リフォームで家をクラブハウス化　みんなが集える住まいへ

お子様が独立後、夫婦二人のこれからの人生がスタートするとなった時、貴方ならどんなことを始めたいと思うでしょうか。
様々な選択肢がある中で、「住まいのリフォーム」を挙げる方も少なくありません。
夫婦水入らずの時間を過ごすだけでなく、お子様がお孫様を連れて集える、そんな暖かな家に住むことが出来たらとても素敵ですね。
そこで今回は、お子様の独立を機にご自宅を大胆リフォームされ、クラブハウスのような住まいを実現されたお客様の事例をご紹介します。

1.リフォームのきっかけ
2.リフォームでのこだわりポイント
3.【部位別】リフォームの内容
4.リフォーム後の暮らしの変化
5.住友林業のリフォームについて
6.まとめ

1.リフォームのきっかけ

ここではB様がリフォームを決断された理由をご紹介をします。

（1）お子様の独立

3人のお子様がそれぞれ独立され、夫婦二人暮らしとなったB様。
お子様はお近くにお住まいなので、誕生日など年に何度か家に集まることはありますが泊まる部屋はなかったといいます。
せっかくのお祝いの席なのに、B様がお酒を控え車で送迎するしかなく、残念に思っていたそうです。
せっかくならお子様みんなが宿泊できる部屋を用意したいと、リフォームを考えるようになりました。

（2）キッチンとリビングが別部屋にある使い勝手の悪い間取り

リフォーム前のお住まいはキッチンとリビングが独立した間取りでした。
家族の集まりで忙しく働く奥様を手伝おうにも、間取りの関係で手伝いづらかったそうです。
「せっかくなら、キッチンとリビングを一体にして、みんなで楽しめるようにしたかったんです。」
とB様は振り返ります。

（3）老後を見据えた生活へ

築24年の住まいはお風呂がタイル張りで、特に冬場の寒さが厳しかったとのこと。
そのほか、特に水回りの設備も老朽化していました。
老後を見据え不便なく暮らせるように、リフォームを考えるようになったそうです。

上記のような理由から、B様は大胆な全面改築を決断されたのでした。

2.リフォームでのこだわりポイント

B様は今回のリフォームで「人が集えるクラブハウスのような間取り」「断熱性の向上」「収納力の高さ」を希望されました。
ここでは、B様が特にこだわったポイントについてご紹介をします。

（1）家族が集まっても十分に広い30帖以上のLDK

「家族みんなが集まっても、みんなで楽しく過ごせるクラブハウスのようなLDKを希望していました。」
とB様は振り返ります。
このご希望を叶えるべく、以前は孤立していたLDKを一体化させ、30帖以上の大空間を実現しました。

「先日、孫が誕生したお祝いに親戚など12人が家に集まったのですが、みんなで快適に過ごすことができました。」
とB様にも大変ご満足いただいています。

またリビングとダイニングの間に連動引戸を取り付け、リビングを独立空間に出来るよう設計しました。
TPOに合わせて様々な変化を楽しめる、まさに「集えるLDK」です。

（2）みんなで楽しく料理ができるアイランド型キッチン

以前はキッチンとリビングが独立しており、奥様の作業を手伝いづらかったといいます。
せっかく家族みんなが集まっていても、奥様は一人で作業するしかありませんでした。
そこでB様のアイディアでアイランド型キッチンを採用しています。

「退職後に参加した地域の料理教室でアイランド型のキッチンを使う機会があったんです。
大勢でも使いやすいので、リフォームをするならこのタイプにしたいと思いました。動線がよく、どこからでも手伝えるので、気軽に妻と料理をすることができるようになりました。」とB様。
お子様が集まる機会でも、みんなで楽しく作業ができるようなキッチンです。

また、キッチン奥にある勝手口の動線も整理しています。リフォーム前は収納がなく、床に物があふれかえっており、勝手口を利用することは滅多になかったそうです。
しかし今回のリフォームで収納をたっぷりと用意したため、勝手口から家に入りやすくなりました。
勝手口を利用するようになってからは、玄関に普段履きの靴を置かなくなり、いつお客様が来ても恥ずかしくないスッキリとした玄関になったとのことです。

（3）断熱性の高い住み心地の良い住まいへ

「夏には太陽光があたり、熱がこもって夜眠れないほど暑かった2階の部屋をどうにかしたいと思っていました。」とB様は語ります。
そこで、日差しを遮りながら風を通す電動ブラインドとオイレスシャッターを採用しました。
2階の西側の窓と1階のリビング、ダイニングの南側に設置しています。

「期待通り夏の暑さを防ぐことができ、非常に満足しています。エアコンを最新型にしたり照明をLEDにしたことも影響していると思いますが、電動ブラインドとオイレスシャッターのおかげで電気代がかなり安くなりました。」とB様。
大変ご満足いただいており、他の部屋にもオイレスシャッターを付けることを検討しているそうです。

