木の質感を大切にしたモダンな家|生活動線を改善して暮らしやすい間取りにリフォーム

暮らし・住まい

この記事をシェアしよう

今回は築18年の一般住宅を、現代風のモダンで暮らしやすい住宅へと生まれ変わらせた、茨城県のY様のリフォーム事例についてご紹介させていただきます。Y様ご夫婦のこだわりが随所に見られ、さらに生活動線が改善されたのでご家族がお互いの生活を大切にしながら、ストレスフリーで暮らしていけるでしょう。

この記事の監修

矢口美加子

不動産・リフォーム・不動産投資・転職・整理収納関連の記事を複数のメディアで執筆しています。ライター業の他に、主人が経営する不動産会社所有の投資用物件の入居者管理もこなすパラレルワーカーです。

茨城県結城市にお住まいのY様は、現在築18年の住宅で奥様とお子様の3人で暮らされています。
今回は「築18年の家をモダンで暮らしやすい家」のリフォームに成功した事例として、ご紹介をさせていただきますのでぜひ参考にしてください。

1.リフォームのきっかけ

ここではY様が築18年のご実家を、リフォームすることになったきっかけについてご紹介します。

(1)子供が生まれるのでご主人の実家で暮らすことに

Y様ご夫婦はご結婚後、茨城県つくば市の賃貸マンションで暮らしていましたが、ご出産をきっかけにご主人の実家がある結城市に移り住むことになりました。
結婚した当初から、ゆくゆくはご主人の実家で二世帯住宅として暮らすことを考えていたそうです。建物は築18年ということもあり、立て替えるほど古くはないため、最初からリフォームを検討していました。

(2)昔ながらの間取りを変えて住みやすくしたい

ご主人の実家は、もともとの間取りが壁で細かく仕切られた昔ながらの住宅です。
若いご夫婦が子育てをしながら住むのに便利な生活動線ではありません。また、家の内装も、建築デザインに造詣が深いご主人のセンスに合うインテリアとはかけ離れていました。そのような事情から、1FのLDKを中心に和モダンをイメージしたリフォームを行うことになったのです。

2.リフォームでのこだわりポイント

Y様がリフォームする際に、特にこだわりたいポイントであげられたのは以下の点です。

  • LDKをオープンな空間にする
  • 生活感を出さずにモダンなデザインにしたい
  • 土間・パントリーを設けたい
  • 既存のものを出来るだけ使う

順を追ってご紹介しましょう。

(1)LDKをオープンな空間にする

ご主人の実家は間取りが古く、一つひとつの部屋が壁で仕切られており閉塞感がありました。今回のリフォームでは、できるだけ壁を取り払い、広々としたオープンな空間に変えています。

壁や柱は構造上の問題で取り外せない箇所もあるため、住友林業ホームテックの担当者が詳細に調べて行いました。キッチン・ダイニング・リビングが一体化し、家族の存在を感じられる憩いの場所となっています。

(2)生活感を出さずにモダンなデザインにしたい

ご主人は建築デザインにご興味があり、モダンなインテリアがお好みです。雑然とした環境が苦手なため、収納棚や飾り棚など「見せる収納」は選びませんでした。基本的に「隠す収納」を選び、必要以上に収納家具などは部屋の中に置いていません。したがって、キッチンに食器棚は置かずに、食器などはシステムキッチンの引き出しやカウンター下に収納してスッキリとした空間に仕上げています。

(3)パントリー・土間を設けたい

何でもとりあえず収納できるパントリーは奥様のご希望でした。そのため、キッチン背後に大きめのパントリーをつくり、食器や食材など何でも置けるように多目的棚も設置しています。カウンターも設けているので、家事の合間にパソコンを使ったり、ちょっとした事務仕事もできる重宝なスペースです。

玄関から直接リビングや和室などに続く土間も設置したいものでした。ダイレクトに上がれるので、寄合の時などに玄関が靴であふれずに済みます。

(4)既存のものを出来るだけ使う

築18年でそれほど老朽化しているわけではなく、ご主人が育った実家ということもあり、既存のものを出来るだけ使いたいというご要望もありました。
そのため、ダイニングの腰壁やキッチンの吊戸棚、窓辺のカウンターなどは以前の住宅で使用していたものをそのまま使用しています。家具類もすでにあるものを利用し、捨てたものは冷蔵庫ぐらいということです。既存の品を大切に再利用することで、以前の住宅での思い出も受け継いでいます。

3.【部位別】リフォームの内容

ここでは築18年のご実家が、どのように快適な住宅に仕上がったのかについてご紹介します。

(1)伝統的な和風の外観

Y様の実家は結城市の緑豊かな風景に溶け込んだ、築18年の伝統的な和風住宅です。
左隣にある平屋住宅では、現在、Y様のお母様が一人暮らしをなさっています。

家の顔である玄関アプローチは、タイルを貼ったテラス、外壁と色調を合わせた引き戸にしてリフォームを行いました。緑の芝生も目に鮮やかに映ります。

(2)木の質感が漂うオープンなダイニングキッチン

キッチンは壁を取り払い、ダイニングやリビングとつながるようにしました。
広々とした空間となり、家族の存在を身近に感じられる間取りです。
システムキッチンはアイランドキッチンなので、お子様の様子を見ながら水仕事ができます。

