要介護のお母様のためにリフォーム 家族みんなが安心して暮らせるバリアフリーな住まいへ
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ご家族が要介護状態となった時に一番気になるのは、日々の生活に直結する「住まい」ではないでしょうか。
段差が多い、寒い、暗い、動線が悪い、階段が急、お風呂が狭い...。
様々な不便が生じ、介護をする方もされる方も、疲れ果ててしまうこともあると思います。
しかし、そんなお悩みもリフォームなら解決できるかもしれません。
今回は、築40年の住まいをバリアフリー化され、家族みんなが安心して暮らせる住まいを手に入れたお客様の事例をご紹介します。
ぜひ、参考にして下さい。
1.リフォームのきっかけ
ここではH様がリフォームを決断された理由をご紹介をします。
要介護状態となったお母様のために
H様ご家族は、ご両親が建てられた築40年の鉄骨長屋で、高齢のお母様と同居をしています。
徐々に住まいの老朽化が目立ってきてはいましたが、都度トイレや外壁の張り替えなど、細かなリフォームを行いながら暮らしていたそうです。
しかし、時が経つにつれ、お母様の体調も思わしくなくなっていき、とうとう要介護状態になりました。
お母様の介護をする中で、昔ながらの間取りの不便さや、階段の急さ、段差の多さなど、暮らしにくさを感じるようになります。
特に段差の多さや急な階段については、危険性を感じていたといいます。
一刻も早く安全で暮らしやすい住まいにしなければ、とリフォームを決断されたのです。
2.リフォームでのこだわりポイント
H様は今回のリフォームで「バリアフリー化」「動線の整理」「使い勝手の良い間取り」「介護のしやすさ」を希望されました。
ここでは、H様が特にこだわったポイントについてご紹介をします。
(1)介護のしやすさ お母様の暮らしやすさを考えた設計に
動線を整理し、お母様の寝室から、お風呂やトイレへの移動のしやすさを向上させました。
また、以前は各部屋が仕切られていて、デッドスペースが多かったため、回遊型の間取りに変更して家族のぬくもりを感じられるよう工夫しています。
扉はすべて引き戸を採用し、開け閉めもしやすくなりました。
常に扉を開けておくこともでき、お母様も苦労なく移動できるようになったといいます。
暗く急だった階段も、向きを変えることで勾配を緩やかにし、採光も取れるようになりました。
以前と比べ、格段に安全性が増しています。
介護をする側とされる側、両方の立場にたった、便利で快適な住まいとなりました。
(2)足が悪くても安心 バリアフリーな玄関
中々足を思うように動かせないという状況でも、出入りがしやすい玄関が完成しました。
手すりが付けられない外観側の玄関には、段差を埋めて緩やかなスロープの状態を造っています。
「玄関前でこけてしまう」というような危険を取り除くことができました。
玄関には多少の段差があるため、リビングまで続く長い手すりを設置しました。
縦横どちらの手すりもあるため、靴を脱いだ時にすぐ手すりを使って立ち上がることができ、便利です。
来客専用の動線と、家族専用の動線を造っているので、生活感を感じさせずお客様を迎え入れることができます。
機能性と安全性に配慮した、明るく清潔感のある玄関となりました。
壁にエコカラットを採用したため、脱臭効果があります。
収納も増え、靴が外に溢れることもありません。
鏡を取り付けているので、外出前に身だしなみを整えることができます。
(3) 採光・通風に優れた明るい和室
以前は暗く風通しが悪かったという和室も、見違えるように生まれ変わりました。
お母様が気持ちよく利用できるよう、採光と風通しの良さに配慮しました。
日中はライトを付けなくてもすむほど、あたたかな太陽光が降りそそぎます。
爽やかな風を感じながら、ぽかぽかとした光に包まれて、まったりと昼寝を楽しむことができそうです。
(4)ナチュラルな色合いが優しい 広々としたリビング
間取りを変更し、日当たりがよくなったリビングです。
以前は暗いトーンだったため、全体的に明るくナチュラルな色合いを使用しました。
リビングとダイニングキッチンの間には、格子の建具を造りつけています。
天井まで高さがあるため、開け放しておけば解放感があり、締めれば2部屋の仕切りにもなるので便利です。
広々とした空間で、家族みんなが集まることができる、寛ぎのリビングとなりました。
(5)IH導入で安全面にも配慮したダイニングキッチン
火事や火傷の心配がなく利用できるように、キッチンにはIHを導入しました。
収納もたっぷりと用意し、片付けも簡単です。
