セカンドライフを快適に過ごせる家|減築して広々とした空間を実現

暮らし・住まい

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「セカンドライフを快適に過ごせる家」を実現したリフォームの成功事例をご紹介します。

この記事の監修

矢口美加子

宅建・整理収納アドバイザー1級、福祉住環境コーディネーター2級の資格を取得済みです。不動産・リフォーム・不動産投資・転職・整理収納関連の記事を複数のメディアで執筆しています。ライター業の他に、主人が経営する不動産会社所有の投資用物件の入居者管理もこなすパラレルワーカーです。

T様ご夫婦は現在、横浜で暮らしていますが、セカンドライフ用として群馬県高崎市にある築40年のご実家をリフォームしました。こちらは2階建ての木造住宅でしたが、ご夫婦お二人で過ごすため2階部分を減築をしています。

サイズダウンをしましたが大がかりな間取り変更をしたので、家全体が開放的で広々とした空間です。

今回は「セカンドライフを快適に過ごせる家」に成功した事例として、ご紹介をさせていただきます。ぜひ参考にしてください。

1.リフォームのきっかけ

ここではH様が築40年の戸建て木造住宅を、リフォームすることになったきっかけについてご紹介します。

(1)セカンドライフ用としての住まいとしての利用を検討

T様は現在横浜に住んでいますが、定年退職後のセカンドライフ用として、群馬県高崎市にあるご実家を利用することを検討していました。

ご両親がなくなった後は空き家になっていましたが、築40年になり老朽化が目立っています。
寒さも厳しいため快適に住むにはリフォームをする必要があり、今回は耐震性も考慮に入れて施工をしています。

(2)元気なうちにリフォームしておきたい

ご実家のリフォームは、家を1棟建てるほどの改修が考えられたため、T様は元気なうちにリフォームをしたいと考えていました。大規模なリフォーム工事を実行するには、金銭的な面だけでなく、気力・判断力・体力が必要です。

また、T様は長年にわたり駐在員として海外生活をされてきましたが、再度、海外赴任になる可能性が出てきたため、リフォームを早めにすることを決断しています。

2.リフォームでのこだわりポイント

T様がリフォームする際に、特にこだわりたいポイントであげられたのは、おもに以下の2点です。

  • 各部屋を広々とした空間にしたい
  • 基本的に洋室にしたいが和室も保存

順にご紹介していきましょう。

(1)各部屋を広々とした空間にしたい

T様はリフォームをするにあたり、各部屋を広々とした空間にしたいと考えていました。
海外生活が長かったT様は広い家に慣れているからです。

しかし、T様のご実家は40年前に建てられた古い間取りであったため、各部屋が細かく区切られています。

そのため今回のリフォームでは、間取りを変更してリビングや寝室などのプライベートスペースを広く開放的な空間に仕上げました。

下の写真はリフォーム後の寝室ですが、ゆとりある広さを確保してウォークインクローゼットを設けています。トイレやバスルーム、玄関にも近いため、老後になっても使いやすい間取りで、高級感のある木のフロアが落ち着いた雰囲気を演出しています。

(2)基本的に洋室にしたいが和室も保存

T様のご実家は伝統的な和風住宅で、キッチン以外はすべて畳のお部屋でした。
しかし、海外生活が長いT様は基本的に洋室の方が暮らしやすいため、今回のリフォームでは、リビングや寝室など長時間過ごすスペースはすべて洋室にしています。

ただ、T様にとってはご両親との思い出が深い大切な家であったため、以前の住宅の面影を残したいと考えていました。親思いのT様は、ご両親から受け継いだ家をすべて新しくしてしまうのは抵抗があったそうです。

実際にT様のご実家は本格的な和風住宅であったため、格式の高い和室でした。
今回のリフォームでは以前の和室の床の間や柱、欄間などを活かし、新築では出せない格調高い雰囲気に仕上げています。こちらの和室はお客様をもてなす場所として利用する予定です。

3.【部位別】リフォームの内容

ここでは築40年の住宅が、どのように快適なお住まいに仕上がったのかについてご紹介します。

(1)2階を減築してサイズダウン

T様のご実家は2階建ての大きな家だったため、ご夫婦二人で住むにはやや広い家でした。これからセカンドライフを過ごすにあたっては家の管理も必要となり、部屋数が多いと掃除も大変になります。また、40年前に建築されたため耐震性も不安です。

今回のリフォームでは1階だけでも十分な広さがあるため、2階部分をすべて減築して平屋建てにしました。2階をなくすことで耐震性能も向上しています。

各部屋を広くするために無駄な廊下はなくし、LDKやトイレ・バスルーム・寝室を建物右側のスペースに集約しました。そのため、おもな居住スペースの動線が良くなり、日々の暮らしを効率的に行えます。サッシも新しく交換して断熱性を高めたので、冬でも暖かく過ごせるのもメリットです。

(2)天井が高く開放的なLDK

LDKは壁や柱をできるだけなくして、大空間を実現しました。
天井を取り払いむき出しになった梁をインテリアのアクセントとして活用しています。
天井が高くなったので、ゆったりと開放的な気分を味わえます。

