインテリアを特別価格にてご提供するインテリアフェアを全国各地で開催します。
旧家のたたずまいにふさわしい、重厚感や趣のある家具を見つけるチャンスです。
住友林業グループのお客様だけが参加いただける完全予約制の特別なイベントです。ぜひ、ご予約のうえ、ご来場ください。
【山口フェア】
- 日程:2017年1月7日(土)、8日(日)
- 会場:防府グランドホテル
【広島フェア】
- 日程:2017年1月21日(土)、22日(日)
- 会場:広島産業会館
【福岡フェア】
- 日程:2017年2月11日(土)、12日(日)
- 会場:福岡国際センター
【岡山フェア】
- 日程:2017年3月11日(土)、12日(日)
- 会場:コンベックス岡山
【大阪フェア】
- 日程:2017年1月14日(土)、15日(日)
- 会場:大阪マーチャンダイズ・マート
【静岡フェア】
- 日程:2017年1月21日(土)、22日(日)
- 会場:グランシップ
【東京フェア】
- 日程:2017年2月18日(土)、19日(日)
- 会場:ベルサール新宿グランド
※詳細な情報は、お申し込みいただいた方に後日ご連絡差し上げます。

百年のいえ倶楽部では会員を募集しています。
お知り合いの方で、旧家にお住まいの方、これから旧家を所有する予定のある方がいらっしゃいましたら、ぜひご紹介ください。
ご紹介いただいたあなた様、ならびにご紹介で入会された方に、1000円相当のクオカードをプレゼントいたします。

下記の電話番号までお電話ください。お電話の際に、百年のいえ倶楽部会員である旨と、ご紹介いただけるお知り合いの方のご連絡先をお聞かせください。
年末年始休業:2016年12月28日(水)〜2017年1月4日(水)
※年始は2017年1月5日(木)より営業を開始いたします。
- 第28回 (2019年12月17日)
- 【実例紹介】古さと新しさがしっくりと馴染む、
その「さりげなさ」は希望以上の出来 - 第27回 (2019年8月23日)
- 【実例紹介】大梁を活かした広々としたLDKに大満足!
- 第26回 (2019年4月26日)
- 【実例紹介】耐震性能の向上で実現した30畳の大空間LDK
- 第25回 (2019年1月11日)
- 自然素材にこだわった築150年の旧家リフォーム実例をご紹介
- 第24回 (2018年5月10日)
- 『百年名家』に登場したリフォーム実例をご紹介
- 第23回 (2017年12月20日)
- 無垢材の床は幼児の知的発達を促す?
- 第22回 (2017年10月20日)
- 住宅性能の向上を図るリフォームで最大100万円の補助金
- 第21回 (2017年6月20日)
- 衣類の保管サービス付きクリーニングが人気!
- 第20回 (2017年4月20日)
- 2015年の税制改正で相続税の課税対象者が増加
- 第19回 (2017年2月20日)
- エコリフォームすると補助金が最大45万円
- 第18回 (2016年12月20日)
- 埼玉で百年のいえ倶楽部バスツアーを開催
- 第17回 (2016年10月20日)
- 科学的に実証されている木の住まいの効果
- 第16回 (2016年8月19日)
- 台風への備え 大切な住まいを豪雨、暴風から守るポイント
- 第15回 (2016年6月20日)
- 旧家を継承する取り組みが「先進的なリフォーム事業者表彰」に選定
- 第14回 (2016年2月19日)
- リフォームにまつわる税制の最新状況
- 第13回 (2015年12月18日)
- 百年のいえ倶楽部の第3回交流会『京都エリアバスツアー』を開催しました
- 第12回 (2015年10月20日)
- 百年のいえ倶楽部会員のお宅が「住まいのリフォームコンクール」優秀賞に
- 第11回 (2015年8月20日)
- 百年のいえ倶楽部 第2回会員交流会のご報告
- 第10回 (2015年6月19日)
- 二世帯住宅が注目されている理由
- 第9回 (2015年4月20日)
- 築120年の旧家再生が岐阜市景観賞を受賞
- 第8回(2015年2月20日)
- 住宅エコポイント制度が再開
- 第7回(2014年12月19日)
- 「郵便局に棲む 旧家再生」がグッドデザイン賞を受賞
- 第6回(2014年10月20日)
- 機能性や使いやすさが向上!最新のコンロを体験
- 第5回(2014年8月19日)
- 百年のいえ倶楽部 会員交流会のご報告
- 第4回(2014年6月20日)
- 日本の伝統・文化に触れるイベントにご招待
- 第3回(2014年4月20日)
- BS朝日『百年名家』にリフォームオーナーが登場
- 第2回(2014年2月20日)
- 住まいの相続やリフォームにかかわる税金対策
- 第1回(2013年12月20日)
- 国家戦略特区法「歴史的建築物の活用」に注目