リフォーム現場ノート ~解体編~
2020年08月16日
皆様こんにちは。
浜松支店のページをご覧いただき、ありがとうございます。
今回から新しく「リフォーム現場ノート」と称し、昨年一年間工事担当として現場を見てきた私の目線で、解体から完成までの流れをご紹介させていただきます。
今回はリフォームならではの「解体」をテーマにご紹介します。
皆様は「解体」と聞き、どのようなことをイメージしますか?
わたしは入社前、重機を使い豪快に解体することを想像していました。
しかし、リフォームにおける解体作業は想像とは違い、繊細な作業でした。
解体工事では、工事範囲の確認が重要です。
特に注意しなければならないのが、工事範囲の部屋と残す部屋との間の壁です。(下図 赤ラインの壁)
この図面の右の部屋から見ると解体範囲ですが、左側の部屋は残す部屋なので残したい壁となります。
そのため、工事担当が解体図面を基に残す部分と撤去する部分や解体作業の進め方などの指示を出し、細かい部分までチェックしていました。
図面例(斜線部:残す部屋)
また、リフォーム工事は住まいながらの工事もあるため、お客様の生活環境を維持し家具を守る必要があります。
そのため、シートで解体範囲を区切ったり、家具へシートをかぶせることで傷や汚れから保護する養生作業を行います。
リフォーム工事は、家を建てる大工さんの前に解体職人さんの繊細な作業があって成り立っていることを知ることが出来ました。
【工事前】
【解体後】
【入口部分の養生】
旧家リフォーム(築80年)
「解体」について、ご理解いただけましたでしょうか。
弊社では、このように様々な工夫を行って、お客様の住宅の安全と品質を守った工事を行っています。
リフォーム工事について、是非お気軽にご相談ください。スタッフ一同お待ちしております。
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