戸建てリフォームメニュー 玄関リフォームの費用相場や事例を詳しく解説

玄関は家の顔とも言える場所。外出から帰ってきた時に最初にほっとする場所でもあります。その場所が靴や荷物で溢れているのは困りもの。皆さん、すっきりと快適な玄関にしたいとリフォームを検討されます。最新のトレンドを参考に、暮らしが変わる玄関リフォームを実現しましょう。

玄関リフォームの費用相場

玄関リフォームの価格は、ドア交換だけか、収納の設置や内装・外装も変更するか、玄関空間を広くして収納スペースを追加するかなどによって大きく変わります。玄関ドアの枠を残したまま新しいものに交換するだけであれば、工事費用を削減でき、50万円程度から可能です。

参考費用
51万円〜

費用変動の要素

少額

高額

  • 玄関のドア交換
  • 玄関まわりの床や壁などの内装・外装を変更
  • 収納を設置
  • 玄関の広さの変更
  • 収納スペースの追加
  • 玄関の位置の変更

玄関のタイプ

玄関リフォームでご要望の多いのは、以下の5点です。

Case 1  玄関に収納クロークを設けたい

  • 玄関リフォームの検討時に、収納の充実を希望される方が多くいらっしゃいます。例えば、玄関脇の部屋の一部を収納クロークにして、靴や外出着、スポーツ用品などをしまえるようにリニューアル。
    スペースが難しい場合でも、壁に靴や上着を置ける収納を新設し、玄関をきれいに使えるように改善される方が多いです。

    玄関脇にシューズクロークを新設。

Case 2  土間を広げたい

土間部分を広げて接客用のスペースやDIYなど趣味のスペースにしたり、土間から客間などに直接入れるようにするケースもあります。

玄関を拡張し、来客用(左写真)と家族用(右写真)のスペースを確保。来客用の玄関からは和室に直行できる動線にし、家族用の玄関部分にはオープンなシューズクロークを設けて収納を充実。

Case 3  玄関に洗面施設を追加したい

  • 最近では、帰宅時にすぐ手洗い・うがいができるように、玄関脇に洗面設備を追加する事例も増えています。ペットがいる方にも人気です。

    帰宅後にすぐ利用できる玄関脇の洗面設備。

Case 4  玄関の段差を解消したい

  • 玄関の大きな段差を解消したいというご要望もよくいただきます。段差自体を解消するリフォームの他に、上がり框の部分に敷台を敷いて階段状にしたり、スロープを設置したり、段差を緩めつつ、靴の脱ぎ履きがしやすいように腰掛け椅子を用意したり、使いやすい玄関へのリフォームをご提案しています。

    正面は段差を少なくし、左手奥へのリビングには廊下を通らず車椅子のまま移動できるようにリフォーム。

Case 5  玄関ドアの防犯性・断熱性を高めたい

  • 玄関の寒さや防犯についてのご要望もいただきます。最近の玄関ドアは断熱性能が向上し、防犯対策も施されており、色やデザインなど種類も豊富です。新しいドアへの交換をお勧めしています。

    なお、マンションの場合、玄関ドアは専有部分にあたるため、玄関ドアの内側の室内のみリフォームが可能です。玄関内を広くして収納を増やしたり、内装を張り替えることができます。

    防犯性や断熱性の向上とともに、採光や通風の工夫も施されています。

玄関まわり製品の最新機能や特徴

玄関を快適にする収納や玄関ドア、玄関床の最新機能や特徴をご紹介します。

収納スペースや好みで選べる収納

玄関まわりの収納は、オープンタイプのものと扉付きのものがあり、空間の雰囲気や広さ、好みに合わせて選べます。

棚板の高さを調整できるオープンタイプの収納は、自由度高く利用できます。

天然木を使用した扉付きの収納は、玄関を優美にすっきりとさせてくれます。

玄関ドア防犯性能や断熱性能が向上

最近の玄関ドアは防犯性能が向上しています。1ドア2ロックが基本。サムターン回しやピッキング対策が施されています。バッグやポケットにキーを入れておけば、ボタンを押すだけで施解錠できるタッチ錠など、便利な機能も登場しています。
また、断熱材と複層ガラスを使用した断熱ドアなら、玄関からの熱や冷気の流入を抑えます。採風・採光などの機能性も充実しています。

もぎ取り対策に効果的な薄型シリンダー
ガラス破り対策に効果的な脱着式サムターン
こじ開けを防止する鎌式デッドボルト
ボタンを押すだけの簡単操作で施解錠できるドアも登場。

玄関ドア既存のドア枠を利用すれば1日で交換可能

  • 既存のドア枠を残して新しい枠を取り付けるカバー工法なら、1日で玄関ドアを交換することができます。壁や床を壊すような大掛かりな工事が必要ありません。
    注意点として、片開きドアから両開きドアにする場合などは、カバー工法は使えません。
    ※現場の状況によって工期がよりかかる場合があります。

玄関引き戸出入りがスムーズな玄関引き戸

  • 引き戸は、開けた扉を手で押さえなくても良いので、両手が塞がっていても出入りがスムーズです。自転車やベビーカーの出し入れや車椅子を利用する場合も便利です。
    広い間口が欲しい場合は袖付片引き戸がお勧めです。
    開きドアと同様に、防犯機能が充実。ドアから引き戸にリフォームすることも可能です。

土間汚れを落としやすい床タイル

  • 玄関の床は、どうしても靴裏の土・泥などの汚れがついてしまいます。昔のタイルは1枚が小さく、目地の間に汚れがたまりやすく掃除が面倒でした。
    最近の床タイルは大きなタイプが増えて、表面加工によって汚れ拭き取りやすくなっています。

