見晴らしが良い2階に生活空間を|夫婦二人暮らしの理想的な間取りにリフォーム
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神奈川県横浜市にお住まいのS様は、築32年の木造戸建て住宅に夫婦2人で暮らしています。お子さんが独立してライフスタイルが変わったため、夫婦二人での生活に合った間取りにしたいと考えていました。
今回は「夫婦二人暮らしの理想的な間取り」に成功した事例として、ご紹介をさせていただきます。ぜひ参考にしてください。
1.リフォームのきっかけ
ここではS様が築32年の木造戸建て住宅を、リフォームすることになったきっかけについてご紹介します。
(1)子供が独立して夫婦二人での暮らしに
S様には二人のお子さんがいますが、それぞれ結婚をして独立したため、夫婦二人で生活をされています。今まではお子さんを優先にした生活でしたが、現在は夫婦二人+愛犬のノーフォークテリア1匹というコンパクトな家族構成です。そのため、これからは夫婦二人で快適に暮らせる間取りに変えたいと考えていました。
しかし、娘さんがそれぞれのご家族を連れて遊びに来ることも多いので、大勢が集まってもきちんと対応できるスペースを用意することも必要です。今回のリフォームでは、夫婦二人が暮らしやすい間取りにするだけでなく、お客様がたくさん集まってもゆったりと過ごせるスペースを設けています。
(2)生活動線を良くしたい
32年前に建てられた家なので、間取りが現在のライフスタイルに合っていないのも問題でした。階段が廊下にあるため、冬になると2階に行くときがとても寒く、お風呂場もリビングから遠かったので、将来的にヒートショックが心配だったそうです。
また、S様はお子さんと同居していないため、ある程度の年齢になっても夫婦二人だけで不自由なく暮らせる生活動線が必要でした。今回のリフォームでは、2階だけで普段の生活が完結できるように、「キッチン」「リビング」「トイレ」「寝室」を集約して設置しています。1階ではバスルームも一新しましたが2階にシャワールームも新しく設けたので、わざわざ1階に行かなくても体を清潔に保てます。
2.リフォームでのこだわりポイント
S様がリフォームする際に、特にこだわりたいポイントであげられたのは、おもに以下の2点です。
- 和モダンな雰囲気を取り入れたい
- ゆったりとした間取りでバリアフリーにしたい
順にご紹介していきましょう。
(1)和モダンな雰囲気を取り入れたい
S様はインテリアに「和モダン」を取り入れることを希望されていました。
上記の写真はリフォーム後の1階スペースです。お客様がいらしたときにくつろげる場所として設けています。白を基調とした明るい雰囲気のお部屋です。
窓には障子を設置し、アンティーク調の和ダンスを入れ込んで、和モダンな雰囲気に仕上げました。
左手にある吊り収納の下は防水仕様の床にして、娘さんご家族が愛犬を連れてくるときのケージ置き場にしています。汚れてもサッと拭けるので、気兼ねなく置けるのがメリットです。
(2)ゆったりとした間取りでバリアフリーにしたい
上記の写真は普段使用している2階の居住スペースです。
キッチン・ダイニング・リビングを集約して使いやすくしました。
段差のないゆったりとした間取りなので、年配になっても安心して暮らせます。
以前、こちらの部屋の窓は出窓でしたが、普通の窓に変更して障子を設置しました。 障子は引き戸タイプなので、開け閉めがラクになったと喜んでいただいております。
3.【部位別】リフォームの内容
ここでは築32年の木造住宅が、どのように快適なお住まいに仕上がったのかについてご紹介します。
(1)街並みに合ったシンプルな外観
横浜市の閑静な住宅街にあるS様宅は、白い外壁が特徴のシンプルな住宅です。
2階の出窓や戸袋をなくしたので、すっきりとした印象になりました。
また、以前の外壁は凹凸があり、湿気やほこりがたまりやすい仕様でしたが、今回のリフォームでは、屋根の葺き替えと併せて外壁もきれいに塗り直しています。
(2)大勢で集えるアイランドキッチン
上記の写真は1階にある来客用のキッチンです。
娘さんご家族とわいわい賑やかに料理できるアイランドキッチンを設置しました。
壁側には作業台を設けているので、段取りよく大人数の料理を作れます。
勝手口はパントリーの中に設置したので、冷気が直接部屋に流れ込まないように工夫しました。以前はキッチンに直接勝手口が設置されていたので、冬になると冷気が部屋の中に入るのが悩みでしたが、現在はそのような心配はいりません。
