支店・ショールーム 浜松支店からのお知らせ

浜松支店■リフォームエンジニアって?!Vol.7 ~床材から考える、コストと仕上がり~

2017年10月20日

こんにちは。

だいぶ肌寒く感じられるようになってきましたね。

さて今回は、リフォームをご計画中のみなさまへ、コストと仕上がりについて

少しご紹介したいと思います。

 

誰もが考える、仕上がりと予算

私どもへお住まいのご相談いただくほとんどのお客様は、

当然「予算」というものをお持ちです。

また、せっかく私どもにご依頼いただくのであれば、

他にはないご満足を感じていただきたい、というのも

設計者の心情としては強くあります。

では、お金はかければかけるほど、ご満足いただけるものができるのか?

こたえとしては、80%くらいはYESではないかと思います。

あくまで感覚的な話ではありますが・・・

なぜなら、リフォームの工事範囲がひろがれば、工事費用は高くなります。

しかし可能なプランの選択肢も増えますし、満たせる要望も必然的に多くなります。

材料も一般的には値段の高いもののほうが、質が高いものが多いのは確かだからです。

しかし、無限の予算をかけられるお客様はいません。

そのとき、要望と予算のバランスをどのようにとっているのか・・・

今回はその点をテーマにしたいと思います。

 

ご要望の優先順位は、お施主様によって様々

リフォームを考えるきっかけや、計画の優先順位はお客様によって様々です。

ご定年を見据えたご夫婦のお住まいなら・・・早く耐震補強して安心したい、これからはローンも

組めなくなるから少しでも家のメンテナンスにお金がかからない住まいにしたい、終の棲家として

デザインに徹底的にこだわりたい 等

子育て真っ最中のご家族なら・・・子供の成長に合わせて可変性のある間取りにしたい、ご実家を増築して

ご両親と同居しながら適度な距離感で暮らせる家にしたい、SNSで自慢できるインテリアにしたい 等

中には、離れて暮すお子様たちからご高齢のご両親の生活を心配してリフォームをプレゼントする

場合もあります。

お打合せさせていただくと、ご家族のライフスタイルや環境も様々ですし、検討している建物の構造や

築年数、劣化の状態も様々です。

そんな多種多様なご要望と、ご予算とのバランス、

だれにでも潤沢な予算があれば、要望の全てをかなえることは、さほど難しくないのかもしれません。

しかし、予算の範囲内で最大限ご満足いただけるプランをご提供することこそが、我々

リフォームエンジニアの仕事であるのです。

ご予算とご要望のバランスをとるコツ!

では、実際の打合せの現場で、我々がどのようにご要望とご予算のバランスを叶えるためのプランを

しているか、浜松支店のリフォームエンジニアに聞きました。

営業設計を担当するリフォームエンジニア 山本幸祐 と 古川龍弥 です。

 

―――まずはお二人自身のことについて教えてください。

古川:出身は三重県津市、新卒入社して7年になります。

   元々ものづくりが好きで、大切に使われてきた古いものを、

   永く使っていくことが好きで、住まいも「リフォーム」という考え方に

   共感したことが入社のきっかけでした。

山本:浜松市出身で6年前に中途入社しました。

   これまでも建築関係の仕事をしてきましたが、建築の中でも「リフォーム」というものに

   以前から将来性を感じていましたし、「営業+設計」という仕事に魅力を感じたことが、

   この仕事に就くきっかけでした。

   設計担当としてデザイン面や技術面で自分の能力を活用しながら、営業担当として、よりお客様に

   寄り添ったサポートをしていけるのではと感じました。

―――プランを作成するときに大変なことや、心がけていることはどんなことですか?

山本:リフォームなので全てが自由ではありませんが、その中でお客様のご要望もかなえて、

   使い勝手も良いプランを考えることは楽しいです。

   ただ、これだ!というプランがなかなかできないときは大変ですね。

古川:営業業務も設計業務も行うので時間が足りないのがつらいです(笑)

   でも設計士としてスキルアップしていると感じられるので楽しいです。

   プランをするときは、お客様の立場に立った設計を心がけています。予算も含め、

   そのお客様にとって一番メリットのあるプランを考えるようにしています。

山本:そうですね、僕はまずどんなご要望でも、まずは「受け止める」ようにしています。

   難しい要望も、もしかしたら、自分の知らない解決策があるかもしれないので、上司や同僚など

   なるべく多くの人の意見を聞きながら、最善の解決策を探すようにしています。

―――では、ご要望とご予算のバランスは、具体的にどのようにとっていますか?

山本:僕は打合せの初期段階で、費用的に異なるいくつかのプランを提案し、それぞれの概算を

   お伝えします。要望を優先したプラン・予算を優先したプラン 等ご提案し、それぞれを

   ご説明した上で計画の方向性をしぼっていくようにしています。

古川:私は、予算オーバーの場合はまず工事範囲の縮小を考えます。それ以上の縮小が難しければ

   住宅設備機器(※脚注・キッチンやシステムバス、トイレ等のこと)のオプションを変更したり、

   床材などの仕上げ材の変更を試みたりします。

   それでも難しければ工事に対しての優先順位をもう一度話し合ってプランを最初から見直します。

―――設備機器や床材という話がでましたが、どのくらい費用として違うものですか?

