限られたスペースもリフォームで有効活用 光差し込むゆとりある住まいを実現

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皆さんは定年退職後、どのような暮らしを思い描いているでしょうか。
趣味に時間をかけるもよし、旅行に行くもよし。自分の好きなことに好きなだけ時間を費やすことができるのは、とても素敵なことです。
しかし、楽しい時間を過ごすことができるのは落ち着いて寛げる空間が確保されているからかもしれません。
お子様が独立され、夫婦水入らずの時間を過ごすとき、住まいが快適なものであれば老後の生活がさらに充実したものになるのではないでしょうか。
そこで今回は、定年退職を機に手狭だと感じられていたご自宅をリフォームされ、光差し込むゆとりある住まいに大改造されたお客様の事例をご紹介します。

1.リフォームのきっかけ

ここではI様がリフォームを決断された理由をご紹介をします。

(1)I様の定年退職

I様が現役でお仕事をされていた時、自宅は店舗併用住宅として奥様がお茶屋さんを営んでいました。
しかし主人の定年を機に、今後の生活を見据えてリフォームを検討するようになったそうです。
「店舗部分も住宅に取り込み、老後の暮らしに備えて使い勝手のいい住まいに暮らしたいと思うようになりました。」とI様は振り返ります。

(2)住まいの老朽化

築35年の建物は次第に様々な部分が老朽化していきました。
雨漏りや床の隆起などもあったうえ、水回りの設備は特に老朽化が進んでおり、外観の古めかしさも気になっていたといいます。
リフォームをするなら、全面的に直したいと感じていたそうです。

(3)敷地の狭さを上手く改善したい

I様のお住まいは敷地が狭く、建物が隣接しているうえ道路にも面していて、光が入りにくい状態でした。
また、プライバシーの確保が難しい点も改善したいと思っていたそうです。

上記のような理由から、I様は大胆なリフォームを決断されたのでした。

2.リフォームでのこだわりポイント

I様は今回のリフォームで「狭い敷地の有効活用」「老朽化対策」「プライバシー性の向上」を希望されました。
ここでは、I様が特にこだわったポイントについてご紹介をします。

(1)敷地を広く感じさせるような解放感

限定された空間をいかにして開放感ある空間へと変貌させるかが、今回のリフォームの鍵でした。
そこで、2階の寝室には吹抜とロフトを設け、高さを利用した開放的な空間になるよう設計しています。
そのできあがりにはI様も感嘆され、大変ご満足いただくことができました。
軽快感のある明るい木を床に使用し、随所に用いたアクセントクロスで空間にメリハリを与えてるのもポイントです。

(2)家中に光が差し込むあたたかな住まいへ

敷地が狭く建物が隣接しているため、光が届きにくかったI様の住まい。
この問題を改善するべく、窓を大きくとり天井からの採光を工夫するなど、光が家全体に届く住まいとなるよう工夫しました。

(3)プライバシーの確保も忘れずに

I様のお住まいは道路に面しているため、プライバシーの確保も重要でした。
窓の形状や位置に気を配り、洗濯物などが目立たないようにしています。
「細かいところにまで配慮してくださり、とても満足しています。」とI様からもお喜びの声をいただくことができました。

3.【部位別】リフォームの内容

ここでは更に細かく、I様のご自宅のこだわりポイントをご紹介します。

(1)個性とシンプルさが共存するモダンな外観

「外装の古めかしさがずっと気になっていました。」とI様。
そこで、外壁の一部にアクセントとなる色を用い、個性あるモダンな佇まいが生まれました。
屋根やサイディングを張り替え、断熱性の高いサッシに取り替えるなど、快適性も格段に向上しています。

(2)LDを見渡せる使い勝手の良いキッチン

リフォーム前は壁付けのタイプで、使い勝手が悪かったキッチン。
そこで、LDを見渡せる対面カウンタースタイルに大改造しました。
動線に配慮したレイアウトになるよう設計しているので、作業もスムーズに進みます。

「以前は仕事をしていることもあり外食ばかりでしたが、リフォーム後は自宅で食事をすることが多くなりました。以前よりも明るくて広くなったので、本当に使いやすくとても満足しています。」と奥様からも大変好評です。

