見てミソ日記!No.29「黒柿」
2018年12月03日
こんにちは。営業設計の川口です。
10月より豊橋店から岡崎支店に異動してまいりました。
皆様、これから宜しくお願い致します。
さて、今回は私の相棒の紹介です。
それは『黒柿ボールペン』です。
皆様、『黒柿』ってご存知ですか?
通常の柿の木は木目のない真白な木肌です。
俗に『白柿』と呼ばれており、小口径でねじれもひどいため、
使いにくく材料として価値のない物とされています。
ですが、極々稀(1万本に1本とも言われている)に黒い縞の入った
『黒柿』が発見され、珍重されてきました。
立っている柿の木の外見から白柿か黒柿かの区別は全くつきません。
正倉院の木工品にも多数の黒柿が使われています。
黒い部分の現れ方により、縞(縞杢)、孔雀(孔雀杢)、べた黒の三種類があり、
和家具や床柱、建築用装飾材、茶道具などに使われています。
ちなみに、私の使用しているボールペンは孔雀(孔雀杢)です。
購入して2年ぐらい使ってますが、縞模様は黒柿のもつ油分により
使い込む程に深みのある色艶へ変化していく様なので
これからも大事に使っていこうかと思います。
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