和室とリビングを一体化し柔らかな空間に 家族が一つになれる住まいに大胆リフォーム

暮らし・住まい

この記事をシェアしよう

ご主人様との思い出がつまった大切なお住まいを、更に思い出深い住まいにするためのリフォーム事例をご紹介いたします。

この記事の監修

FPかぴ

フリーランスのライターとして活動中。
得意分野は保険と保険に関わる社会保障制度について。
自身でも「FPかぴさんのお金のはなし」というブログを運営中。
複数のメディアでコラムを執筆する1児の母。FP上位資格のAFP取得済み。

愛する人と過ごす大切な住まいには、妥協などしたくないものです。
しかし大抵の場合、何か気に入らない点があったとしても、様々な問題があり妥協せざるを得ないことも多いのではないでしょうか。
そんな時に役立つ選択肢のひとつにリフォームがあります。
リフォームなら、妥協なく実現したいことの全てを詰め込んだ住まいを得られる可能性があるかも知れません。

そこで今回ご紹介するのは、亡きご主人様との思い出がつまった大切なお住まいを、更に思い出深い住まいにするためにリフォームという選択をされたお客様の事例です。
是非参考にしていただけますと幸いです。

1.リフォームのきっかけ

新築で購入した段階から間取りが気に入らず、「10年くらい経ったら開放的な間取りにリフォームしたい」と考えていたというK様。
しかしK様は時を待たずして今回のリフォームを決められました。
ここでは、K様がリフォームを決められた理由についてご紹介をします。

(1)ご主人様の急逝

7年前にご主人様が単身赴任先で急逝され、以来ご主人様のお仏壇は使われていない和室に置かれていました。
しかし和室は閉鎖的で暗く、襖を開けてはいるもののお仏壇は視界に入ってこなかったといいます。

ご主人様が一人ぼっちでいるようで、とても気がかりだったというK様。
そこで「主人を含めた家族みんなと同じ空間で過ごしたい」と思い、今回のリフォームを決意されたそうです。

(2)高層階ならではの眺望を活かしたい

K様がお住まいのお部屋は高層階にあるため、眺望を楽しむことができます。
しかし眺望が一番良い和室は使われておらず、せっかくの素敵な眺めを活かしきれていませんでした。

(3)消費税の増税

時は消費税増税にさかのぼります。
ちょうどこの頃に消費税増税が決定していたため、せっかくなら増税前にリフォームをしようと思われたそうです。

2.リフォームでのこだわりポイント

K様がリフォームで意識されたのは「解放感」「デザイン性と遊び心」「機能性」です。
ここでは、K様が特にこだわったポイントについてご紹介をします。

(1)家族が一つになれるリビング

ご主人様のお仏壇が暗い和室に置かれていたことを、ずっと気にされていたK様。
そこで既存の和室を潰してLDKと一体化させ、全体から眺望を楽しめる開放的な空間を創りました。
新設したリビングの一角にご主人様のお仏壇を置き、常に家族の視界に入るよう設計しています。
カーテンをやめてプリーツスクリーンにしたので、窓付近もすっきりしました。

「亡くなった主人と昔考えていた空間ができとても嬉しい。いつも主人に見守られている感じがします。」とK様にも大変お喜びいただくことができました。
このリビングがK様一番のお気に入り空間だそうです。

(2)動線を意識した柔らかな壁

「玄関から入ってくると、その先の壁の角が視線を遮り、仕切りがあるような窮屈さを感じていました。」とK様は語ります。
このお悩みを解決するため、柔らかい曲線的な壁を採用することで、廊下からリビングへ流れるような動線を実現しました。
マンションには珍しい"景色"にお客さまも驚かれることでしょう。

(3)デザイン性と機能性が共生する佇まい

床は引き板のなぐり調を採用し、あたたかく優しい雰囲気を演出しています。

コーブ照明を天井に設置し、ダイニングキッチンとリビングを緩やかに仕切る工夫も忘れません。
リビングの一面の壁にはエコカラットを使い、エコカラットの上部にコーニス照明を入れ、雰囲気ある空間を創り出すことに成功しました。
インナーサッシをつけ遮音性を確保し、西日をブロックできるのも特徴です。
デザイン性と機能性、どちらも充実したLDKとなりました。

3.【部位別】リフォームの内容

ここでは更に細かく、K様のご自宅のこだわりポイントをご紹介します。

(1)親子の会話が弾むキッチン

間取りの中央にあり動線の邪魔になっていたキッチンは、以前よりも広さをとり、食洗器も完備の対面式キッチンに生まれ変わりました。
眺望を楽しめる和室の位置に移動したので、景色を楽しみながら料理をすることができます。
キッチン前部にカウンターを設置したので、家族みんなで食事をしたり、料理をしながらカウンターに座るお子さまたちとの会話も可能です。

