家族みんなが集う「里帰りの家」|マンションリフォームの成功事例をご紹介

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埼玉県三郷市にお住まいのO様ご夫婦は、築23年のマンションで暮らしているご夫婦です。
3人のお子さんがそれぞれ独立された後、老後を夫婦お二人で快適に暮らすために自宅マンションのリフォームを行いました。

今回は「家族みんなが集う"里帰りの家"」に成功した事例として、ご紹介をさせていただきます。ぜひ参考にしてください。

1.リフォームのきっかけ

ここではO様がご自宅を、リフォームすることになったきっかけについてご紹介します。

(1)子供が独立して夫婦だけの住まいに

O様には3人のお子さんがいらっしゃいますが、現在は独立をされており、ご夫婦で自宅マンションに暮らしています。かつては5人で暮らしていたマンションも2人になると、部屋数が余る状態です。

また、お正月やお盆になると、近くに住むお子さん達がご家族を連れて遊びにいらっしゃいます。しかし、4家族11人という大人数で集まるため、リビングがやや手狭に感じるようになっていました。
今回のリフォームでは、みんながゆったりとくつろげる広々としたリビングを実現しています。

(2)老朽化した部分をきれいにする

O様宅は築23年ということもあり、壁紙など部屋の内装が老朽化していました。
以前の住宅では床がカーペットでしたが、剥げている場所もあり傷みが目立っています。
床の段差もあったため、これから老後を迎える際に転倒の危険があり安全面が心配でした。

また、キッチンは開口部が狭く、建具がダークカラーだったので、暗く閉鎖的な雰囲気です。今回リフォームを行ったことにより、明るく開放的なキッチンへと生まれ変わっています。

2.リフォームでのこだわりポイント

O様がリフォームする際に、特にこだわりたいポイントであげられたのは以下の2点です。

  • リビングに間接照明を付けてインテリア性を高める
  • 無垢材のウォールナットを床材に使用する

順を追ってご紹介しましょう。

(1)リビングに間接照明を付けてインテリア性を高める

以前は和室であった部分をリビングにすることで、LDK全体が広々とした空間になりました。ダイニングテーブルの上には無垢のオーク材の飾り天井を施し、木の質感を高めています。

飾り天井の部分にはガラス製のペンダント照明と、LEDの間接照明を設置してモダンな雰囲気に仕上げました。夜になると両サイドに埋め込んだ間接照明が光を拡散して、より明るくやわらかな空間をつくり出しています。

無垢のオーク材は植物オイルで自然な風合いに磨き込まれているので、年月が経つほどに味わい深い趣を楽しめます。まるでレストランのように居心地の良い空間です。

(2)無垢材のウォールナットを床材に使用する

以前、O様はリフォームを検討されており、住友林業のモデルハウスを見学なさっていました。その際にご覧になった無垢材のウォールナットに、かなり惚れ込んでしまったそうです。無垢のウォールナット材は高級木材であるため価格は安くありませんが、品質を重視するO様は迷わず選ばれています。

今回のリフォームでは、寝室に18mm厚の無垢材のウォールナットを採用し、高級感漂う落ち着いた寝室となりました。クローゼットの扉も取り替えて、床のウォールナット材と同じような色合いでまとめています。壁と天井は白のコテ塗り風クロスで仕上げ、新築のようにきれいな仕上がりです。

3.【部位別】リフォームの内容

ここでは築23年のマンションのお部屋が、どのように快適なお住まいに仕上がったのかについてご紹介します。

(1)みんなでお料理が楽しめる対面式のキッチン

以前の住宅では対面式にもかかわらず、開口部が狭く暗いキッチンでした。
今回のリフォームでは、吊戸棚を撤去してダイニングとの開口部を広くしています。
おかげで外の景色やリビングダイニングの部屋の中をよく見渡せるようになり、気分よく料理ができるようになりました。広さも確保しているので、みんなで料理を楽しめます。

キッチンの裏側には木製のカウンターが設置されているので、ダイニングからは流し台の中が丸見えになりません。お客様がいらしたときでも、生活感を感じさせずにおもてなしができます。

(2)お孫さんのお昼寝スペースにぴったりの和室

以前の和室はLDKの一部に取り込んだため、使っていない洋室を和室に変更しました。
やはり、和室は1室欲しいというO様のご希望もあり、4.5畳の和室を新たに設けています。

クローゼットのあった部分は床の間に変えて、壁は薄い藍色をアクセントカラーにして仕上げました。薄紫色の畳のヘリと色のバランスが取れています。気密性が高い障子風のインナーサッシや木製の和天井などで、和モダンの雰囲気が感じられるおしゃれな和室です。