普段二人で暮らしている2階のキッチンはコンパクトなタイプなので、日々のお手入れがラクなのがメリットです。(上の写真)IH式のコンロなので、汚れてもサッと拭くだけできれいになります。
流し台の上に電子レンジを設置するなど、空いている空間を有効活用しています。
(3)高級感のある広々としたトイレ
こちらは1階にある来客用のトイレです。
大理石調の床と薄いグレーの壁をコーディネートして、高級感を演出しています。
勝手口を移動してタンクレストイレを採用し、広々としたスペースを取りました。
洗面台を取り付けたので、トイレ内ですべてが事足ります。2階にある普段使いのトイレにはパネルヒーターを設置して、冬の寒さに備えています。
(4)ゆったりとくつろげる憩いのバスルーム
大きめの浴槽を設置している広々としたバスルームです。
暖房乾燥機を設置したので、雨の日でも洗濯物を乾かせます。
手すりを2か所付けて、高齢になっても安全に入れるようにしました。
浴槽内にベンチのような台座があるので、半身浴もゆっくり楽しめます。
将来的に足腰が弱くなったときにも、腰に負担をかけずに入浴ができるのも良い点です。
上の写真はリフォーム後の洗面脱衣室です。
洗面台の周辺に棚を取り付けて収納力をアップしました。
こちらの洗面脱衣室は、廊下側と暖かいLDK側の両方から入れるので、冬の寒い日でもお風呂に入るのが辛くありません。湯冷めの心配もなく、ゆっくりとバスタイムを楽しめます。
(5)お客様を明るく迎えられる玄関
白を基調にした明るい雰囲気の広々とした玄関です。
以前の住宅の洗面所や玄関ポーチの部分を拡張して、1.5倍ほど広い面積にしました。
S様宅の玄関は門の入り口から奥まった場所にあるため、やや暗めなのが難点です。
今回のリフォームでは、採光を良くするために吊り収納の下に間接照明を設置したり、スリットガラスのドアを採用したりして、明るい光が差し込むようにしています。
4.リフォーム後の暮らしの変化
S様にリフォーム後の暮らしの変化について尋ねてみましたところ、以下のようなご回答をいただきましたのでご紹介します。
- 2階がメインの生活スペースになった
- 断熱性が向上し暖かくなった
以前は1階をメインの生活スペースにしていましたが、夫婦二人でのコンパクトな暮らしになったので、日当たりの良い2階をおもな居住空間としました。2階で生活のすべてができるように、キッチンやトイレなどの水回りや寝室、リビングなどをすべて完備しています。
耐熱性能もアップさせ床暖房も設置したので、冬でも暖かく過ごせるようになりました。生活動線が良いため、家事がしやすいのもメリットです。
5.住友林業のリフォームについて
S様が当社にリフォームをご依頼されたきっかけなどについてお伺いいたしました。
(1)住友林業ホームテックを選んだ理由
S様は横浜の住宅展示場で住友林業のモデルハウスを気に入ったので、同じグループ会社である住友林業ホームテックに見積りを依頼しました。最初は当社を含む3社で検討しています。
前回、他社でフローリングのリフォームをした際に、材質が良くなかったようで傷みが目立ってしまったそうです。今度は良い材質の木材を使用したいと思っていたため、「木の家のリフォーム」で定評がある当社を選んでいただいております。S様は手持ちの木製家具を大切にされており、今回のリフォームでは、既存の家具の味わいも活かせる仕上がりとなっています。
(2)住友林業ホームテックの対応
リフォーム工事に際しての当社の対応についてお伺いをしたところ、以下のようなご回答をいただきました。
- スタッフと上手くコミュニケーションが取れた
- 要望に対して必ず解決策を提案してくれる
営業と工事監督との連携が取れていて、どちらかに言えばS様のご要望がきちんと反映されたと喜んでいただきました。
また、S様が話したことは必ずメモを取って、何かしらの解決策をご提案したことを高く評価していただいております。
当社は豊富な実績を基にした「提案力の高さ」でも定評があるハウスメーカーであり、日頃からお客様に満足していただけるご提案をさせていただくことをポリシーとしております。
6.まとめ
今回は築32年の木造戸建て住宅を、「夫婦二人での暮らしやすい間取り」のリフォームに成功した、神奈川県横浜市のS様の事例について詳しくご紹介をさせていただきました。
S様は普段、夫婦二人でゆっくりと生活をしていますが、娘さんご家族がよく遊びに来られるので、家族大勢で和気あいあいと楽しい時間も過ごされています。
今回のリフォームでは、みんなで集まれるスペースを1階につくったので、家族同士でゆったりと団らんを楽しめるでしょう。
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