お住まいで寒さ、暑さを我慢していませんか?
日本の住宅の92%が断熱不足。断熱性能が不足した家は、健康にも悪影響を及ぼします。
住友林業のリフォームでは、リフォームエンジニアが住まい全体を診断して、一邸一邸に合う断熱方法をご提案します。
断熱リフォームの必要度をセルフチェック
我が家の断熱チェック6項目
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浴室や脱衣室、トイレが寒い
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窓際や足元が寒い
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結露が発生する
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冷房の効きが悪くて暑い
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2階が特に暑い
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夜も熱気で寝られない
1つでも当てはまる場合は要注意です。断熱診断をお勧めします。
寒さ・暑さの原因は断熱不足かも?
日本の住宅の32%が、昭和55年の省エネルギー基準制定前に建てられた「無断熱の家」。断熱が施されていても、断熱不足の家は全体の92%にも上ります。あなたの家もそうではありませんか?

断熱性能を満たす住宅(H11年基準)は
ストック全体の約10%
出典:国土交通省「住宅ストック(約5,000万戸)の断熱性能」(統計データ・事業者アンケートなどより推計)(2017年度)
断熱不足はヒートショックや熱中症の原因に?
冬場の入浴時に、寒い脱衣室では血圧が急に上昇し、湯船につかると一転急降下。ヒートショックを起こして意識が朦朧とする危険性があります。
一方、夏場には、家の中で熱中症にかかる65才以上の高齢者が多いという調査結果もあります。
断熱リフォームによって、このような健康リスクを軽減できます。

健康寿命を考えた住友林業の断熱リフォーム
断熱が不十分だからと部分的に対処して失敗することがあります。例えば、2階が暑いからと、2階の窓を複層ガラスにするだけでは、逆に熱気の逃げ道がなくなり、以前よりも暑くなることがあり得ます。
住友林業のリフォームが目指すのは、家族みんなが快適で健康的に暮らせる住まいづくりです。
当社が考える断熱リフォームの2つのポイント
Point 1
断熱診断で暑さ・寒さの原因を調査
リフォームエンジニアが窓枠やガラスの状態、床下、天井裏、壁の断熱材の状態などを細かく調査します。人の目だけで判断できない場合は、サーモカメラを使って、隙間や断熱材がない部分を確認、特定します。

Point 2
最適な断熱方法をご提案
床と天井、そして四方の壁に断熱材を入れると、住まい全体で高い断熱効果が得られます。住まいの状況や住まい方によっては、部分的な断熱リフォームでも快適な暮らしを得られます。
断熱調査の結果をもとに、ご希望やご予算に応じて最適なリフォーム方法をご提案します。
住まい全体
床・天井・四方の壁の6面断熱で熱を逃しません。
よく使う部屋のみ
温度差のある
寒い部屋のみ
部分的な断熱リフォームでも同等の効果が得られる場合があります。
断熱診断の上で
最適なリフォーム方法をご提案
断熱リフォームの種類と工期
Case 1
サッシ・窓の断熱
住まいの中でもっとも熱の出入りが激しい窓を断熱リフォームすることで、冬の熱の流失、夏の熱の侵入を低減します。
- ガラスの交換(工期1日~)
- 内窓の設置(工期1日~)
- サッシの交換
こんなお悩みに!
- 窓辺が寒い
- 結露がひどい
- 冷暖房の効きが悪い



Case 2
天井の断熱
天井裏に断熱材を施工。夏は日射熱の侵入を防止し、冬は室内の熱損失を抑えます。
- 小屋裏の断熱材充填(工期1日~)
こんなお悩みに!
- 2階が特に暑い
- 冷暖房の効きが悪い

Case 3
床の断熱
床下や畳下に断熱材を施工。床下からの冷気の侵入を防止して、足もとの冷えを防ぎます。
- 小屋裏の断熱材充填
※床をはがさず、床下点検口から床下に入り込み、ボード状の断熱材を張り付ける方法。
- 床暖房プラスアルファ
足もとから暖まるので、高齢者や冷え性の方のお悩みも解消できます。
こんなお悩みに!
- 足元が寒い
- 冷暖房の効きが悪い

Case 4
壁の断熱
壁下地をはがして断熱材を充填したり、壁と床、天井とのつなぎ目などのすき間を埋めて、冷暖房効率を高めます。
- 壁の断熱材充填
- 気流止め
※すき間風の流入を防ぐ工事
こんなお悩みに!
- すき間風が寒い
- 冷暖房の効きが悪い

