高齢の両親が暮らす住まいを大胆リフォーム 友人を招きたくなるこだわりの住まい

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ライフスタイルが変わると、家に求めるものは変わります。
「お子様が小さなころに使用していた部屋が物置状態になる」「使わない部屋ができてしまう」ということもあるのではないでしょうか。
ライフスタイルの変化に合わせて、間取りも変えていくことが必要なのかもしれません。

今回は、高齢のご両親が暮らす住まいをリフォームされ、機能的でデザイン性の高い住まいを手に入れたお客様の事例をご紹介します。
是非参考にして下さい。

1.リフォームのきっかけ

ここではK様がリフォームを決断された理由をご紹介をします。

(1)デッドスペースの多い使い勝手の悪い住まい

かつては大人数の来客があったK様のお住まいですが、時とともに使用しなくなり、四間続きの和室が完全なデッドスペースと化していました。
また、リビングは愛犬の居場所となっていて、来客があった際にもお客様を通すことができなかったといいます。

我慢できないわけではないけれど、ちょっとしたストレスが積み重なっていたそうです。

(2)アンケートをきっかけに

多少の関心はあるものの、具体的にリフォームを検討していませんでした。
そんな折、あるイベントでのアンケートをきっかけに当社の提案を受けられることになります。

「当初は今後の参考程度に考えていたのですが、設計書などを見ていくうちに、両親が乗り気になっていったんです。やはり暮らしにくさを感じていたんだと思います。」

K様ご夫婦はご両親の住まいの裏に家を建てられていたこともあり、差し迫ってリフォームをする必要はないと考えられていましたが、ご両親の希望を叶えたいという思いもありました。

ご両親が住みやすい家で暮らせるならと、リフォームを決断されたのです。

2.リフォームでのこだわりポイント

K様は今回のリフォームで「使い勝手の良い間取り」「収納力の向上」「デザイン性の高い住まい」を希望されました。
ここでは、K様が特にこだわったポイントについてご紹介をします。

(1)オリジナル素材を活かした機能的な住まい

なぐり床・プライムウッド・フラットシーリングなど、住友林業ホームテックオリジナル内装材をふんだんに使用しました。
暗く寒かったというお悩みも、間取りの工夫や床暖房の採用などで解決しています。

また、1年前に施工したユニットバスはそのまま残してのリフォームだったため、間取りも工夫しました。

以前から導入されていた太陽光発電装置パネルを12枚追加しており、売電量も上がったとのことです。

(2)たっぷりと光を取り込む爽やかなLDK

光の入り具合が悪く、暗かったリビングが見違えるほどの変貌を遂げました。

陽を遮っていた既存サンルームを、ウッドデッキを残して撤去し、新設したサンルーム側の窓から太陽光がたっぷりと差し込むリビングです。
トップライトが上から光をもたらしてくれるので、明るく爽やかな空間となりました。

木質感を大切にしたダイニングは、ご両親が利用しやすいよう扉を引戸としました。
床暖房を採用しているので暖かく、エコカラット壁の調湿・脱臭効果で快適に寛ぐことができます。

(3)LDKをあたたかく照らすサンルーム

既存のサンルームはLDKへの陽当りを妨げており、利用しやすい位置にありませんでした。
そこで場所を移動して新設し、リビング側に採光用のスリット窓を設けています。
扉を閉めれば中が見えないため、プライバシーにも配慮しました。
洗濯物を干せる広さもあり、陽当たりのよさを十分に活用できる便利な空間です。

3.【部位別】リフォームの内容

ここでは更に細かく、K様のご自宅のこだわりポイントをご紹介します。

(1)吹き抜けが開放的なすっきりとした玄関

眼前に階段が迫っている圧迫感があり、暗い印象だったという玄関も、見事に生まれ変わりました。
階段を移動して吹き抜けを造り土間を広げたことで、明るさと開放感のある空間となっています。

