「海浜植物に刺激を受けて」
2023年10月24日
こんにちは、河原です。
季節はすっかり秋らしくなって参りましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
私は先日友人と三重県志摩市のとある海岸にサーフィンに行って参りました。
10月ともなると少し肌寒く、気温が海水温を下回るようになってきており、慣れてしまえば陸上よりも水中の方が温かく感じるほどです。
そんな折り、ふと砂浜に群生する植物を見て、よくこんな砂地で育つものだと思い少し調べてみたくなりました。
調べてみると、砂浜に生える植物を「海浜植物(かいひんしょくぶつ)」と呼ぶ事が分かりました。
代表的な種はコウボウムギ、ハマナデシコなどで、
日本に自生しているのは約280種ほどあるようですね。
更に詳しく調べていくと、砂浜は砂質土壌とも言い、保水不良、塩水噴霧、日陰不足、風の強さなど植物の生育にとって難しい環境であるようです。
そのような環境で何故育つのか、大まかにまとめると、
①根が深い:土中の広範囲から水分を得る
②蒸発を抑える葉:保護ワックス又は多肉質
③大気から窒素を得る:土に頼らず窒素を固定できる
④休眠できる:干ばつ、大暑時に代謝プロセスを停止できる
などの特徴が海浜植物には備わっているようですね。
比較的地味な植物かもしれませんが、ハードな環境に置かれてもそこで育ち、花をつけ、種子を残す為に懸命に生きているのだと思うと敬慕の念すら覚えます。
私自身もそんな逞しい海浜植物のように地に足をつけ、身体のエネルギー消費の無駄を無くし、1つの考え方にとらわれず、ONとOFFを上手に切り替えながら日々力強く成長していこうと思えた1日となりました。
また私たち住友林業のリフォームでは、他社には真似できない特許技術を中心に、構造体の補強など技術的な強みを自負しておりますが、インテリアとしての観葉植物や植栽などの自然との調和も含めたトータルコーディネートのご提案もお客様から好評を得ております。
「建物の安全性はもちろん、生活に華を添え、豊かに暮らしていきたい」
そんな思いに応えます。
皆様からのお問い合わせを心よりお待ち申し上げております。
それでは、失礼致します。
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