内装気になるにおいを軽減するエコカラット

  • 玄関のにおいが気になる方には、脱臭機能や調湿機能を持つエコカラットが人気です。
    色や柄、質感などが異なる豊富なバリエーションがあり、玄関スペースをすてきに演出してくれます。

玄関リフォームのポイント

ヒント理想の玄関を実現するために

  • 玄関のリフォームは、LDKなどをリフォームする際に「玄関も使い勝手良くしたい」と考えられる方が多くいらっしゃいます。ご要望で多いのは収納の設置と段差の解消です。
    「スペース的に難しいかも」という場合でも、建物タイプによっては隣接する部屋や廊下のスペースを一部活用して玄関を広げることで理想を実現できる場合が多くあります。まずは、どんな玄関にしたいか、現状どのような不満があるかをお聞かせください。

住友林業のリフォームなら間取り変更もご提案

  • 30〜40年前は、リビングや客間を重要視し、玄関や台所などの水まわりは充実していない間取が多くありました。
    「玄関の収納を充実したい」「広くしたい」というご要望がありながら現状のスペースで難しい場合は、玄関を移動する方法もあります。可能な場合は、元の玄関スペースは納戸にしたりトイレを移動したりなど、暮らし方に合わせた間取り変更をご提案します。

住友林業のリフォームなら思い出のある部材も活用

  • 住友林業のリフォームでは、空間を新しくするだけでなく、これまで暮らしてきた大切な家の思い出も活かすリフォームを心がけています。
    例えば、旧家の思い出が詰まった貴重な一枚板を、玄関の上がり框の敷台として再利用するなど、住まいの歴史を継承するリフォームをご提案します。

玄関リフォームで利用できる減税・補助金制度

玄関リフォームでバリアフリー化する場合、減税制度や補助金を活用できる場合があります。適用できる制度については、お気軽にご確認ください。

バリアフリーリフォームの減税制度

所得税の控除①
投資型減税
現金またはローンを利用する場合
最大控除額
20万円
控除対象となる工事費限度額:200万円(控除率:10%)
期間:2021年12月31日まで(予定)
所得税の控除②
ローン型減税
返済期間5年以上のローンを利用する場合
最大控除額
62.5万円
控除対象となる工事費限度額:バリアフリー工事:250万円(控除率2%)、バリアフリー以外の工事:750万円(控除率1%)
期間:2021年12月31日まで(予定)
固定資産税の控除 最大控除額
家屋の
固定資産税額の1/3
限度:100㎡相当分まで
期間:2022年3月31日まで(予定)

※それぞれに要件・条件があります。

リフォーム減税制度についてはこちら

バリアフリーリフォームの補助金制度

介護保険制度の補助金 介護保険の適用を受けている方がいる場合、手すりの設置や段差の解消などの工事費について最高20万円を限度に、費用の9割(支給額18万円)までを支給。
各自治体の補助金 自治体によっては、介護保険制度の上限額を超える工事や、介護保険の対象外の工事についての補助金制度があります。

※それぞれに要件・条件があります。

上記の他に、他の部位のリフォームと組み合わせることで、省エネリフォームの減税制度や補助金制度などを利用できる場合があります。適用できる制度については、お気軽にご相談ください。

玄関リフォームした方の感想

実際に玄関リフォームした方から、こんな声をいただいています。

(築32年・60代)

リフォームのきっかけ

子どもが独立をして夫婦二人の生活になったため。

「お客様を迎える玄関スペースは、以前から靴箱が出っ張らないように階段下の埋め込み式にするなど広さにこだわっていたのだが、今回さらに玄関入って真正面の物入れを低いタイプにして飾り棚を付けた。また新たに取り付けたベンチも重宝している。さらに理想的な玄関になった」

(築23年・50代)

リフォームのきっかけ

両親が亡くなった実家に住むことになり、住みやすいようにリフォームを決断。

「玄関の窓の位置を少し移動させる提案があった。ちょっとしたことだが、これにより廊下を通ってリビングの窓まで一直線に風が流れるようになった。提案されるまで気づかなかったが、非常によかった。玄関はもともと広かったのだが、広さ重視ではなく、効率的に使える空間にしてほしかった。リフォームして、大型のシューズクローゼットが付いて便利になった」

(築18年・30代)

リフォームのきっかけ

実家を2世帯住宅にリフォームすることに。

「他社のモデルハウスで土間から和室に直接上がるアプローチを見て、絶対に取り入れたいと思った。玄関から続く土間空間は、リピング、和室にもダイレクトにアプローチできる。今はベビーカーをリビングの前まで持って行き、子どもを直接リビングに入れることもあり、土間がとても重宝している。来客も多いので、玄関から入るとキッチンが見えてしまうので、リビングや和室に直接入ってもらう。玄関も靴がいっぱいにならなくて良い。リビングと土間をなるべく同一空間として利用したかったので、土間とリビングの段差を通常18cmのところを15cmにしてもらった(なるべく低くしたかった)」

玄関リフォーム事例

玄関の壁のアクセントとして、お気に入りの床材を再利用

お祖父様の台から大切に守ってきた住まいを二世帯住宅にリフォーム。玄関の壁にはそれまで床材として使っていた桜の一枚板を再利用し、アクセントにしています。シューズボックスの下部には間接照明を採用して、雰囲気のある空間になりました。

上がり框の段差を抑え、広がりが感じられる空間に

住まいの顔となる玄関は濃いブラウンを基調としたシックな大人の雰囲気に。和を感じさせるデザインで高級感を醸し出しています。上がり框は段差を抑えるために階段状に。思い出の詰まった既存の式台を再利用し、手前を斜めに切ることで視覚的な広がりが感じられる空間になりました。

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  • リフォームの具体的なすすめ方や注意点がよくわかるようになりました(60代 夫婦)
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