(3)ウォールナットの床材を使用した高級感のあるトイレ

トイレの床材と収納の扉はウォールナット材を使用した、高級感が感じられるトイレスペースです。家全体の「木の質感」に合わせて、トイレも同じイメージに仕上げました。

手すりやペーパーホルダー、タオルリングは同じステンレスの素材を使用して、全体の雰囲気をまとめています。手すりが設置されているので、この先も安心して利用できます。

(4)明るく清潔感のある洗面所

こちらの洗面所は以前、廊下との段差が20cmもあり、これから老後生活を送るには危険でした。
今回のリフォームでは、家全体の床を上げて10cmの段差に縮めたため、安全に出入りすることが可能です。

洗面台とユニットバスは既存のものを使用して、床は天然石風の白いクッションに張り替えました。壁も真っ白なクロスに張り替えて、明るく清潔な空間となっています。

(5)木の質感が漂う広々とした玄関

木の質感をイメージさせる広々とした玄関です。
以前の住宅では開口部が狭く、収納力が少ないのが悩みでした。
今回のリフォームでは、隣接する洋室のクローゼットを玄関側の収納として既存の下駄箱を撤去したので、2倍近く広い玄関スペースが実現しています。

また、暗いグレーのタイル床を、光沢のある白の床材に張り替えました。
壁の白色と調和して、明るく開放感のあるスペースになっています。

4.リフォーム後の暮らしの変化

O様にリフォーム後の暮らしの変化について尋ねてみましたところ、以下のようなご回答をいただきましたのでご紹介します。

  • 家族みんなで集まりやすくなった
  • 広々としたリビングで過ごしていると明るい気持ちになれる

O様のお子さんは息子さんが185cm、娘さんが168cmと高身長のため、以前のやや狭苦しいリビングでは少々窮屈だったそうです。
今回は和室をLDKの一部に取り込むなど、大胆な間取り変更をおこなったため、明るく開放的なリビングが実現できました。みなさん、ご家族連れでもゆったりと過ごせるようになっています。

O様ご夫婦も日々の暮らしの中で、広々とした明るいリビングでくつろいでいると、明るい気持ちになれると喜んでいただいております。

5.住友林業のリフォームについて

O様が当社にリフォームをご依頼されたきっかけなどについてお伺いいたしました。

(1)住友林業ホームテックを選んだ理由

O様は以前、広島にあるご実家にUターンをする予定があり、リフォームをするために住友林業のモデルハウスをご見学されていました。その頃から、ウォールナット材などを使用した当社の「木の家」を気に入っております。

諸事情により、そのまま現在のマンションで暮らし続けることになりましたが、リフォームをする際「木の家」に強みがあるということで、住友林業にご相談をしていただきました。新築ではなくリフォームであるため、住友林業が同じグループ企業である当社をO様にご紹介しています。

O様は他にも1社、ご相談をされていましたが、住友林業のウォールナット材に惚れ込んでくださり、最終的に当社を選んでいただきました。

(2)住友林業ホームテックの対応

リフォーム工事に際しての当社の対応についてお伺いをしたところ、以下のようなご回答をいただきました。

  • 思いもよらないうれしい提案をしてもらえた
  • 想像以上の出来栄えに大変満足している

漠然としたイメージを伝えただけで、理想的なプランを提案してもらえたと感謝のお言葉をいただいております。
今回のリフォームでは、マンションリフォームという限られた空間の中で、お客様のご要望である「居心地の良い住まい」を実現できるかということが大切なミッションでした。

LDKの広さを確保する間取りの変更、心癒される間接照明、障子を張り替えする手間が省ける障子風のインナーサッシなど、「住まいのプロ」ならではの豊富なプランをご提案しております。

当社はお客様のご希望に沿うだけではなく、より快適に生活できるアイディアを数多くご提案させていただくことで、お客様が「ずっと幸せに暮らしていける住まい」を実現しています。

6.まとめ

今回は築23年のマンションを、「家族みんなが集う"里帰りの家"」にリフォームした、埼玉県三郷市のO様の事例について詳しくご紹介をさせていただきました。

3人のお子さんがそれぞれのご家族を連れて、楽しいだんらんのひと時を過ごせる素敵な住まいへと生まれ変わっています。広々としたリビングでは小さなお孫さんたちも元気いっぱい遊ぶことが可能です。明るく開放的になった家の中では、これからもご家族みんなの明るい笑い声が聞こえることでしょう。