当社オリジナル耐震技術「スミリンREP工法」により、住まいを補強することで耐震性を向上します。
オリジナル耐震技術「スミリンREP工法」とは
建物の耐震性を高めるために必要なことは、「基礎・土台」・「柱・梁」・「床・壁」の補強です。スミリンREP工法は、それらを強化・補強するために開発した耐震工法です。
スミリンCEM工法とは、高層ビルにも採用されている油圧ダンバー式の制震装置を伝統構法用と木造軸工法用に改良・開発した制震ダンバーを採用する工法です。
基礎・土台を補強する技術
スミリンARC(アーク)工法
基礎に鉄筋が入っていない場合は
「スミリンARC(アーク)工法」なら、基礎表面にアラミド繊維シート等を接着するだけで鉄筋コンクリート基礎と同等以上の強度に!
基礎にアラミド繊維シート等を接着
アラミド繊維シートは高速道路の橋脚補強にも採用されています。
アラミド繊維シートなどを接着するだけのアーク工法に比べて一般的な抱き合わせ基礎補強は大掛かりな工事になります。
接合部を強固に緊結する技術
スミリンJEM(ジェム)工法
柱と土台の接合が心配な場合は
「スミリンJEM(ジェム)工法」なら、柱と土台・基礎を強固に接合して、引き抜き力に耐えます。なお、状況に応じて最適な方法が選べるため、既存の基礎をほとんど傷めずに補強が可能です。

建物内部から取り付けるタイプ

建物外部から取り付けるタイプ
阪神淡路大震災の引き抜き力は約4tでしたが、実験では最大5.3tの引き抜き力に耐えることを実証しました。
梁を強くする技術
合成接着梁工法
柱を抜いて大空間を生み出すには
「合成接着梁工法」なら、梁の下と側面を補強して強度を高めます。
構造計算システム※で柱を撤去したときの補強サイズ等を計算。
※構造計算システム : 特許出願中
間仕切り壁を取り除いて「広さを確保」する際の柱撤去に伴い、梁を補強する工法です。既存の梁の下から集成材をエポキシ樹脂接着剤で接着し、更にその側面に合板を接着し、既存の梁と一体化させ、強度を高めます。
家を支える重要な柱を撤去する場合は、その上にある梁を補強する必要があります。
強度を落とさず大空間を確保できます。
壁を強くする技術
ガラスブロック耐力壁
明るさと強さを同時に実現したい場合は
「ガラスブロック耐力壁」なら、採光と強度を同時に実現することができます。
実験結果では、ダブル筋かいと同等の強度(※)を実証しました。
※柱に木製受け材を取り付け、ガラスブロックの耳をビス止めし加力実験を行った場合。
加工の様子
ガラスブロック耐力壁は強度はもちろん光の透過性や耐熱性にも優れています。
左の壁に窓が欲しいが耐力上、壁が弱くなるので不安という場所に最適です。
剛節ビーム耐力壁
和室の真壁を強くしたい場合は
「剛節ビーム耐力壁」なら、床と天井をはがさず和室の壁を補強。コストも工期も軽減します。

実験の様子
長押(なげし)や天井を撤去せず真壁の柱の間に剛筋ビーム耐力壁を設置して耐力壁とする工法です。
900〜2000mmまでの真壁・大壁に設置できます。
従来、和室真壁に耐力壁を新設する場合は長押の撤去など手間が掛かってましたが、
剛節ビームなら簡単です。
門型フレーム耐力壁
大開口大空間を実現したいが強度が不安な場合は
「門型フレ-ム耐力壁」なら、シングル筋かいがあるのと同様の強度を確保します。
柱を取って間口を広げることができます。
左右の柱に添え柱、上部に添え梁を設置してその仕口部を構造用合板やアラミド繊維シートで補強して、あたかも筋かいがあるのと同様の強度で大開口・大空間を実現する工法です。
リフォームで柱を取る場合は構造計算と確かな技術が必要です。
間取りの変更や耐震補強もラクに行えます。
特許番号等
- スミリンARC工法 特許取得済み
日本建築防災協会技術評価 DPA-住技-3-2(変更・追加・更新) 取得済み - スミリンJEM工法 特許取得済み
日本建築防災協会技術評価 DPA-住技-25-1(変更・更新) 取得済み - ガラスブロック耐力壁 特許取得済み
日本建築防災協会技術評価 DPA-住技-16-2(変更・追加・更新) 取得済み - 剛節ビーム 特許取得済み
日本建築防災協会技術評価 DPA-住技-47-1(変更・追加・更新) 取得済み - 門型フレーム耐力壁 特許取得済み
日本建築防災協会技術評価 DPA-住技-15-2(変更・追加・更新) 取得済み