断熱リフォームの効果:省エネ・節電効果が抜群!
断熱リフォームは、家族の健康を守るだけでなく、省エネや節電にも大きく貢献します。
無断熱に比べて冬の室温が6.6℃アップ!
天井と床に断熱材を入れ、窓に内窓を設置した検証では、無断熱に比べて4.3℃上昇。さらに壁に断熱材を入れ、気流止めを施工した検証では6.6℃も上昇。その分、省エネ効果が期待できます。
横浜市N邸で実測。N邸北側和室(4.5畳)試験日時:2012年1月26日~3月4日、測定期間中の室内では常に600Wのヒーターが点けられている。施工した断熱材/天井:グラスウール16K厚100mmを2重、床:ボード状グラスウール32K厚80mm、壁:シンサレートTM及び遮音シート厚20mm、窓:内窓設置相当
年間の電気代は(8帖相当)18,292円節約!
天井と床、壁に断熱材を入れ、内窓を設置した住宅で検証したところ、年間の冷暖房費(8帖相当)は18,292円の節約になりました。
リフォーム前後の電気代比較
(8帖相当/年間)
住友林業筑波研究所シミュレーションによる検証条件 : 築40年、東京、平屋建て、延床面積79.5m2、エアコンによる部分間欠暖冷房/暖房20℃、冷房27℃(温度60%)、就寝時冷房28℃(温度60%)
改修前/無断熱状態 改修後/天井改修(高性能GW16K200mm)・外壁改修:シンサレート20mm・床改修:GW32K80mm・開口部改修:樹脂内窓単板ガラス
減税・補助金制度の活用で実質負担額を軽減
断熱リフォームをする場合、減税制度や補助金をうまく活用して負担額を減らしましょう。
断熱リフォームに関わる減税制度
所得税の控除① 省エネリフォーム(断熱改修)をした場合の投資型減税 現金またはローンを利用する場合 |
最大控除額 25万円 太陽光発電を採用した 場合は35万円 |
控除対象となる工事費限度額:250万円(控除率:10%)、太陽光発電を採用した場合は350万円(控除率:10%) 期間:2021年12月31日まで(予定) |
所得税の控除② 省エネリフォーム(断熱改修)をした場合のローン型減税 返済期間5年以上のローンを利用する場合 |
最大控除額 62.5万円 |
控除対象となる工事費限度額:断熱改修工事:250万円(控除率2%)、断熱改修以外の工事:750万円(控除率1%) 期間:2021年12月31日まで(予定) |
省エネリフォーム(断熱改修)をした場合の固定資産税の控除 | 最大控除額 家屋の 固定資産税額の1/3 |
限度:100m2相当分まで 期間:2022年3月31日まで(予定) |
※それぞれに要件・条件があります。
断熱リフォームに関わる補助金制度の一例
控除額 | 詳細 | |
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令和2年度 高性能建材による 住宅の断熱リフォーム支援事業 |
最大 120万円 (戸建て住宅) |
住宅に高性能な断熱材や窓等を用いた断熱改修を行う場合に国から補助金が交付されます。 |
令和2年度 次世代省エネ建材 支援事業 |
最大 200万円 (戸建て住宅) |
高断熱パネルや潜熱蓄熱建材、調湿建材などの付加価値建材を用いたリフォームを行う場合に国から補助金が交付されます。 |
令和2年度 長期優良住宅化 リフォーム推進事業 |
①一定の性能向上が認められる場合 最大100万円(※1:150万円) |
既存住宅の性能向上のためのリフォーム工事および三世代同居改修工事を対象に、国から補助金が交付されます。 |
②長期優良住宅認定を取得した場合 最大200万円(※1:250万円) |
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③長期優良住宅認定を取得し、 さらに省エネルギー性能を高めた場合 最大300万円(※1:250万円) |
※1:三世代同居対応改修工事を実施する場合の補助限度額です。
※それぞれに要件・条件があります。この他にも自治体等によるさまざまな助成金制度があります。
断熱リフォームした方の感想
実際に断熱リフォームをした方から、こんな声をいただいています。

(築40年・50代)
リフォームのきっかけ マンション暮らしから実家に戻ってきたが、寒さに閉口
「寒くて動くのも億劫だった実家が気密性が高まって暖房効率が良くなった。台所に立つのが億劫だったが、気持ちよく家事ができるようになった。工事中も細かなことをいろいろ相談したが、その都度丁寧に答えてくれたので、とても頼りになった 」

(築40年・50代)
リフォームのきっかけ 北側の窓は結露がひどく、水滴が氷になるほど寒かった
「リフォームエンジニアのプランは、私たちの思いが反映されたもので信頼できた。断熱材を十分に充填し、窓は2重窓に、床暖房も導入した。在来工法だったお風呂はユニットバスにして、浴室暖房機を入れたことで暖かくなった。希望が叶って満足です」

(築40年・50代)
リフォームのきっかけ 夏は暑くて冬は寒い。とても過ごしにくかった
「2社で検討したが、住友林業のリフォームのプランを見たときに『これだ!』と思った。リビングとダイニングを隔てていた壁を取り除き、LDKを広くして、吹抜けにした。以前は午後の早い時間には陽光が途切れ、暗くて寒かった。今では暖房をあまり使わなくてもよくなった」
断熱リフォーム事例
断熱リフォームの注意点
湿気や結露の対策
断熱リフォームにより気密性を高める際には、家の中の湿気を外に出す方法も検討しなければなりません。結露や湿気によるカビなどの発生を防ぐために、24時間換気システムの導入など、住まいに合わせた対策が必要になります。

適切な断熱範囲の検討
部分的な断熱リフォームの場合、断熱対策した部屋から断熱対策していない廊下に出ると、今までよりも温度差が生じる場合があります。生活スタイルや動線を考慮した断熱範囲の検討や、寒い場所をつくらない間取りの工夫が必要です。

高気密化で感じる家の中の音の大きさ
断熱リフォームで住まいを高気密化すると、遮音性が高くなり、外からの騒音を抑えられます。その反面、家の中の音(エアコンの音やトイレの洗浄音など)がそれまでより大きく聞こえることがあります。これは音が大きくなったのではなく、周りが静かになりよく聞こえるようになったためです。
