香川県在住の方はリフォームで省エネを意識
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「将来はこんな家に住みたい」「ここを○○のようにリフォームしたい」など、住まいに対して思い描く理想は人それぞれではないでしょうか。一方で、「○○が壊れそう」「ずいぶん年季が入ってきた」など、今すぐリフォームしたい箇所もあるかと思います。
そこで、各都道府県の方々に住まいのこだわりや実現したいリフォーム、今すぐ改善したい箇所に関してアンケート調査を行いましたので、その結果を皆様にお届けしたいと思います。
今回は、香川県に住んでいる30~60代の世帯主の男女を対象に実施した、アンケート結果とそこからわかったことをご紹介します。
1.限りあるスペースを活かした間取りにこだわり
まずは、「あなたが住まいに関してこだわりがあるところは何ですか?」と質問した回答をみていきましょう。
(戸建て)
1位:間取り (29.5%)
2位:お風呂 (16.7%)
2位:採光 (16.7%)
(マンション)
1位:間取り (40.7%)
2位:リビング(37.0%)
3位:収納 (33.3%)
戸建て、マンションのいずれも1位は間取りという結果になりました。戸建てでは、次いでお風呂、採光が同率で2位に入っています。
一方、マンションでは2位がリビング、3位が収納と続いていますが、戸建てでは1位が2位に12.8ポイント差をつけたのに対し、マンションでは3.7ポイントと僅差の結果になっています。
香川県は総面積が1877km²と日本で一番面積が小さい県です。また、総面積1km²当たりの人口密度は512.6人となっており、全国で11番目に人口密度が高い県でもあります。
県民1人あたりが使える面積が限られているため、限りある空間を工夫して住みやすい住まいづくりを心掛けている方が多いのかもしれません。
2.香川県在住の方の理想のリフォーム
次に、「あなたが住んでいる住まいを理想の住まいにリフォーム・リノベーションする場合、どこをどんな風に変えたいか詳しく教えてください。」と質問した回答をみていきましょう。
こちらは自由回答のため、抜粋したものをご紹介していきます。
個別リフォーム系の回答
(戸建て)
- 子供が家を離れたので、子供部屋を図書室や家事部屋に変えたい。
- 浴室を広くして、使いやすくしたい。キッチンを対面式にして、動線を短くしたい。
(マンション)
- 子供が出来たので、風呂を自動お湯はりにしたい。
- 大分傷んだ浴室を綺麗にしたい。
バリアフリー系の回答
(戸建て)
- 玄関の段差を少し低くしたい。
- 段差をなくし、窓を改良したい。
(マンション)
- バリアフリー、エレベータ設置により、今後高齢で動けなくなったり、身体的障害を持っても暮らせていけるような住まいが良い。
全体リフォーム/リノベーション系の回答
(戸建て)
- キッチンに食品庫などを備え、ゴタゴタしたものをしまう様にする。料理して食卓までの流れを効率的にする。キッチンとリビングを広くとり家族がリラックスできる。
- 家族が減ってきたので、維持管理しやすい家にしたい。
(マンション)
- 窓を大きく取り通気性と日当たりを良くし、窓冊子を結露の出にくいものにしたい。
- 脱衣所のドアを開けると廊下を塞いでしまうので、スライドドアに変えたい。背が低いので、システムキッチンの棚の高さを低くしてリビングが見渡せるようにしたい。トイレを狭くして、その分廊下や玄関を広くしたい。
3.効率的な暑さ対策をしたい
ここまでは住まいに対するこだわりや理想のリフォームについてみてきましたが、5年以内にリフォームするとしたら、どういったリフォームを考えているのでしょうか。
そこで、「現在の住まいに対して5年以内にリフォーム・リノベーションなどで改善をしたい箇所はありますか?賃貸住宅にお住いの方は、仮に改善できるとしたらどこを改善したいかをお答えください。」と質問した結果とその回答理由を確認していきましょう。
(戸建て)
1位:キッチン(19.2%)
2位:お風呂 (15.4%)
3位:外壁 (14.1%)
(マンション)
1位:お風呂 (25.9%)
2位:トイレ (18.5%)
3位:キッチン(14.8%)
3位:遮音 (14.8%)
アンケートの結果、戸建て、マンションの両方でお風呂、トイレ、キッチンなどの水回りが上位にランクインしていますが、回答の理由は次のようになっています。
(戸建て)
1位:住まいのいたみを直す、きれいにする (29.3%)
2位:省エネルギー性能の向上 (10.3%)
3位:高齢期の生活の安全・安心や住みやすさの向上(8.6%)
3位:間取り、収納、設備などを使いやすくする (8.6%)
3位:住宅の維持管理をしやすくする (8.6%)
(マンション)
1位:住まいのいたみを直す、きれいにする (9.5%)
2位:間取り、収納、設備などを使いやすくする (7.1%)
3位:省エネルギー性能の向上 (7.1%)
使用頻度の高い水回りのリフォームニーズが高いことからもわかるように、戸建てとマンションの両方で「住まいのいたみを直す、きれいにする」という理由が1位となりました。これらは、香川県に限った話ではなく、他の都道府県でも多く見られる傾向です。
しかし、2位と3位を見てみると、戸建てとマンションの両方で省エネルギー性能を向上させたいという要望も多いことがわかります。
香川県の県営住宅の多くは1970~1980年代に建てられており、築年数が30年を超える住宅では断熱性が優れていないことも多く、温暖な天候の香川県において、夏は住居の中が暑くなりやすいことが考えられます。そのため、効率的に暑さ対策をしたいというニーズが強いことが想像できます。
4.夢のシアタールームを実現したリフォーム
香川県在住の方に、住まいのこだわりや理想のリフォーム、直近5年でリフォームした箇所についてアンケートを取った結果をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
住まいに対してこだわりや住みたいと思う理想はありつつも、将来ではなく直近5年のように、現実的な設問になると今困っていることや利便性を求める方が多いようです。
実際、なにかが故障してから買い替えやリフォームを検討される方も少なくありません。
しかし、これから住み続けていく住まいでは、理想とする住まいの形を実現するために、まとめてリフォーム/リノベーションをしてしまった方が、トータルで見ると安くなるケースがほとんどであり、住みたいと思える家で暮らすことができます。
この機会に、改善したい個所ではなく、「どんな家に住みたいか?」を考えてみてはいかがでしょうか。
最後に、香川県で理想の住まいを手に入れたS邸の事例をご紹介します。
築21年の戸建て住宅ですが、間取りが古くキッチンが使いづらいことがきっかけでリフォームを決意されました。家族3名とも映画が好きだったため、シアタールームを作るというS家ならではのアイディアもお持ちでした。
今回はシステムキッチンの導入やシアタールームの整備をはじめ、居室(リビング・ダイニング)、収納など全面的にリフォームされた事例になります。
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