なるほど! 暮らしと住まいの知恵袋

作業場所から団欒の場所へ!新しいキッチンリフォームのおすすめ!

なるほど!暮らしと住まいの知恵袋

作業場所から団欒の場所へ。自分仕様のレイアウトに、最新の調理家電、厳選された調味料など、キッチンはこだわればこだわるほど楽しい場所になります。人が集まって賑やかに過ごせるキッチンを作ってみませんか?

【監修】伊藤璃帆子 (Rihoko ITOH)

家族の食事を支えるために料理の腕をふるってきた作業場所が今までのキッチンの役割でしたが、子どもたちが巣立ち時間にゆとりが出たときに、間取りや機能を見直して新しい楽しみを増やせる場所になります。
私たち世代からのキッチンのあり方を見直すと、普段の家事負担を軽減しつつ、子どもたちの帰省時や、気のおけない友人たちとのホームパーティで賑やかな声が絶えないような、開放的なキッチンダイニングへのリフォームがおすすめです。
作業場所から団欒の場所へ。これから楽しむためのキッチンにするリフォーム例をお伝えします。

人が集まる「楽しいキッチン」のアイデア

料理好きの方なら「キッチンがいちばん落ち着く場所」という方も多いでしょう。自分仕様のレイアウトに、最新の調理家電、厳選された調味料など、キッチンはこだわればこだわるほど楽しい場所になります。

キッチンスタジオ風!対面型で調理風景からおもてなし

最近飲食店でも流行っているのが、調理風景が見えるキッチンです。対面型キッチンなら、調理風景もパフォーマンスとして目で楽しめます。思い切って大きめかつ高級感がある調理台にこだわってみましょう。

メリット:お客様とおしゃべりしながら料理ができる

対面型キッチンのメリットは、お客様の様子を見ながらおもてなしできる点にあります。広々とした対面式ダイニングキッチンなら、ご自宅でお料理教室を開くことも夢ではありませんし、出張料理人を呼んで、友人たちで楽しむのも素敵ですよ。

デメリット:リビングが汚れやすい

油を使った調理をすると、油分が気化して部屋中を舞います。壁やその他の家具、床などの付着してしまうと、お掃除に手間がかかるというデメリットもあります。油はねを防止する対策を講じるなどが必要となります。

お酒をゆっくり楽しみたい。Barカウンターがあるキッチン

お酒が好きなご夫婦や、少人数の友人をもてなすときの場所としてBarカウンターを設置するのもおすすめです。生活感が出ないように工夫したBarカウンターがあれば、毎日の晩酌も非日常感が楽しめますし、お客様も喜びますね。
高級感にこだわって、落ち着いた色味を配色するのがコツです。

メリット: お酒をより美味しく楽しめる

非日常感はお酒などの嗜好品をより美味しく楽しむためにできることのひとつです。ご自宅なら、好きな音楽もかけられますし、マイグラス、マイボトルをより良いものにするなど、道具やお酒の品質にこだわるのも楽しいことです。

デメリット:きれいな状態を維持する必要がある

非日常感を演出するということは「見せたくない部分を隠さないとならない」ということでもあります。小物が出たままだとどうしてもごちゃごちゃとした印象になるため、できるだけ隠す収納を心がけましょう。

お料理好きが集まる!アイランドキッチン

アイランドキッチンとは、その名の通り、島(アイランド)のように、シンクや作業台が独立しているキッチンのこと。オシャレで開放的なイメージがあるので、料理好きの憧れの的です。

メリット:複数でも作業しやすい

アイランドキッチンは、キッチンを囲むように人が立つことができるため、複数で作業をしてもお互いの邪魔にならないという利点があります。一般的なキッチンでは、立っている人の後ろを通る時や離れたところにあるものに手を伸ばす時に気を配ることがありますが、アイランドキッチンではひとが混み合うことがほぼないため、各々自由に動くことができます。また、配膳や調理の補助もスムーズにできるので、子どもがお手伝いをするシーンなどでもおすすめです。

デメリット:匂いや煙が拡散しやすい

「アイランドキッチンの換気扇はどこに設置するんだろう」と疑問にもつ方は少なくありません。開放的な空間だからこそ、煙やにおいが広がりやすいというデメリットがあります。そのため、コンロのすぐ上に高性能のレンジフードを設置することが、導入の際のポイントのひとつにもなります。

食洗機で後片付け楽チン!

私たちのこれからのキッチンに導入しておきたい設備のひとつが食洗機です。
家事が楽になることはもちろんですが、たまに子どもたちが帰省するとき、友人が集まるときなどは、洗い物がたくさん出てしまい、みんなに気を使わせてしまう原因にもなりますよね。
できるだけ後片付けに時間を使わず、団欒のひとときを楽しみたいものです。

メリット:時間を有効に使える

食洗機導入の一番のメリットは、それまで洗いものに充てていた時間を有効活用できるということ。洗いものの時間で他の家事をしたり、食後、家族と一緒に自分もくつろぐことができるようになります。機械にできる家事は機械にまかせて、新たにできた自由な時間をどう過ごすか考えてみてはいかがでしょうか。

メリット:汚れを落としやすい

「機械まかせで汚れが落ちているか不安」という方もいるかもしれませんが、パワフルな水の力を利用するため、通常の汚れであれば十分に落とすことができます。また、高温のお湯を使うことにより、スポンジ洗いでは行き届かない除菌効果も期待できます。

メリット:節水

水道代が高くなるイメージがあるかもしれませんが、実は手洗いに比べ、少ない量の水で洗浄することが可能です。一般的な食洗機で1回あたりに使う水の量は約8~9Lと言われていますが、これは手洗いの1/9程度となるため、かなりの量を節約できることになります。ここまで差があると、家計に優しいだけではなく、エコの観点でも導入の価値はあるのではないでしょうか。

デメリット:食洗機で洗えないものがある

食器を購入した時、パッケージやシールに食洗機の使用可否について書かれているのを目にしたことはありますか? すべての食器を食洗機で洗いたいところですが、繊細なガラスや焼きものなどは、水流に耐えられない可能性があります。また、高温のお湯を使うため、変形の可能性がある耐熱性のないプラスチックなども洗うことができません。その他、食洗器のサイズによっては、フライパンや大きい盛り鉢などは入らないことも。食洗機を買ったら、手洗いから完全に解放されるわけではないということをお忘れなく。

デメリット:工事費などの導入コストがかかる

新たに食洗機を導入する時は、本体以外に排水工事や電気工事の費用が必要となります。取り付け費や工事費がパックになっている商品もあるので、総コストがいくらになるかは十分比較検討してみましょう。また、新築でビルトイン型にする場合は、故障した時の修理費用なども予め確認しておくことをおすすめします。

キッチンリフォームで新しい楽しみを作りませんか?

歳を重ねるにつれて体力や気力が衰え、だんだんと外出の機会が減りますし、友人とおしゃべりする機会も減ってしまいがちです。できることなら、積極的に仲間や子どもたちと集まって食卓を囲みたいものです。そこで自宅に呼んでしまうのが一つの解決方法です。人が集まって賑やかに過ごせるキッチンを作ってみませんか? 食を通じて、新しい仲間や趣味が増えるチャンスが舞い込んでくるかもしれません!

監修

伊藤璃帆子 (Rihoko ITOH)

美術家。東京都在住。
編集、執筆、写真撮影、イラスト、フードスタイリング等を手がける。
日常使いのアイテムをちょっと良いものに変えてみませんか。
暮らしや家事にまつわるアイデアを厳選してご紹介していきたいと思っています。