(3)シックな洗面脱衣室も新設

以前は洗面脱衣室がなく、入浴の際も不便だったというI様。
そこで新たに洗面脱衣室を設け、毎日快適に入浴できるよう工夫しました。
リフォームのテーマカラーである白と茶の2カラーでコーディネートし、優雅な雰囲気を演出することに成功しています。

(4)階段下のスペースを有効活用したトイレ

狭い敷地を広く見せられるよう、無駄なスペースが出来ないように設計しています。
結果的に階段下のスペースにトイレを設置することによって、空間を有効活用することに成功しました。
老朽化した設備も全て一新し、シンプルなフォルムのタンクレストイレを設置しています。
白と茶を基調に、壁面には淡い柄が浮かぶアクセントクロスを採用した点も特徴的です。

4.リフォーム後の暮らしの変化

I様にリフォーム後の暮らしの変化について尋ねてみましたところ、以下のようなご回答をいただきました。

  • ロフトや吹き抜けを造ったことで、狭かった家が見違えるように開放的になった。
  • 家の前後からしか光が入らなかったのだが、窓を大きくとったおかげで光が家中に差し込む。大変満足。
  • 以前は狭くて暗く使いにくかったキッチンがとても使いやすくなった。家で食事をすることが増えた。
  • 階段下や横の部分の床の間風のスペースや飾り棚が大変気に入っている。花が好きでよく摘んで帰るので、飾るのがとても楽しみ。
  • 飾り棚にはコーヒーカップやお猪口、とっくりなど、趣味で集めたものを飾れる。
  • 独立した息子が家を見て大変感動していた。以前は帰省してもリビングで寛いだりお風呂に入ったりすることもなかったが、今後はゆっくりと過ごせそうだと言ってくれた。家に帰るのを楽しみにしてくれており、大変うれしい。
  • ご近所の皆さんにはまだお見せしていないので、これからどのような感想をいただけるのかわくわくしている。

他にも多くのお褒めの言葉をいただき、大変お喜びいただいています。
I様が希望する開放感あるゆとりある住まいを完成させることができました。

5.住友林業のリフォームについて

ここではI様が当社にリフォームをご依頼されたきっかけなどについてお伺いしました。

(1)住友林業ホームテックを選んだ理由

I様のお住まいは三軒長屋の一角にあるため、リフォームをするなら近隣の方の協力も必要でした。
そこでお隣にお住まいのご近所さんと一緒にリフォームを検討され、当初は近所の工務店に依頼されたそうです。
ところが、その工務店では2軒同時にリフォームをするのは難しいと断られてしまったとのこと。仕方なく住宅展示場を回り、当社を見つけてくださったのです。

「住友林業ホームテックさんを含め2社からプランをもらい、地盤調査もしていただきました。住友林業ホームテックさんの調査結果は非常にしっかりとしており、その段階で安心感が生まれました。また縦に解放感を出すというプランが非常に気に入り、プランを見てすぐ住友林業ホームテックさんにお願いすると決めたんです。」とI様からお褒めの言葉をいただくことができました。

(2)住友林業ホームテックの対応

「実現できないと思っていた吹き抜けが完成し、大変感動しています。息子二人は独立しているので、私たち夫婦の今後20年を考えようと話し合ったんです。」とI様は語ります。
吹き抜けの空間が開放的で、窓から入るあたたかな光が更に住まいの心地よさを増幅させています。
I様ご夫婦だけでなく、ご子息からも大変好評となった住まいとなりました。

6.まとめ

今回は狭い敷地を有効活用して「ゆとりある住まい」を手に入れられた、横浜市のI様のリフォーム事例についてご紹介させていただきました。

無駄なスペースを造ることなく、動線をしっかりと考えた暮らしやすい住まいを作ることができました。 I様ご夫婦だけでなく、ご子息にも大変ご満足いただくことができ光栄です。
I様ご家族が新しい住まいで寛ぎの時間を過ごされることを願い、結びたいと思います。
この度は当社をお選びいただきありがとうございました。