和モダンのおしゃれな家|狭い敷地でも明るく開放的な住まいが実現
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東京都北区にお住まいのT様ご夫婦は、築26年の住宅で暮らしている若いご夫婦です。
都市圏によくみられる狭小地(きょうしょうち)に素敵なマイホームをつくり上げました。
今回は「狭い敷地でも明るく開放的な家」を実現したリフォーム成功例として、ご紹介をさせていただきます。ぜひ参考にしてください。
1.リフォームのきっかけ
ここではT様が、ご自宅をリフォームすることになったきっかけについてご紹介します。
(1)奥様の実家の離れに住むことに
T様ご夫婦は昨年ご結婚をなさり、東京都北区にある奥様の実家の離れに住むことになりました。隣にはお母様が暮らしています。築30年経過しているため、若夫婦が住みやすいようにリフォームすればよいとのことで、大がかりなリフォーム工事を行いました。
建て替えすることも検討されましたが、新築にするとセットバック(建築物を道路の境界線から一定の距離だけ後退させる)をしなければなりません。T様宅は都会の住宅地でよくみられる狭小地のため、リフォームして新しい住まいを実現することになりました。
(2)日当たりの良い2階に生活の拠点を置く
T様宅は都会の住宅地でよくありがちな狭い敷地内にある住宅です。
そのため、隣家が近くプライバシーを守りにくいという悩みがありました。
隣家と密接になっているとお互いに家の中が見えやすく、生活音も聞こえやすいという問題が発生します。今回のリフォームでは日当たりの良い2階に生活の拠点を置くように設計し、明るく開放的な住まいを実現しています。
2.リフォームでのこだわりポイント
T様がリフォームする際に、特にこだわりたいポイントであげられたのは以下の3点です。
- テーブルセットが置けるバルコニー
- 和モダンな家にしたい
- 広いウォークインクローゼット
順を追ってご紹介しましょう。
(1)テーブルセットが置けるバルコニー
上の写真はT様宅の建物外観です。
ダークなカラーの外壁で落ち着いた印象に仕上げました。
暖色系の外灯がやさしく玄関先を照らします。
ベランダにテーブルセットを置いて、休日にはリラックスしたいというのがご主人のご希望でしたので、ベランダを1.5倍ほど広げてスペースを確保しました。玄関の真上にあるため、庇(ひさし)としての役割も担っています。雨戸の代わりにシャッターを設置したので、見た目もスッキリとしています。
(2)和モダンな家にしたい
インテリアに「和モダン」を取り入れたいという奥様のご希望に沿うために、リビングの一角に「畳スペース」を設置しました。インテリアに合うように紫苑色(しおんいろ)の畳の小上がりにしています。
こちらの畳スペースには、ご主人が希望されたPC作業ができるカウンターも設置したので在宅での作業にも便利です。畳に寝転がりながらゆったりと読書も楽しめます。
(3)広いウォークインクローゼット
ご夫婦ともにたくさんの洋服を持っているために、広めの収納スペースも必要です。
そのため、1階にある寝室の隣に3.3畳の広いウォークインクローゼットを設置しました。
大容量の造り付けのパイプラックがあるので、ご主人と奥様の洋服を別々に仕分けしながら収納することが可能です。バッグや帽子などのファッションアイテムをすべてこの部屋で管理できるので、家の中をスッキリとした状態に保てます。
玄関の近くにあるので、身支度をしたらすぐに外出できるのもメリットです。
3.【部位別】リフォームの内容
ここでは築26年のご自宅が、どのように快適な住宅に仕上がったのかについてご紹介します。
(1)ベランダまで見渡せる対面式キッチン
ご夫婦で並んで料理を楽しめる広さのキッチンです。
対面式システムキッチンで、リビングやベランダまで見渡せるので、将来、家族が増えても安心しながら家事をすることができます。
システムキッチンはカウンターで目隠しされているので、まだ洗っていない食器などがリビングから丸見えになることはありません。生活感が出るのをうまくカバーしてくれます。
背面には湿気対策としてエコカラットを採用しており、常にクリーンな空気を保てるのもメリットです。
(2)日当たりの良い広々としたリビング
1階にあったLDKは、日当たりの良い2階に移設して明るい空間になりました。
ベランダのフェンスが目隠しになるので、外からの視線を気にせずにリラックスタイムを過ごせます。
天井を高くした開放的な間取りに仕上げ、化粧板を施した梁は部屋の木の質感を高めています。スポットライトで光の陰影を楽しめるようにしました。
