第101回 **ももログ** ~W様邸 レッスン室のリフォーム~
2017年01月10日
こんにちは、リフォームエンジニアの小林です。
お正月でなまった体は徐々に元通りになってまいりました。
今回のリポートは、ピアノ教室をリフォームさせていただいたW様宅です。
学校で教鞭をとられるご主人様と、ピアノとお琴を教えていらっしゃる奥様のご要望で、
ふすまで間仕切られている和室と洋室にフローリングを敷き込み
ひろびろとしたレッスン室にしました。
レッスン室の入口には音が他の部屋にもれにくいよう防音ドアを取り付け、
床の間を撤去して収納スペースに、
押入はお琴や関連の道具、楽譜などを収納できる可動棚付きの物入れにしました。
一番の見どころは、ご主人様が長年にわたって収集された尺八を飾るスペースです。
大事に押入にしまわれていたのですが、今回飾っていただくことになりました。
お部屋の片隅で良い、でもちゃんと主張しているコーナーにしたかったので、
両側に壁をつけクロスの色を変えました。
ダウンライトが壁をいい感じ(自我自賛)に照らしています。
お恥ずかしながら尺八についてまったく無知でしたのでいろいろ教わりながらのご提案でした。
尺八は、真竹の根元を使い7個の竹の節を含むようにして作るものが一般的で
標準の管長が一尺八寸(約54.5cm)であることに由来しているそうです。
大量生産ではないので、ひとつとして同じものはなく、
例えば左の列の下から2段目の黒い尺八は、
囲炉裏をつっている竹が煙でいぶされたものだとか・・・。
昼間はレッスン室として利用されていますが、
この部屋で大きな音で音楽を聴きながら、毎晩くつろぐのがとても楽しみだとおっしゃっていただいています。
W様、尺八のコレクションを眺めながら、1日の疲れをこのお部屋で癒してください。
リフォームのご依頼、本当にありがとうございました。
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