第95回 **ももログ** ~リフォーム実例見学会を開催しました~
2016年04月22日
4/16(土)・4/17(日)の二日間、
高梁市の成羽町で「住友林業のリフォーム実例見学会」を開催いたしました。
二日目の未明には大雨、翌朝は快晴になったものの強風が吹きあれ、一時はどうなる事かと思いましたが、
ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。
N様邸のリフォームのきっかけは、
お風呂や洗面が冬場とても寒く不自由に感じておられ、
築40年の木造の家の
「お風呂が寒く、壁の隙間やサッシから流れ込む冷気を何とかして欲しい」とご相談があったことです。
また、
「台所と居間と広縁を繋がる広い空間にし、お孫さんたちと食事をしながら窓からの景色を眺めたい」とのご要望もありました。
そこで、
リフォームさせていただく部屋の
外気に接する壁床天井に断熱材を施工し、隙間風の流入や冷気を防ぎ、窓はペアガラスや内窓を設置、冷断熱効果を向上させました。
また、
使い慣れた間取りは大きく変えず、広縁の障子を撤去、台所と居間の引き違いの建具を背の高い引き分け戸にしたことで、
シチュエーションに応じて間仕切ったり、開放したりということが出来るようになりました。
窓から見える景色はこんな感じ・・・。うらやましい景観でした。
玄関ホールはくりの無垢床です。
壁天井はそのまま、床組みから新しくしたことで弊社の提案する床の断熱材を施工することが可能になりました。
LDKの床もオークの無垢床です。
実際に歩いていただくとよくわかるのですが、無垢材は足触りが非常によく、
衝撃を吸収するような働きがあり、断熱効果も突き板のフローリングに比べて高いです。
室内は、
ホールの味のある板張りの壁や既存の建具と上手く調和するよう、チェリー色で統一しています。
間仕切は高さのある建具ですので、開閉しやすく圧迫感のない白色の扉を選択しました。
お部屋のアクセントになっている化粧の柱や梁は、撤去せず残した柱や天井から下がってきた梁です。
普段はそのまま化粧材として見せることが多いのですが、今回は石膏ボードで覆い、チェリー色のシートをはりました。
キッチンは
お手入れが非常に楽なステンレスの天板に収納力の高く、
腰をかがめずに物が出し入れできる、引き出し収納と、
おそろいのカップボードと家電収納をご提案しました。
洗面は
お手持ちの洗面を利用させていただき、白を基調に整えました。
お風呂は、
ほっからり床で知られている某メーカーのユニットバスです。
奥様のお好みでパネルは藤色に・・・。上品な組み合わせになりました。
これでお風呂も冬場暖かく、お風呂から出ても着替えるときにヒートショックなどの心配も少なくなります。
弊社は工事担当者が現場を管理するのですが、今回工事担当者の泣かせる提案です。
思い出深い「丈くらべ」の跡をちょっとした工夫で見事に残してくれました。
ご来場いただいた方には、高梁名物の「ゆべし」でおもてなししました。
最後に。
ご来場いただいた数名の方にはお配りできたのですが、
初日にお客様が山から採ってきた「わらび」と「筍」をふるまってくださいました。
われわれスタッフも下処理をお手伝いしながら、業務以外のことをいろいろ学ばせていただきました。
お客様のお人柄あってこその、
ほのぼのとした完成現場見学会になりましたこと、厚く厚く御礼申しあげます。
住友林業ホームテックでは、
リフォームエンジニアがひとり一人のお客様のご要望をじっくりお伺いしながら、様々なご提案をさせていただきます。
お家のことでお困りのこと、気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。
以上、岡山支店、リフォームエンジニア小林がご案内させていただきました。
最後までご覧下さり、ありがとうございました。
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お問い合わせは - 岡山支店 0120-70-1064