上がり框を二段にし、手すりも設置しているので、安全に利用できるようになりました。
収納も上下にたっぷりと設けているので、靴が入り切らないという心配もありません。

木のぬくもりが上品で美しい、すっきりとした玄関です。

(2)生活感を感じさせない開放的なキッチン

以前はL字型で食卓から丸見えになるうえ、リビングと仕切られていて暗かったというキッチン。
「開放的で生活感を感じさせない空間にしたい」というご要望を叶えるべく、対面式キッチンを採用しています。

対面式にすることで会話を楽しみながら作業できるうえ、手元が隠れるので雑然とした生活感を抑えられるようになりました。

収納もたっぷりと用意しており、片付けも楽ちんです。
広々と開放的でモダンなキッチンとなりました。

(3)白基調が「キレイ」を保つ意識を生む洗面脱衣室

LDKと廊下で隔てられていた洗面脱衣室は、廊下を撤去し直接LDKから移動できるよう設計しました。
無駄な移動を省きつつ、隣接しているLDKからのぬくもりを感じることができる空間です。

白を基調としているため室内が明るく、常にキレイな状態を保つ意識が芽生えます。
収納力も向上し、より利便性が高い洗面脱衣室となりました。

(4)アクセントクロスが高さを演出するモダンなトイレ

縦線のアクセントクロスで高さを出し、透光性のあるドアを採用したモダンなトイレです。
収納も備えており、生活感を隠すことができます。

以前は応接室からトイレへ行く際に居住スペースを通らなければならなかったため、位置を大幅に移動しお客様が生活空間を通らずに移動できるよう工夫しました。

4.リフォーム後の暮らしの変化

K様にリフォーム後の暮らしの変化について尋ねてみましたところ、以下のようなご回答をいただきました。

  • 家全体が明るくなったように思う。特にLDKはとても暖かく、明るくなった。
  • サンルームを移動したことで、洗濯物が干しやすい。扉を閉めれば中が見えないので、生活感も感じにくいと思う。
  • リビング横にできた予備の部屋やサンルームのおかげで、洗濯物や愛犬の問題が解決した。お客様をリビングに通せるようになって嬉しい。
  • キッチンが対面式になったので、LD側から手元が隠れ、雑然としたところが見えなくなった。動線もよく収納もたっぷりあるので大変使い勝手が良い。
  • 要所要所に収納を設けたがとても便利。家をキレイに保てる。
  • 太陽光発電パネルを増やしたが、予想以上に売電量が上がった。
  • 使われていない部屋がなくなり、間取りを見直して使いやすくなった。
  • 両親も暮らしやすい家になったと大変喜んでいる。自分たちもLDKでの団らんの時間が増えた。
  • 独立した息子たちも家を見て「オシャレな家になった」と驚いていた。

他にも多くのお褒めの言葉をいただき、K様ご家族にも大変お喜びいただいています。

5.住友林業のリフォームについて

ここではK様が当社にリフォームを依頼されたきっかけなどについてお伺いしました。

(1)住友林業ホームテックを選んだ理由

あるイベントで答えた当社のアンケートをきっかけにリフォームを検討されるようになったK様。
設計書をご覧になり、デザインや間取りを気に入ってくださったそうです。
ご両親が暮らしやすい家になることをイメージできたことが決め手となり、当社をお選びいただくことができました。

(2)住友林業ホームテックの対応

「これまでに感じていた小さなストレスがすべて無くなり、とても暮らしやすい家になったことがとても嬉しいです。両親も喜んでおり、今後の老後の生活にも不安がなくなりました。」と、大変ご満足いただいております。

6.まとめ

今回は高齢のご両親が暮らす住まいをリフォームし、人を招きたくなる快適でモダンな住まいを手に入れた、K様の事例をご紹介させていただきました。
上品で美しく使い勝手の良い、こだわりの住まいです。
K様ご家族が今後の人生を過ごす、大切な住まい造りに貢献できたことが大変光栄です。
この度は当社をお選びいただき、ありがとうございました。