木のプロフェッショナルが選んだリフォームは「木の温もりに包まれた家」

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栃木県鹿沼市にお住まいのF様は築38年のご自宅で現在、奥様とお二人で暮らされています。同じ敷地内には息子さん夫婦が家を建てており、敷地内同居として仲良く交流をされているご家族です。

今回は、「木の温もりに包まれた家」のリフォームに成功した事例としてご紹介をさせていただきます。

1.リフォームのきっかけ

ここではF様が築38年のご自宅を、リフォームすることになったきっかけについてご紹介します。

(1)寒いお風呂場など水回りが悩みの種

築38年ということもあり、F様宅では水回りを始めとする住宅設備が老朽化していました。
特に天井まですべてタイルで造られていたお風呂場は、冬場になると非常に寒いのが悩みの種だったのです。システムバスを導入して暖かいバスルームにすることを希望されました。

また、トイレと脱衣所が一緒だったため、トイレを使うときに誰かが入浴中であると気を遣ってしまうことにも頭を悩ませていました。特に若い人には不評だったようで、今回のリフォームではトイレと脱衣所を別にしてこの問題を解決しています。

(2)広々としたLDKにしたい

水回りをリニューアルするということで、ついでにリビング・ダイニング・キッチン(LDK)もリフォームすることになりました。キッチンの設備も老朽化していたところです。

今まではキッチンとリビングが分かれていましたが、今回のリフォームでは区切りをなくして1部屋にしています。大空間になったことで広々としたLDKへと生まれ変わりました。

2.リフォームでのこだわりポイント

F様がリフォームする際に、特にこだわりたいポイントであげられたのは以下の3点です。

  • 梁を見せた高い天井
  • 木質感のあるインテリア
  • 茶道が楽しめるリビング

順を追ってご紹介しましょう。

(1)梁を見せた高い天井

F様が特にこだわられたのは、「梁を見せたい」という点です。
F様のご職業は林業ということもあり、木の温もりを感じられる「梁」はインテリアの一部として取り入れたいとのご要望でした。

すべての梁を見せるわけでなくポイントとすることで、温もりのある雰囲気を醸しながらインテリア性も高めています。天井を高くして梁を見せることにより、ダイニングキッチンの空間が広々と開放的になりました。

(2)木質感のあるインテリア

ご職業柄、木に対して深い愛情をお持ちであるF様は、「木の質感」をインテリアに反映されることを希望されていました。

F様宅には立派な木の食器棚があり、インテリアの一部として残すことをこだわりのひとつとされていたのです。リフォーム後、ダイニングルームには食器棚を置くスペースを確保し、壁面にぴったりと納まっています。

(3)茶道が楽しめるリビング

F様の奥様は茶道を趣味とされており、お茶を立てられる空間が欲しいというご要望がありました。

とはいえ茶室を別につくるということではなく、リビングの一部を茶道ができる仕様に設計したのです。

リビングの一角に4畳半分の畳を敷くと、すぐに茶室として使えます。水屋はクローゼットの中に造ってあり、普段は一目に触れることはありません。茶道をするときにのみ「茶室」へと変化します。

3.【部位別】リフォームの内容

ここでは築38年のご自宅が、どのように快適な住宅に仕上がったのかについてご紹介します。

(1)風格のある佇まいの外観

F様邸は在来工法で建てられた築38年の和風住宅です。
ご自宅周辺は山に囲まれており、緑豊かな風景の中で風格ある佇まいを見せています。

今回のリフォームでは、思い出がある外観はそのままにして、ご夫婦お二人での生活にフィットさせるべく減築をしました。

(2)木の温もりが感じられるリビング

リビングは天井や腰壁に木材を使用し、木の温もりが感じられる室内となりました。
以前から使用しているしっかりとした造りの木の食器棚も、インテリアの一部として落ち着いた味わいを見せています。

木の天井は奥様が茶道をたしなまれるということもあり、高さを意識して設計しました。高すぎず、低すぎずのちょうどいいバランスです。テーブルやイス、テレビボードなども木材で統一することで、木の質感が漂う癒しの空間となっています。