3.【部位別】リフォームの内容

ここでは更に細かく、B様のご自宅のこだわりポイントをご紹介します。

（1）5.1chサラウンドシステム搭載のモダンなリビング

収納をたっぷりと確保したリビングには、一つ仕掛けがあります。
テレビボードの両サイドに余ったスペースを、5.1chサラウンドのスピーカーを配線し、贅沢に映像を楽しめる空間を造ったのです。
B様ご自身のアイディアが満載の、こだわりのリビングとなりました。

（2）あると便利なキッチンのコルクボード

キッチンの壁には大きなコルクボードを付けました。
思い出の写真やカレンダー、メモなどを貼り付けることができ、とても重宝されているそうです。

（3）1ルームにも個別空間にもなる和室

「子どもたちが使っていた部屋を有効に活用したいと思っていました。」とB様は振り返ります。
そこで、和室2部屋と洋室は間取りを変えて2部屋にリフォームしました。
新設の和室と洋室間の間仕切りを開ければ広い1ルームに、閉じれば独立空間としてゲストルームになるよう工夫しています。
和室には風情ある掘りごたつを備えており、お子様やご友人が宿泊する際にも、よりゆったりと寛ぐことができそうです。

（4）木の質感と深い色合いがシックな洗面脱衣室

特に水回りの設備を新しくしたいと思っていたというB様。
そこで機能性とシックな雰囲気が両立する洗面室を造りました。
白の洗面ボウルとマッチするよう、キャビネットは深い色合いの木質感ある素材を選んでいます。
コスメやリネン類もスッキリとしまえるよう設計しており、収納力の高さもポイントです。

（5）テレビも楽しめる充実のバスルーム

リフォーム前はタイル張りでとても寒かったというバスルームが、暖かく使い勝手のいい空間に生まれ変わりました。
淡い色合いが爽やかなユニットバスに交換し、足を伸ばせる大型浴槽も採用しています。
大きな開口が心地よい解放感をもたらす、心から寛げるバスルームです。
湯船につかりながら好きな番組を見られるよう、浴室テレビも備え付けています。

（6）クールでスタイリッシュなトイレ

設備やクロスが老朽化していたというトイレも、都会的な雰囲気に変身しました。
スクエア型の手洗器を設置したキャビネットは、収納力も抜群です。
モダンなフォルムのタンクレストイレが、さらにスタイリッシュな空間を演出しています。

4.リフォーム後の暮らしの変化

B様にリフォーム後の暮らしの変化について尋ねてみましたところ、以下のようなご回答をいただきました。

キッチンの動線が整理され、みんなで作業しやすくなってとてもいい。「集える家」「家のクラブハウス化」にぴったりで、大変満足している。
LDKが期待通り、みんなで集まって楽しめるスペースになった。先日のホームパーティーでも快適に過ごすことができた。
以前は家族が泊まりに来ても、お酒を控えて送迎しなくてはならなかったが、ゲストルームができたことで心から楽しむことができるようになった。
熱がこもって暑かった2階の部屋が改善された。電気代も安くなりとても良かった。
2階の書斎が広く快適。
キッチンの壁のコルクボードが非常に便利で重宝している。
キッチンの動線が整理され収納が増えたことで勝手口が使えるようになった。
勝手口を利用するようなってから、玄関に普段履きの靴を置かなくなったのでスッキリとしている。
造作家具は入れるものに合わせて造ってもらったので、非常に使い勝手がいい。
特に冬場は寒くて仕方なかった風呂場がとても暖かい空間になった。テレビを見られるのも良い。
セコムを入れたので安全性も向上して安心。

他にも多くのお褒めの言葉をいただき、大変お喜びいただいています。
住まいを建設中のお子様も、今回のリフォームを参考にしているのだとか。
ご家族だけでなく、ご近所の方やご友人からもお褒めの言葉をいただくそうです。

5.住友林業のリフォームについて

ここではB様が当社にリフォームをご依頼されたきっかけなどについてお伺いしました。

（1）住友林業ホームテックを選んだ理由

今回リフォームされた住まいは、住友林業が担当していた住まいでした。
リフォームをするなら間取りなどをすべて把握しており、耐震補強についても万全の態勢で臨んでくれる会社がいいと思っていたというB様。
そこで住友林業の系列会社である当社に、リフォームをご依頼くださったそうです。

（2）住友林業ホームテックの対応

「希望する「集う家」「家のクラブハウス化」が実現できて大変満足しています。」とB様は語ります。
B様のご要望は非常に明確で、時には自ら調べられアイディアを出されることもあったそうです。
インテリアコーディネーターもチームに加わり、B様と細部までご相談しながら、トータルにご要望にお応えすることができました。