床やダイニングテーブルの色味はウォルナットにして、落ち着いた雰囲気となりました。システムキッチンや柱のダークブラウンと調和し、カフェのようにモダンなインテリアが完成されています。

システムキッチンの背後にあるパントリーとの仕切りは、天井まで届かないように設計されており「程よいお籠り感」がとても落ち着くそうです。

(3)家族との一体感を感じられるリビング

以前のリビングは個室でしたが、壁を取り払うことによりオープンな空間となりました。
リビングの窓には格子戸を設置し、和の要素を部屋の中に取り入れています。格子が土間からの目隠しになり、中が見えにくいのもメリットです。

ソファーの裏側にある間仕切りも格子を使い、柱を上手く隠しながら部屋の中に木のぬくもりを感じさせています。部屋のインテリアの色調はダークブラウンでまとめており、白いソファーがスタイリッシュな雰囲気です。

(4)リビングに直接つながる土間

Y様のこだわりのひとつが玄関からつながっている土間です。
リビングや和室の入り口に直結し、そのまま部屋の中に入れます。

現在はベビーカーをそのままリビングの前に持っていき、赤ちゃんを中に入れるときなどに重宝しているそうです。

Y様宅は来客が多いので、リビングや和室にそのまま上がってもらえばキッチンやダイニングがお客様の目に入ることはありません。
リビングと土間を同じ空間として利用するため、段差も15センチメートルと低めに設置しました。小さなお子さんや年配の方でも安全に出入りできます。

(5)洗面室も兼ねた大きな家事室

ご主人が最もこだわられた場所は、洗面室も兼ねた大きな家事室です。
ご職業が消防士ということもあり、家族とは生活時間帯が逆転することが多く、効率の良い家事動線(主に洗濯関係)と生活動線が必要でした。

こちらの洗面室兼家事室では、ご主人が朝帰宅してそのままお風呂に入り、洗濯をして服を干し、取り込み、また着ていくという毎日のルーティンが1つの部屋だけで完結します。
洗濯物を干す場所は勝手口から出たところにあるテラスなので近いですし、乾いた洗濯物は家事室内のクローゼットに収納するので手間がかかりません。洗濯は毎日するものなので、いかに家事動線を良くするかが重要です。
現在、奥様は育休中ですが、職場復帰した際は効率良く家事がこなせるでしょう。

4.リフォーム後の暮らしの変化

Y様にリフォーム後の暮らしの変化について尋ねてみましたところ、以下のようなご回答をいただきましたのでご紹介します。

  • 程よい距離感を保ちながら生活できる
  • お料理するのが楽しくなった

以前住んでいた賃貸マンションでは、ご主人と奥様の生活サイクルがズレることも多いため、お互いに気を遣いながら生活をしていました。しかし、一軒家に引っ越したので、2Fでご主人が休んでいるときにも、奥様は気兼ねなく1Fで好きなように過ごせます。

また、お料理教室のようにおしゃれで機能的なシステムキッチンになったので、お料理をするのがとても楽しくなったそうです。毎日美味しいお料理がテーブルに並ぶY様宅の食事風景が目に浮かびます。

5.住友林業のリフォームについて

Y様が当社にリフォームをご依頼されたきっかけなどについてお伺いいたしました。

(1)住友林業ホームテックを選んだ理由

Y様が住友林業ホームテックを選んだ理由は、当社が「木の家」に精通しているという点でした。新築時に建てたのは地元の工務店でしたが、木の質感が出ている和風建築ということもあり、「木の家」に強い会社に依頼することを考えていたそうです。

そのため、住友林業に興味を持っていてくださり、最終的に子会社である住友林業ホームテックにご依頼をしていただきました。多少、コストは高めと感じられたそうですが、木の質感に満足されたので当社に任せて良かったと感じているとのです。

(2)住友林業ホームテックの対応

リフォーム工事に際して当社の対応についてお伺いをしたところ、以下のようなご回答をいただきました。

  • 顧客の要望を上手く交通整理してくれる
  • 顧客の「わがまま」を提案力でカバーしてくれる

リフォームするにあたって、当初はY様ご夫婦もたくさんのご希望をお持ちでした。
しかし、予算の都合もあるため、「できること」「できないこと」「できるけれどコストがかかること」などを上手く整理しながら、リフォームプランをまとめていったのです。

最初の段階で、どんどん「わがまま」を言ってくださることにより、お客様が本当に欲しいと思っているプランが見えてきました。実績豊富な当社がさまざまなプランを提案し、Y様ご夫婦のご要望に見事応えることに成功しています。

6.まとめ 

今回は築18年の一般住宅を、現代風のモダンで暮らしやすい住宅へと生まれ変わらせた、茨城県のY様のリフォーム事例についてご紹介させていただきました。
一見、普通の和風住宅のようですが一歩家の中に入ってみると、そこにはY様ご夫婦のこだわりが随所に見られる洗練された住宅です。
生活動線も改善されたので、ご家族がお互いの生活を大切にしながら、ストレスフリーで暮らしていけるでしょう。