支店・ショールーム 熊本支店からのお知らせ

こんにちは。

営業設計の児玉と申します。

２０１６年４月１４日、１６日に発生した熊本地震から今年で８年が経過しました。

私も入社前ではありましたが、熊本で被災した人間の一人です。

震災時は大学へ避難しましたが、本震は深夜で、暗く冷え込む中、グラウンドや体育館で過ごしました。

避難先の大学も電気・ガス・水道は止まっており、トイレが流せないため、

プールの水をバケツに入れて運んだり、食料や毛布を配ったりしていました。

震災時、当時住んでいたアパート近くの飲食店の方や、そのコミュニティの方々に

ご飯を食べさせていただき、寝泊りさせていただきました。

代わりにお店の掃除をしたり、近くの学校まで水を汲みに行ったりと、お互い助け合いながら過ごしました。

今でも交流は続いており、毎年この時期になるとそのお店の方々に会いに行っています。

建築基準法の第一条に、「国民の生命、健康及び、財産の保護を図り、～」とあります。

建築士として、また熊本支店の人間として、

震災の記憶を忘れることなく、リフォームを通じて皆様の

安心で豊かな暮らしを実現できるよう、日々努めてまいります。

今年も１月１日に能登半島、つい先日の４月１７日にも愛媛県・高知県で大きな地震が起こり、

今や大地震はいつどこで発生してもおかしくない状況にあります。

防災グッズを準備する、外出時の災害の際に家族で集合する場所を決めておく、など

自分自身や自分の大切な人を守るために、できることから始めていきましょう。

４月も後半となり春の陽気ではございますが、寒暖差の激しい日々が続いております。

皆様どうかご自愛ください。