すぐそばにダイニングがあり、作業をしていても家族と会話を楽しむことができます。
間取りの変更により、沢山の光を取り込む、明るく安全なキッチンとなりました。
3.【部位別】リフォームの内容
ここでは更に細かく、H様のご自宅のこだわりポイントをご紹介します。
(1)乳白色が柔らかさを感じる外観
汚れが目立っていた外壁は、柔らかさを感じる乳白色の色合いに塗りなおしています。
屋内のテイストと調和がとれるよう、外壁の色合いにもこだわり抜きました。
固さと柔らかさが上手く融合した外観です。
(2)入浴しやすさを追求したバスルーム
白を基調とした爽やかなバスルームは、目が見えにくくても判断しやすいよう、浴槽に濃い色合いを採用しています。
広々としたシステムバスを導入しているので、足を伸ばしてゆっくりと湯船に浸かることができるでしょう。
手すりも各所に設置し、滑りにくいので安全です。
入浴しやすさと安全性に配慮したバスルームとなりました。
(3)木のぬくもりがアクセントとなった洗面脱衣室
木のぬくもりを感じられる空間にしたいというご要望を受け、木を使った洗面台を採用しました。
床はお手入れがしやすいよう、大理石調のフローリングを導入しています。
白を基調とした明るい雰囲気に、洗面台の木のぬくもりがアクセントとなった空間です。
(4)開け閉めも楽々 移動しやすい安心のトイレ
トイレはお母様の寝室のすぐ隣に設置し、移動のしやすさを重視しました。
引き戸を採用しており、開け閉めも楽ちんです。
お母様が利用しやすいよう手すりを各所に設置しています。
H様ご夫婦の今後の安心にも繋がることでしょう。
4.リフォーム後の暮らしの変化
H様にリフォーム後の暮らしの変化について尋ねてみましたところ、以下のようなご回答をいただきました。
- 段差や急な階段、使わない部屋や廊下などがすべてなくなり、安全で安心できる家になった。介護する側も介護される側も、とても暮らしやすくなって大変満足している。
- 家にたくさん光が入るようになり、とても明るくなった。風通しもよく気持ちいい。
- 引き戸になったので、部屋中を開け放てる。母も人の気配を感じられるので安心していると思う。開け閉めの音を気にしなくていいので楽ちん。
- 手すりを各所に設置したので、安全になった。
- 回遊型の間取りになり、移動がしやすい。玄関2方向からの動線が便利。
- 間取りを整理したことで介護がしやすくなった。掃除も簡単だし、家事動線もよくなった。
- 母の和室とトイレが近いのがとてもいい。母も便利だと喜んでいる。
- IHキッチンになったので、怪我や事故を防げるという安心感がある。
- キッチンやリビング、外観などの色合いが優しく気に入っている。
- ウッドデッキを造ったことで、一日中室内で過ごす母が日向ぼっこができるようになった。外の景色を見られるのが楽しいようだ。
- 友人からは「明るくて広い!」と驚かれた。玄関2方向の動線など、様々な配慮に感心していたようだ。
他にも多くのお褒めの言葉をいただき、H様ご家族に大変お喜びいただいています。
5.住友林業のリフォームについて
ここではH様が当社にリフォームを依頼されたきっかけなどについてお伺いしました。
(1)住友林業ホームテックを選んだ理由
住宅展示場で当社のアンケートに記名をされたことがきっかけとなり、やりとりをするようになったというH様。
差し迫ったリフォームは考えていなかったということでしたが、お母様の体調が優れず急遽リフォームをすることになったといいます。
他社の展示場にも足を運んだそうですが、イメージが合わず当社にのみ見積もりを依頼されたそうです。
木をふんだんに使用した、温かみのあるデザインを気に入ってくださり、当社をお選びいただくことができました。
(2)住友林業ホームテックの対応
「営業担当さんは、とても気さくでなんでも相談できました。説明もわかりやすく、安心できた。現場担当さんも人当たりがよく親切。全体的にきめ細かく対応していただき、お任せして本当に良かったです。母も家族もみんな喜んでいます。」と、大変ご満足いただいております。
6.まとめ
今回は、築40年の住まいをバリアフリー化され、家族みんなが安心して暮らせる住まいを手に入れた、H様の事例をご紹介させていただきました。
安全で使い勝手のよい、機能的な住まいです。
H様ご家族が心安らかに過ごすことのできる、大切な住まい造りに貢献できたことが大変光栄です。
この度は当社をお選びいただき、ありがとうございました。
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