家族や友人がたくさん集える快適な住まい
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東京都北区にお住まいのY様は、築25年の鉄筋コンクリート造りの自社ビル(テナント・マンション併用)に暮らしているご家族です。奥様と2人のお子さんと4人で生活をされています。
今回は「家族や友人がたくさん集える快適な住まい」に成功した事例として、ご紹介をさせていただきます。ぜひ参考にしてください。
1.リフォームのきっかけ
ここではT様がご自宅をリフォームすることになったきっかけについてご紹介します。
(1)リタイアした両親から譲り受ける
T様ご家族はもともとこちらの自社ビルで、ご主人のご両親と二世帯で暮らしていました。
しかし、ご両親がリタイアして那須に移住することになったため、子世帯だけで暮らしています。
ご両親からは「自分たちがいなくなったら、好きにリフォームしても構わない」と許可をもらっており、5年ほど前からリフォームについて検討していました。
(2)住宅設備が老朽化し、間取りも古い
住宅設備も老朽化していたため、現代風のモダンで使いやすい設備機器にすることを希望されていました。また、間取りも使いやすいとはいえず、リビングに置くテレビも小さなサイズのものしか置けない状態でした。今回、リフォームをしたことにより、広々としたリビングになったので、念願であった大きなテレビを設置しています。
2.リフォームでのこだわりポイント
T様がリフォームする際に、特にこだわりたいポイントであげられたのは、おもに以下の3点です。
- 生活動線の見直し
- 大人数が集まれる家
- 多目的に使えるカウンター収納
順にご紹介していきましょう。
(1)生活動線の見直し
T様宅は本来、二世帯住宅用ではない間取りのため、生活動線が使いにくいのが悩みでした。T様ご夫婦が結婚してこの自社ビルで暮らすことになったときに、4階の押し入れ部分を無理矢理キッチンに造り変えています。(下の写真)
そのキッチンは壁向きだったため、奥様は家族から孤立して家事をしていました。今回のリフォームでは、対面式の最新型キッチンを設置して、家族とコミュニケーションを取りながらお料理を楽しんでいます。
(2)大人数が集まれる家
T家には訪ねてくる親戚の方や友人が多く、みんなが集まれる広さを確保することも重要なポイントでした。普段は那須に住んでいるご両親も、たまには泊まりに来ます。親戚同士で集まると総勢11人ほどになるので、大人数のお客様でも対応できる広々としたスペースが必要です。
(3)カウンター収納
T様の奥様は、プリザーブドフラワーの制作をお仕事にされており、作品をつくるためのカウンター収納をご希望されていました。
自宅でお仕事をなさっていますが、今まではダイニングテーブルの上で制作していたため、食事をするたびにいったん片付けなければならないので大変です。
リフォーム後はカウンター収納の上で作業ができるので、制作の途中でもそのままの状態にしておけます。
3.【部位別】リフォームの内容
ここでは築25年の鉄筋コンクリート造の自社ビルが、どのように快適なお住まいに仕上がったのかについてご紹介します。
(1)日当たりの良い広々としたリビングダイニング
上の写真はリフォーム前のリビングダイニングの写真です。
食器棚や収納棚などが圧迫感を感じさせ、スッキリしない空間でした。
テレビもサイズが大きいものは置けない環境にあり、全体的に狭苦しいイメージを与えています。
上の写真はリフォーム後のリビングダイニングです。
日当たりを考慮して、上の階である4階に設置しました。鉄骨造の梁を隠すのと同時に天井の形状を工夫しています。
ダイニングの壁には知り合いから譲り受けた抗火石(こうがいし)を施し、インテリアのおしゃれなアクセントとして活用しました。抗火石は加工しやすいのがメリットですが、崩れやすい性質なので表面にはコーティングをしています。
今回のリフォームにより、ご両親や親戚の方などが大人数で集まる広々としたリビングが完成しました。キッチンも対面式の新しいシステムキッチンに交換したので、毎日お料理を楽しめます。対面式なので子供の様子を見ながら家事ができ、孤立感もありません。
(2)ゆったりとくつろげるモダンなバスルーム
バスタイムは1日の疲れを癒す大切な時間です。
T様は足を伸ばしてゆったりと入浴できる大きめの浴槽を希望されていました。
そのため今回のリフォームでは、広々とした浴槽を設置しています。