「ここで家族三人で食事を取っています。料理をしながら、カウンターに座っている子供たちと会話できるのがいいです。」
とK様にも大変ご満足いただくことができました。

キッチン換気ダクト用の配管スペースを梁型に合わせ違和感を最小限に抑えたり、冷蔵庫をきれいに収めるために背面を拡張するなど、機能性を重視しつつデザイン性を損ねない工夫も盛り込んでいます。

(2)バスルームはシックな黒に

「広いお風呂でゆったりとした時間を過ごしたい」というK様のご希望を叶えるバスルームが完成しました。
おしゃれで寛げる空間になるよう、シックな御影石調の素材を採用しています。
また空間を有効に使えるスライドドアや、乾燥機や物干バー受けの設置で、より使い勝手がよくなりました。

(3)広く機能的な脱衣所

「子どもの年齢が上がるにつれ衛生用品が増え、脱ぎ着にも余裕がありませんでした。」とK様は言います。

そこで脱衣所を浴室部分へ少し拡張し、洗濯機を元の押し入れの位置に移動させ、すっきりとスムーズな動線を造り出しました。白を基調として視覚上も広さを出したのもポイントです。

(4)好きがあふれる収納たっぷりのトイレ

以前は収納もなく使い勝手の悪かったトイレは、見事に生まれ変わりました。

収納をたっぷり備え付けているので、利便性が格段に向上しています。
K様がお好きなディズニーのデザインを取り入れており、可愛らしく爽やかな空間です。

(5)家族の写真が飾れるコーナーも

家族の写真を飾る場所は、エコカラットの前にファンヒーターを入れる格子の箱型のものを造り、そこに飾れるように工夫しました。

LDKのクロスも新しいものに変え、明るく優しい雰囲気を演出しています。

4.リフォーム後の暮らしの変化

K様にリフォーム後の暮らしの変化について尋ねてみましたところ、以下のようなご回答をいただきました。

  • ご主人様のお仏壇がLDKにあることで、いつも一緒に暮らしているように感じ、明るい気持ちになる。
  • リビングにみんなが集まり、一緒にいられるので会話が増えた。
  • 個室ができたことで、二人のお子様がより勉強に集中できるようになった。
  • キッチンが広くなり、食洗器も付けたので家事が楽になった。
  • お嬢様が、今まで以上に家事を手伝ってくれるようになった。
  • いつも花火大会があるときは友人を家に呼んでいたが、今年はさらに盛り上がりそうで楽しみ。リフォームした家を見せてびっくりさせたい。
  • 子供たちも家に友人を呼びたいと言ってくれているのも、嬉しい効果。

他にも沢山のお褒めのお言葉をいただいています。
「リフォーム後は子供たちの個室が出来たので勉強する時は自室にいますが、それ以外はリビングにいるんですよ。」とK様。

K様が希望されていた「家族が一つになれる空間」を創ることができました。

5.住友林業のリフォームについて

K様が当社にリフォームをご依頼されたきっかけなどについてお伺いしました。

(1)住友林業ホームテックを選んだ理由

K様はリフォームを検討していた当初、大手リフォーム会社や友人の工務店など様々な企業に相談をされていたそうです。
そんな時にLIXILのショールームフェアに参加され、当社の担当者に出会い信頼してくださったとのこと。
「要望を伝えたのは住友林業ホームテックさんだけでした。提出されたプランが開放的な間取りで、亡き主人と家族が一緒にいたいと考えていた自分のイメージにぴったりだったんです。これが決め手でした。」
とお褒めの言葉をいただくことができました。

(2)住友林業ホームテックの対応

「フランクに、要望を遠慮なく伝えることができました。要望はガンガン伝えましたが、担当さんは全くへこたれずに、きちんと応えてくれました。」とK様。
また、借り住まいを仲介した不動産業者とのトラブルも、当社の担当が間に入って対応したことで解決し、大変助かったとのことです。

「担当さんだけでなく、コーディネーターさんにもお世話になりました。ソファやカウンターのチェアなど、どれを選べばいいのか丁寧にアドバイスしてくれ、一緒に楽しく家具選びができました。」
とお喜びいただいています。
リフォームでの思い出を楽しそうに話されるK様の笑顔が印象的でした。

6.まとめ

今回は「家族が一つになる空間創り」を希望された、神奈川県のK様のリフォーム事例についてご紹介させていただきました。

工事が始まり、室内を壊した時は涙が出たというK様。
そんなK様のご希望を叶え、亡きご主人様に見守られているようなあたたかい住まいを創ることができました。

K様とお子様が、さらに素敵な思い出を紡いでいくのお手伝いが出来たことが大変光栄です。これからもK様ご一家のお役に立ち続けることを願い、結びたいと思います。