支店・ショールーム 岐阜支店からのお知らせ

リフォームで地震に強い家にしませんか?

2020年05月15日

みなさま、こんにちは。 住友林業のリフォーム岐阜支店 リフォームエンジニアの宮脇です。

新型コロナウイルスにより、様々な影響が出ておりますが、みなさまお変わりはないでしょうか?

 

さて、今回は地震に強い家ということで、「制震工事」についてご紹介します。

住宅のリフォームで地震に強くする方法といえば、「耐震工事」をよく聞くかと思いますが、 「制震工事」はあまり聞きなれない言葉ですよね。

そこでまず、耐震と制震についてご説明します。

 

「耐震」とは …本震の強い揺れに耐えることを言います。 筋かい等で耐力壁を増やしたり、柱と土台・梁を金物で固めることで、大規模の地震動での倒壊・崩壊を防ぎます。

「制震」とは… 大地震や強い余震の揺れを低減し、二次災害を防ぐことを言います。 本震の揺れを抑え、家具などの倒壊による二次災害を防止。また、繰り返しおこる余震や、 日常的に発生する中規模の地震の揺れを抑え建物の損傷を防ぎます。

 

このように、地震に強くする意味では同じですが、それぞれ地震の揺れに対する対処の考え方が違います。

耐震・制震での工事方法を簡単にまとめますと…

「耐震」は、耐力壁と呼ばれる壁を多く配置し、建物を強く固めることにより、地震に耐えます。

「制震」は、ダンパーという装置を壁や床下等に配置し、地震の揺れを低減させます。

これらについては、お客様のお家の状況や、リフォームをする規模によってご提案できることや、 お勧めできる施工方法が変わってきます。

 

 

ここで「制震工事の実例」として、ひとつご紹介します。

築100年の旧家(古民家)の全体的なリフォームです。昔からある間取りで、和室が4つ、田の字のように固まった間取りとなります。

もちろん、南側には縁側があり、大きな窓が配置してあります。 ただ、和室にはお仏壇があり、親戚も集まるため、その辺りは解体したくないというご要望でした。

また、メインは水廻りの老朽化や間取りの変更ということですが、これから先も安心して住むために「地震に強い家」をご希望されました。

地震に強い家…となると、一般的には「耐震工事」を考えます。

しかし、耐震工事は全体的な耐力壁のバランスはもちろん、それと同じように基礎工事も大切になります。

ただ、旧家には鉄筋コンクリートの基礎が無い為、耐震工事を行うには新たに基礎を作らないといけません。

そうなると、必然的にお家の床を全体的に解体する必要があります。 また、それと同時に費用も多く掛かってしまいます。

そこで、費用を抑えつつ、旧家でも地震に強いお家にする為、こちらのお家の場合は「制震工事」をご提案させて頂きました。

 

IMG_4283.JPG

写真は「ハイブリッド制震ダンパー」というもので、旧家のような基礎のない建物にも 設置できるダンパーです。

先ほどの制震の説明にあったように、地震の揺れを軽減する効果があります。

耐震・制震どちらにせよ、こういったダンパーや耐力壁設置、金物による補強をするには壁を解体したりと、付帯工事が必用になります。

場合にもよりますが、耐震工事よりもコストを抑えることができますので、今回はこちらで施工いたしました。

今回のように、間取り変更や大きく解体するリフォームの際には、より費用対効果が生まれます。

このように、「地震に強い家」にする方法は多くあります。 しかし、どのような方法が最適かはお家の状況やお客様のご希望される程度や工事範囲によって大きく変わります。

そういったご相談やご提案は、住友林業のリフォームにぜひお任せ下さい。

最後になりますが、「自分の家は地震がきても大丈夫かな…?」

と思われたみなさま、簡単に耐震診断チェックができますので、一度チェックしてみてください。

より詳細な耐震診断なども承っておりますので、

是非一度ご相談くださいませ。

お問い合わせ、心よりお待ちしております。

 

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