【News vol.12】やるね!建築技術専門校
2018年01月20日
【②なかなかやるね!住友林業グループ:住友林業建築技術専門校編】
◆第2回目は、住友林業グループの「住友林業建築技術専門校」をご紹介します!
◆住友林業建築技術専門校は木造住宅建築において歴史と実績を誇る住友林業が、家づくりに関する技能・技術者の育成を行う企業内訓練校です。
◆運営は住友林業と住友林業ホームテックで構成された、住友林業建築技術専門校共同運営組合が運営しています。
◆所在地は千葉県四街道市で、1988年に開校。
◆以来、高品質で安心・安全な家づくりを実現する技能者の育成に努めており、伝統的な在来工法から最も近代的な工法まで幅広く学ぶ独自の教育カリキュラムで、これまでに1000名超の高い技術をもつ技能者を輩出しています。
◆その技術は世界トップレベルで、「技能五輪」等の大会で多数受賞しています。
「技能五輪」等の大会って?どんな大会なの?
<技能五輪全国大会>
技能五輪全国大会は国内の青年技能者(原則23歳以下)の技能レベルを競う技能大会です。
青年技能者に努力目標を与えるとともに、大会開催地域の若年者に優れた技能を身近にふれる機会を提供するなど、技能の重要性、必要性をアピールし、技能尊重機運の醸成を図っています。
この大会にて、参加資格を満たす成績優秀者が日本代表として選出されます。
<技能国際五輪大会>
技能五輪国際大会は、参加各国における職業訓練の振興と青年技能者の国際交流、親善を図ることを目的とし、隔年開催されています。
住友林業建築技術専門校は、技能五輪国際大会において、これまでに4名の日本代表選手を輩出し、計4回の受賞実績があります。
◆建築技術専門校で1年間行う、大工養成訓練をうけた訓練生は建築技術専門校卒業後、
住友林業の家を建てる、住友林業お抱えの大工さんとなります。
高い技術を持った大工を育てる事で、高品質で安心・安全な家づくりを実現しているんです!!
◆建築技術専門校では大工の育成だけでなく、住友林業の関係会社の新入社員の育成機関としても動いています。
住友林業の家の仕組みや、どう建てられているかを自分達で実際に建てて体感する事で、社員の知識向上にも貢献しています。
私も実際に約10日間の新入社員実技研修を行い、12人で1つの家を建てて来ました!
◆足場と基礎が既にあるところからスタートして、2階の小屋組まで建てていきます。
高所での作業も伴うので、12人で声を掛けながら建てていきました。
作業の手順も話し合いながら進めていくので、チームワークの向上にも繋がります!
◆プレカット材の現場加工は材の墨出しや機具の使用も全て自分たちで行います。
◆梁や柱の設置もクレーンなどを使わず、自分たちの力で持ち上げ組み立てることで、材の重さや組み立てる際の大変さだけでなく、こうした工事を通して各部材の役割や、金物の種類等の知識も同時に深めることが出来るんです。
大工の育成だけでなく、住友林業関係会社の社員の育成の場としても建築技術専門校は大きな役割を果たしているんですね。
住友林業グループって色々なことをやっているんですね。
次回もいろいろ取材して皆さまに住友林業グループの取り組みをご紹介します!!
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