古川:住宅設備機器は、住友林業オリジナル設定品として、トクラス・LIXIL・クリナップ・TOTO

   ・永大 等のメーカーさんにご協力いただき、かなりお値打ちのオリジナル品としてご提供しています。

   住友林業でご新築いただく方・リフォームいただく方限定なので、ほとんどの場合はこちらを

   ご提案することが多いです。

   もちろん、オリジナル品に設定がないものをこだわりポイントとしてオーダーするケースもありますが、

   費用は数十万単位で違いますね。

山本:床材は、設計担当によって好みの分かれるところですね。

   ただ住友林業は、その名の通り「木」のよさをご提供している会社ですので、床材などは木質感を

   一番感じられる部分だと思います。だからこそ、より良いものをご採用いただきたいという思いは

   強いです。

古川:木質フローリング、といっても、無垢床・挽板・突板・シートフロア 等種類は多様です。

   また、ひとくくりに「無垢」といっても、樹種や産地、仕上によって金額は大きく違いますよね。

   先日私がお手伝いさせていただいたお客様は、様々なフロアをご検討いただいた結果、

   マホガニー無垢フロアをご採用いただきましたが、独特の光沢が非常に美しく仕上がりました。

   この樹は経年によってますます艶や深味を増していきます。生活の中でその変化を永く楽しんで

   いただけるはずです。

山本:マホガニーは、ウォルナット・チークと並んで世界三大銘木と評され、高級家具や楽器にも

   用いられてきた樹種です。しかし、人工的に植林されてはいますが入手にコストがかかりやすいため、

   見た目の良く似た木で偽装されたり、代替材が出回ったりしている樹種です。住友林業でご提供して

   いるマホガニーはこれまでも採用を検討しながら、実現してこなかったものを、近年インドネシアの

   林業公社を通じて安定的な供給が可能となり実現した、という背景があります。

―――そう聞くと、すごく高いのだろうなと感じますね。

古川:そうですね、正直、床材・・・とくに無垢材の中でも金額的に比較すると高級なグレードだと思います。

   ですが、環境保全に配慮された適正な環境で管理され、トレーサビリティを確保しているご安心

   いただける床材ですし、加工の最終工程で、表面を丁寧に磨き上げているので、特徴的な光沢と

   木肌の滑らかな肌触りを感じて頂けます。

   耐久性もあって寸法安定性も良いので、無垢の中でも扱いやすいと思いますし、ご採用いただいて

   後悔しない床材だと思います。

 

―――リフォームにかかる費用の相場は、新築と比べてもお客様にはイメージしにくいものですよね。

山本:そうですね、だからこそまずは、ご要望のすべてを伝えていただきたいです。

   その上でご予算を考慮してプランニングするのが僕たちの仕事ですから。

古川:お客様の考える優先順と、建物の状態から判断する優先順が違うことは多いので、

   永く安心して暮していただける住まいを、プロとしてのご提案をさせていただきます。

―――ちなみに、お二人が個人的に好きな床や、よくご提案するはありますか?

山本:プライムウッドのオークですね!

   オークの木目が元々好きなのですが、幅広で一枚一枚にちゃんとサネ(※脚注・床材の貼り合わせ

   で雄雌のある目地のような部分のこと)がとってあるのも気にいっています。

   挽き板(※脚注・表面に2~3㎜程度の無垢層があり、基材は合板の床材。突き板より無垢層が厚めなので、無垢に近い風合いがある)

   なので、床暖房に対応しているところもご提案しやすいですね。

   (※脚注・基材が合板の床材のほうが、床材が反ったり割れたりしにくいので床暖房にも対応できる。)

古川:私は、お住まいの個性やお客様の好みから、床材を選ぶことが好きです。

   でも先ほどお話したマホガニーのような高級感ある床材は美しいなと思いますし、お寺などで

   フロア材として製材されていない本当の無垢の木材そのものを活かしている床は好きですね。

―――最後にお客様へ一言お願いします。

古川:新築や住み替えなども含めて、様々ある選択肢の中から、リフォームを選んでよかった!

   と感じていただける仕事をしていきたいです!

山本:ご予算も含めて、お客様とご家族が心からご満足いただけるよう精一杯お手伝いしますので、

   お気軽にご相談ください!

―――ありがとうございました。

 

ともすると、「安くすること」に意識が向きがちな予算のお話ですが、

「予算のかけどころ」とでもいうべきこだわりはかなえていただきながら、

全体の中で費用をしぼっていける部分をリフォームエンジニアはご提案していきます。

日々、お客様とのご要望と向き合っている、リフォームエンジニアの思いを感じていただき、

安心してお任せいただけるご提案に繋げていければと思っております。

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また、みなさまのお住まいの近所まで、各種イベントでお伺いしておりますので、こちらのページの

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