おいでませ!やまぐち支店だより Vo.8~木のつよさ~
2022年10月27日
10月は私、河村の誕生月なので好きな季節です。
もうすぐ10月が終わろうとしています。この1ヶ月ほどは台風も少なく、比較的穏やかな日が続きましたね。
先日はきれいな湖&山々を見に行ってきました。
紅葉が色づき始めるのは、もう少し後でしょうか。
本日は「木」の話の続き。木の強さの秘密を見てみましょう。
【圧縮強度と引っ張り強度】
木材(スギ)の圧縮強度は、花崗岩(かこうがん)の2倍、コンクリートの6倍もあります。
また、引っ張り強度は、鋼鉄の4倍、コンクリートの197倍という実験数値があります。
【軽量&柔軟】
地震のエネルギーは建物の重さに比例するため、家の重量が軽いほど耐震性が高いということになり、
この点で木は有利です。
また、鉄やコンクリートはある一定以上の曲げの力が加わると突然破壊しますが、木は少々曲げの力が
加わっても耐久性があり、同じ状態に戻ろうとする「復元力」もあります。
【火災に強い】
意外と思われるかもしれませんが、木造住宅は火災に強いんです。木材は、表面が炭化すると内部まで
燃焼しない性質があり、一定以上の断面を持つ太材は、火災に耐えることができます。鉄やアルミニウムは
加熱すると3~5分で強度が著しく低下しますが、木材は15分経っても約60%の強度を維持します。
こうしてみると、木は昔から人々の暮らしに身近にあり、かつ長持ちする材料として重宝されてきました。
ただし、木は良いことばかりではなく以下の2点には注意しておく必要もあります。
①シロアリ被害に注意!
木材は食害にあいやすいことも事実です。食害対策のために、住友林業の家は、定期的に床下に潜り点検を行い、
必要な場合は防蟻処理を施すことをおススメしています。
②こまめな掃除と換気を!!
木造住宅の一番の大敵は「湿気」です。もちろん、上記のシロアリも湿気が大好き。湿気がこもらないように、
通気性の良い家づくりが大切です。窓の位置を考えたり、日当たりや風通しの良い間取りを考えましょう。
いかがでしたか?
木は上手に使うと、私たちの暮らしに想像以上の驚きと安心を与えてくれます。
「ぜひ温かみのある木を使って、安心・快適な暮らしをしたい」と思っているあなた。
木のプロフェッショナルが集まる、住友林業のリフォームへお任せください。
来月はいよいよ紅葉シーズンです。 皆様のおすすめスポットをぜひ教えてくださいね。
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