当社オリジナル制震技術「スミリンCEM工法」により、震度7の地震の揺れも吸収・低減し、家を守ります。
オリジナル制震技術「スミリンCEM工法」とは
スミリンCEM工法の制震ダンパーは、地震の揺れを吸収・低減して建物の変形を防ぐとともに、繰り返し起こる余震の震動に対しても強さを発揮します。
スミリンCEM工法とは、高層ビルにも採用されている油圧ダンバー式の制震装置を伝統構法用と木造軸工法用に改良・開発した制震ダンバーを採用する工法です。
旧家・古民家のための技術
オリジナル エネルギー吸収ダンパー
伝統構法用(旧家・古民家)に開発した制震装置です。建物の揺れ幅を約40%低減させることができます。
強度実験の様子
床下の土台や、天井裏の梁の仕口に設置して、建物の揺れを抑える制震構造です。
油圧ダンパ-をトグル機構※1の金物に組み込み、床下や天井裏の土台や梁の仕口に設置する工法。実験では未装着のものに比べ建物の揺れ幅を約40%低減させることが可能です。※2
※1 トグル機構とはテコの原理を利用した機構。
※2 建物の状況と解析により異なります。
戸建て全般の技術
オリジナル 制震ダンパー S型 ※
木造軸組工法の2階建て住宅用に開発した制震装置。
建物の揺れ幅を低減させることができます
制震ダンパー S型
※S型=シアリンク型 せん断(シア)力を受けて、その力をエネルギーに変換する制震装置です。
制震ダンパーS型は、平屋、3階建て、枠組壁構法、丸太組構法、旧38条認定及び型式連合認定のプレハブ工法の建物は対象となりません。また準耐火(省令準耐火)構造には設置できません
特許番号等
- エネルギー吸収ダンパー 特許取得済み
日本建築防災協会技術評価申請中 - 制震ダンパーS型 特許取得済み
日本建築防災協会技術評価 DPA-住技-30-1(変更・追加・更新) 取得済み
スミリンCEM工法の「制震技術」は東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)で優れた威力を発揮。

2011年3月11日以前にスミリンCEM工法で補強したお客様を地震後に調査しました。
お客様の言葉「本震時はほとんど建物に損傷がなく、しばらく近隣の避難所代わりになっていた」とのこと。地震後の調査では1階についてはクロス割れや和室塗り壁の損傷が見られたが「軽微」と言えます