こちらのLDKのすぐ隣にはトイレやバスルーム、洗面所を設置しているので、老後になっても日常生活がしやすいのがメリットです。トイレやバスルームへは木の格子で目隠ししているので、気兼ねなく利用できます。

天井の梁や木の格子、木製キャビネット付きのシステムキッチンなど、木の質感が感じられる落ち着いた雰囲気のLDKです。

(3)木の質感が漂うモダンなキッチン

上の写真はリフォーム後のキッチンです。
天井に張った木材とフロアが木の質感を感じさせ、温かみのある雰囲気を演出しています。
対面式の白いシステムキッチンを設置して、おしゃれな空間にまとめました。
収納キャビネットは使いやすい引き出しタイプなので、食器やストック食品の置き場所には困りません。常に片付いてスッキリとした状態をキープできます。

システムキッチンの裏側は収納キャビネットになっており、ダイニングに面しています。(上の写真)
キッチンの天井や柱と同じ色味の木製キャビネットで、温かみのある雰囲気にまとめました。

(4)スタイリッシュで清潔なトイレ

コンパクトなタンクレストイレを設置して、床にはマーブル状のおしゃれなクッションフロアを貼りました。壁にはリーフ模様の白い壁紙を施工して、落ち着いた大人の雰囲気に仕上げています。

収納付きの洗面化粧台を設けたので、トイレ関連の備品もきちんと収納できるのも良い点です。広さも確保してゆったりとくつろげるスタイリッシュなトイレが完成しました。
手すりを付けたので、高齢になっても安心して利用できます。

(5)ゆったりとくつろげる広めのバスルーム

お風呂場もかなり老朽化していたため、最新機能を持つ大型のシステムバスを採用しました。ペパーミントブルーのパネルが爽やかな雰囲気を与えてくれます。
バスタブは足を伸ばしてリラックスできるように、大きめのタイプを選びました。
1日の疲れをゆっくりと癒せる素敵なバスルームです。

洗面室にはフロアのコーディネートと統一した、木目調パネルの洗面化粧台を設置しました。三面鏡の裏側も収納になっているため、美容グッズなどもたっぷりと収納できます。
引き出しタイプなので、日用品のストックも出し入れが簡単です。

4.リフォーム後の暮らしの変化

T様にリフォーム後の暮らしの変化について尋ねてみましたところ、以下のようなご回答をいただきましたのでご紹介します。

  • 水回りが近接していて生活動線が良い
  • 広々として快適に過ごせる

建物の正面から見て右側はT様のプライベートスペースであり、LDKや寝室、トイレ、バスルームなど、生活に必要なすべてのスペースが集約された間取りです。

水回りとリビングが近いので生活動線が良く、こちらのスペースだけで日常生活が事足ります。トイレはリビングと寝室の両方から近いので、老後になっても生活しやすいのがメリットです。

また、壁を抜いて2部屋を一間続きのリビングにするなど、各部屋を開放的な広い空間に仕上げることで、ゆったりとくつろげる住まいが完成しました。
赴任先のインドネシアから持ち帰ってきた、アジアンテイストのおしゃれな家具が映えるお部屋となっています。

5.住友林業のリフォームについて

T様が当社にリフォームをご依頼されたきっかけなどについてお伺いいたしました。

(1)住友林業ホームテックを選んだ理由

横浜在住のT様は、近所で素敵なおうちが建てられたときに、どこのハウスメーカーなのかを尋ねたら「住友林業」というケースがよくあったそうです。そのため、リフォームをする際には当初から当社のことが念頭にありました。

最終的に当社ともう1社の2社に見積りを依頼したところ、当社が提案したプランの方を気に入っていただき、リフォームをお任せいただいております。

(2)住友林業ホームテックの対応

リフォーム工事に際しての当社の対応についてお伺いをしたところ、以下のようなご回答をいただきました。

  • 丁寧に施工してもらえた
  • 仕上がりに満足している

T様にとって大切なご実家であったため、リフォームをする際にはさまざまなご要望をいただきました。
ご両親との思い出を感じられる和室の面影はそのままにしながらも、セカンドライフを快適に過ごせる間取りにしています。

以前はゲストルームとして使用していた奥の部屋を、ご主人の書斎や、絵を描くことを趣味とされる奥様のアトリエにするなど、「趣味のお部屋」として有効活用できるように仕上げました。

セカンドライフを優雅にかつ快適に過ごしていただけます。

6.まとめ

今回は築40年の木造住宅を、「セカンドライフを快適に過ごせる家」のリフォームに成功した、群馬県高崎市のT様の事例について詳しくご紹介をさせていただきました。

今回のリフォームにより、海外生活が長かったT様にもご満足いただける、スタイリッシュで快適な住まいが実現しています。同時に、ご両親から受け継いだ本格的な和室も美しく再生されました。新しく生まれ変わったこだわりの住宅で、セカンドライフを活き活きと楽しく過ごされるでしょう。