バスルームは落ち着いた色調でコーディネートし、高級感を感じられるモダンなタイプを選びました。手すりを2ヶ所に設置しているので、ご両親が泊りがけで遊びに来るときも安心してご利用いただけます。
(3)モダンな雰囲気の使いやすいトイレ
モダンなアクセントクロスがおしゃれな、使いやすいトイレです。
ダークなカラーと白色のコントラストがシックな印象を与えます。
コンパクトな手洗いボウルを設置して、トイレ内だけで事足りるように仕上げました。
収納キャビネットにトイレ用品を仕舞えるので、スッキリとした状態を保てます。
掃除がしやすいのもメリットです。
(4)二重のパイプがスタイリッシュな階段
T様は階段の手すりにはありきたりのものではなく、アクセントになるようなおしゃれなタイプを希望されていました。こちらの階段の手すりはSUSパイプとスチールパイプの2本使いをしており、スタイリッシュな印象です。
下のスチールパイプは小さなお子さんでも使える低めの使用になっています。
(5)収納力抜群のスッキリとした玄関
上の写真はリフォーム前の玄関です。
マンションにありがちな狭い三和土(たたき)で雑然とした印象を与えていました。
収納スペースも十分でないため、入りきらない靴が玄関内にあふれています。
これでは、お客様が大勢来たときにはとても対応しきれません。
上の写真はリフォーム後の玄関です。
天井の高さほどもある大容量のキャビネットを設置したので、手持ちの靴をすべて収納しています。そのため、三和土の上に靴があふれる事もなくなりました。
玄関ホールに余計なものが散乱することもなくなり、常にスッキリとした空間でお客様をお迎えできます。
4.リフォーム後の暮らしの変化
T様にリフォーム後の暮らしの変化について尋ねてみましたところ、以下のようなご回答をいただきましたのでご紹介します。
- キッチンが明るくなった
- 家族とのコミュニケーションが取りやすい
- 外食をしなくなった
以前のキッチンは北側の壁に設置されていたため、暗いのが悩みでした。
家事をするときはリビングに背を向けて黙々とこなしていたため、家族の様子も分かりません。そのため、料理をするときは何となく孤立感がありました。
今回のリフォームでは対面式のキッチンを設置したので、リビングにいる家族とコミュニケーションを取りながら和やかな雰囲気の中で水仕事ができます。料理をするのが楽しくなったので、外食も自然と減ったそうです。今では、ご家族全員が家での食事を何よりも楽しみにされています。
5.住友林業のリフォームについて
T様が当社にリフォームをご依頼されたきっかけなどについてお伺いいたしました。
(1)住友林業ホームテックを選んだ理由
T様が今回のリフォームを住友林業ホームテックにお任せくださったのは、ご主人と当社の担当者がたまたま「テニス仲間」という関係があったからでした。
当初は当社以外にも何社か検討されていましたが、「提案されたプランの内容が良かった」「一番たくさんのプランを出してくれた」という理由で、最終的に当社を選んでいただいております。大規模なリフォームなので安さだけがセールスポイントではない、安心できるところに決めたそうです。ご両親や親戚の方からは、「リフォームでここまでできるんだ!」と驚きの声をいただいております。
(2)住友林業ホームテックの対応
リフォーム工事に際しての当社の対応についてお伺いをしたところ、以下のようなご回答をいただきました。
- 他社には見られないプランを提案してくれた
- 細かいところまで対応してくれた
当社は「豊富な提案力」で定評があるハウスメーカーですが、T様宅のリフォームに関しても、1つの事案に対して数パターンのプランをご提案させていただきました。細かいところにも気を配りながら工事を進めたので、お客様には大変ご満足いただいております。
6.まとめ
今回は築25年の鉄筋コンクリート造りの自社ビルを、「家族や友人がたくさん集える快適な住まい」にリフォームした、東京都北区のT様の事例について詳しくご紹介をさせていただきました。
マンションリフォームは戸建てと違い増築ができないため、広々としたスペースを確保するには工夫が必要です。今回のリフォームでは、日当たりの良い4階にLDKを設置することで、マンションでありながら広々とした空間を実現しました。
ご家族やご友人がたくさん集まっても対応できる、快適な住まいへと生まれ変わっています。
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