リビングの上にはロフトを設置して、第2の収納スペースとしています。(下の写真)
ダウンライトを取り付けたロフトは、季節を問わず快適な温度で過ごせるので、「とっておきの秘密基地」としてくつろげる空間です。
(3)ゆったりと休める寝室
眠るときだけ使用する寝室は1階へと移しました。
LDKとして利用するにはやや暗いのが悩みでしたが、「眠る場所」として利用するにはちょうどよい明るさです。明る過ぎない程度に光が差し込みます。
寝室の窓には3つのスリット窓を設置して、やわらかな朝の陽ざしが入り込むように仕上げました。ベッドボードの両サイドにあるウッドタイルが、落ち着いた雰囲気を高めています。
(4)音楽を楽しめるバスルーム
黒と白の配色がおしゃれな、ゆったりとしたバスルームです。
スピーカー付きなので、大好きな音楽を聞きながらバスタイムを過ごせます。
バスルームはLDKと同じく2階に設置しました。
洗面脱衣室は木目調の壁紙を貼るなどカントリー調のインテリアに仕上げました。(下の写真)
壁紙はご夫婦で楽しみながら選ばれており、お気に入りの空間となっています。洗面台もダークブラウンのカラーにして全体的なバランスを考えました。洗面台のキャビネットや上にある吊戸棚で十分な収納力も確保しています。
(5)スッキリとした木目調の玄関
ナチュラルな木質感が漂うスッキリとした玄関です。
以前の住宅では、正面にある階段が圧迫感を感じさせました。
今回のリフォームでは発想を転換して、階段の向きを反対にしてオープンな雰囲気を高めています。
ファッショナブルなT様ご夫婦は靴もたくさんお持ちですが、大容量のシューズボックスを設置したので、玄関の土間に靴が散らかることもありません。きちんと収納できるので、いつもキレイな空間を保てます。
4.リフォーム後の暮らしの変化
T様にリフォーム後の暮らしの変化について尋ねてみましたところ、以下のようなご回答をいただきましたのでご紹介します。
- 明るく広いので快適に暮らせる
- 居心地が良いので早く帰りたくなる
以前は光が不足していたLDKは、2階に移すことで日当たりの良い明るい空間になりました。生活動線を考えながら間取りを変更したので、定められたスペースを有効活用しています。広々として快適に暮らせる理想的な住まいとなりました。
「PC作業ができるおしゃれな畳スペース」「音楽を聴きながらゆったりと過ごせるバスルーム」など、毎日の生活にさまざまな楽しみが加わったこともあり、居心地が良いので早く家に帰りたくなるとのことです。
5.住友林業のリフォームについて
T様が当社にリフォームをご依頼されたきっかけなどについてお伺いいたしました。
(1)住友林業ホームテックを選んだ理由
T様が住友林業ホームテックをお知りになったきっかけは、住宅展示場で住友林業の家を見学したことです。「和モダン」がお好きな奥様の目に留まり、ご主人も同様に気に入られました。リフォームを検討していることを伝えたところ、住友林業が当社をご紹介しています。
他にも1社、検討されていたそうですが、「和モダン」に強みを持っている当社のテイストを気に入り、最終的に選んでいただきました。
(2)住友林業ホームテックの対応
リフォーム工事に際しての当社の対応についてお伺いをしたところ、以下のようなご回答をいただきました。
- たくさん提案をしてくれてこちらの要望に応えてくれた
- 大工さんが気を配って施工してくれた
T様からはリフォームするにあたって、「狭い敷地でも明るく開放的な間取りにしたい」「和モダンのおしゃれな家にしたい」など、さまざまなご要望が寄せられました。
「狭小地だから明るさや広さは望めない」という固定概念は除いて、大胆な間取り変更をすることによって、お客様のご希望を実現しています。また、スタイリッシュな「和モダン」の家は、当社の得意としている分野です。
当社では腕の良い大工さんにお仕事を依頼しておりますが、細部に至って丁寧に施工してくれたとT様から感謝のお言葉をいただいております。
6.まとめ
今回は狭小地にある築26年の住宅を、「明るく広々と快適に暮らせる家」にリフォームした、東京都北区のT様の事例について詳しくご紹介をさせていただきました。
敷地が狭いために採光やプライバシーの点で問題があったT様宅ですが、今回リフォームしたことにより、居心地良く暮らせるマイホームが実現しています。明るい日差しの入り込む素敵なマイホームで、これからも「幸せなおうち時間」を楽しんでいただけます。
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