(3)天井の梁がおしゃれなオープンキッチン

キッチンは梁を見せて天井を高くすることにより、開放感あふれる空間となりました。
白い天井と梁の木質感がおしゃれなコントラストを与えています。
システムキッチンも木目調の機器を設置し、木のイメージで統一しているのがポイントです。カウンター席があるので忙しいときには、キッチンで手軽に食事を楽しめます。

以前は暗くて区切られていたキッチンですが、リビングと一体化することにより生活動線もラクになりました。1日のほとんどの時間をこのLDKで快適に過ごせます。

(4)暖かくゆったりとしたバスルーム

タイル貼りで寒々しかったお風呂場は、保温性の高い最新式のシステムバスルームへと生まれ変わりました。室内に入ったとたん、ヒヤッとすることはありません。ヒートショック対策にも有効的です。

バスルームの壁の一部にはブラウンのパネルを使用し、家全体のインテリアカラーと統一されています。広々とした浴槽に体を横たえて一日の疲れをリフレッシュできるでしょう。

(5)最新型の機能を備えたトイレ

以前の住宅ではトイレと脱衣所が一緒ということで、家族間で気を遣ってしまうこともありました。トイレは排泄に関するデリケートな行為であり、脱衣所も個人のプライバシーに関わるスペースです。

今回のリフォームではトイレと脱衣所の入り口を別にしたので、使用する際にお互い気まずくなることはありません。毎日使用する場所ですからこれで心おきなく使えるでしょう。

トイレの床にフローリングを使用し、手洗い場のパネルは木目調にしたことで木のやさしさが伝わる空間となっています。

4.リフォーム後の暮らしの変化

F様にリフォーム後の暮らしの変化について尋ねてみましたところ、以下のようなご回答をいただきましたのでご紹介します。

  • 寒くなく過ごせると期待している
  • 部屋の中が明るくなった
  • 薪ボイラーで光熱費が節約できる

今回のリフォームでは施工時に断熱材をたっぷり入れました。北関東の冬の厳しい寒さでも、暖かく快適に過ごしていただけます。
隣りに息子さんご家族が家を建てたことにより、リビングが少し暗くなってしまいましたが、窓を大きくしたことにより部屋の中が明るくなりました。

また、山に囲まれた環境なので薪が手に入りやすく、薪ボイラーを活用しています。お風呂はスイッチ一つで薪ボイラーから自動給湯されるため、光熱費の節約も可能です。

5.住友林業のリフォームについて

F様が当社にリフォームをご依頼されたきっかけなどについてお伺いいたしました。

(1)住友林業ホームテックを選んだ理由

F様が当社を選んでくださった理由は、「リフォームするならば木を使いたい」という思いがあったことからです。

F様のご自宅が山に囲まれた環境であること、F様が林業に従事されているということから木に対するこだわりをお持ちでした。
住宅展示場にも行かれたそうですが、「木ならやはり住友林業」ということを念頭に置かれていたようです。リフォームということで、住友林業ホームテックを選んでいただきました。

(2)住友林業ホームテックの対応

リフォーム工事に際しての当社の対応についてお伺いをしたところ、以下のようなご回答を頂きました。

  • きちんと対応してもらった
  • さすが大手と思った

水回りのリフォームをおもに計画されていたF様は建て替えという考えはなく、現在の家を快適に住めるようにリフォームすることを求められていました。
F様がお困りの部分やこだわりたいポイントなどをお聞きした上で、当社の担当者が様々なプランを提示し、結果的にご満足いただけたようです。
木に関するプロフェッショナルであるF様のご期待に添えたことを、当社としましては大変うれしく思っております。

6.まとめ

今回は築38年の住宅を、木のあたたかさを感じられる快適な住宅へと生まれ変わらせた、栃木県のF様のリフォーム事例についてご紹介させていただきました。

あえて梁を見せるデザインの広々としたリビングでは、奥様の趣味である茶道も楽しめます。

木の温もりに包まれながら暮らせる素敵な家へと生まれ変わったご自宅で、これからも奥様とお二人で快適に暮らせることでしょう。

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