「家族での団らんが楽しめるスペースにしたい」「孫たちが来たときに寛げる空間にしたい」など、暮らし方によってリビングの理想はさまざま。最近では「勉強や仕事ができるワークスペースを設けたい」という声も多くお聞きします。
リビングは、キッチンやダイニングと一緒にリフォームを検討する家庭が多く、生活の中心とも言える場所なので、リフォームによって暮らし方が大きく変わります。
最近のリビングリフォームのトレンドを参考に、家族の暮らしに合わせたリフォームをご検討ください。

- リビングリフォームの費用相場
- リビングリフォームのトレンド
- リビングリフォームの要素と特徴
- リビングリフォームのポイント
- リビングリフォームで利用できる補助金制度
- リビングリフォームした方の感想
- リビングリフォーム事例
リビングリフォームの費用相場
リビングリフォームの費用は、内装の変更から、さらに窓や照明の変更、床暖房の設置など空間の快適度をアップさせる改修を行うか、LDKを含めて間取りや広さを変更するかなどによって大きく変わります。

リビングリフォームのトレンド
昔の家はキッチン、ダイニング、リビング、和室などが細かく区切られていたのに対して、最近はLDKを一体化するリフォームが多くなっています。例えば、リビング部分だけ天井を一段上げて意匠を変えるなど、アクセントを加えることで空間にメリハリが生まれます。和室の要素は残したい場合に、段差のある小上がりで畳スペース設けるのが人気です。
LDKの一角に一部だけ壁で仕切ったワークスペースをつくるケースも増えています。家族の気配を感じながら、勉強や仕事、家事に集中できます。
LDKを一体化しながら、リビング部分の天井の意匠を変えてアクセントに。

リビングに小上がりの畳スペースを配置。

LDKの一部を壁で緩やかに仕切り、ワークスペースに。

リビングリフォームの要素と特徴
リビングには床や壁、窓や収納など、変えられる要素がたくさんあります。最新アイテムの特徴を参考に、理想のリビング空間をご検討ください。
床
心地よく使い続けるほど味わいが増す無垢床
家族が団らんするリビングは、素足でも心地よく、使い続けることで味わいが増す無垢床を選ばれる方が多くいらっしゃいます。
以前は、無垢材は湿度変化により伸縮するため、床暖房に対応していませんでしたが、現在では、床暖房に対応する無垢フローリングも増えています。
また、立体的な表面加工によって無垢材の魅力をさらに引き出した床材も人気です。
住友林業のリフォームでは、豊富な樹種を取り揃え、木質感を活かした空間づくりをご提案します。


さまざまな木の効果
木には、人や住まいにもたらすさまざまな効果やメリットがあります。例えば、内装に木を使用することで、見た目や香りによって自律神経の状態が安定しリラックス効果が高まります。住友林業のリフォームでは、高品質な木を利用して、健康寿命を延ばす住まいを実現します。

壁
無垢床に相性が良い自然素材
クロスは意匠性に富んださまざまなタイプのものがあります。クロスだけでなく、無垢床に相性が良い木や漆喰、石やタイルなど、さまざまな天然素材の壁材があります。
消臭性や調湿性を求める方には漆喰やエコカラットがお勧めです。
最近では、壁の一面だけ素材や色柄を変えるなど、空間にアクセントをつけるケースも多くあります。

天井
梁を見せたり、木でアクセント
広いLDKなどの場合、天井部分の一部のみ梁を見せたり、壁際などの一部を木の天井材にするなど、アクセントをつけるのが人気です。
天井部分に木を使うことで、ソファーに座った時などに目に入り、自然素材ならではの温もりや優しさを感じることができます。

収納
大容量を確保できる造り付けの収納
リフォームは、収納を見直す良いチャンスです。モノがあふれがちなテレビまわりの壁などに造り付けの収納を設置するケースが多くあります。造り付けの収納にすれば、地震で倒れる心配がありません。
また、最近は壁に収納を埋め込む「ニッチ収納」なども人気です。


窓
冬の寒さ・夏の暑さを軽減する窓
リビングリフォームの場合、多くの方から断熱性能の向上もご要望としていただきます。最も効果的なのが窓の断熱化です。複層ガラスの窓への変更をお勧めします。
住友林業のリフォームなら、窓を大きくしてより開放的なリビングにすることが可能です。

冬の寒さ・夏の暑さの原因の1位は窓
冬の暖房時には、室外へ逃げる熱の58%が窓からです。また、夏の冷房時には、窓から73%の熱が室内へ入ってきます。窓周りの断熱対策をすることで、部屋を快適にすることができます。

カーテン
部屋の雰囲気を大きく変えるカーテン類
カーテン類は色彩や素材感で空間の雰囲気が大きく変わります。遮熱性能や遮光性能など機能性もさまざまです。
カーテンだけでなく、ロールスクリーンやブラインドなども部屋のアクセントになります。
住友林業のリフォームなら、お客様のご要望に合わせて、インテリア担当がリビングのトータルコーディネートをご提案いたします。

照明
部屋の雰囲気づくりに効果的なダウンライト
最近のLED照明は、明るさはもちろん、光の色も調整でき、照明を換えるだけで、部屋の雰囲気を変えられます。
大空間の場合、部屋全体を明るく照らすシーリングライトだけでは味気ない場合があります。そんなときはダウンライトを部屋の四隅に配置したり、真ん中のシーリングライトの代わりにダウンライトを4つぐらいつけるなどの工夫が有効です。
ダウンライトは光が真下に向かうため、部屋に明るい部分と暗い部分が生まれます。空間に陰影ができることで、落ち着きや上品な雰囲気が生まれます。また、ダウンライトは天井への埋め込み式なので、天井をスッキリ見せることができます。
リビングのスペースが限られている場合、部屋の入口から対角線上の角にペンダントライトを配置すると、一番遠くが明るくなり、感覚的に部屋が広く感じられます。

リビングリフォームのポイント
リフォームのヒント
リビングを変えると暮らしが変わる
リビングは、家族が集い団らんするメインの場所です。リビングを変えることで、暮らしが大きく変わります。
例えば、リビングに本やCD、趣味のアイテムなどを入れる収納を新設すれば、それまでテレビを見ていただけの空間が、趣味を楽しむ空間に生まれ変わります。
また、家族の写真や旅の思い出、アートなどを飾るペースをつくれば、より居心地の良い空間になるでしょう。 LDKの一角に、一部だけ壁で仕切ったワークスペースをつくるのも人気です。
リビングでどんな暮らしを楽しみたいかを教えていただければ、最適な空間をご提案いたします。

無垢床?床暖房?どっちがいいの?
リビングのリフォームの場合「無垢床にしたい」「床暖房を設置したい」というご要望を多くいただきます。最近では、床暖房対応の無垢床もありますが、一部の無垢床は床暖房が難しい場合があり、どちらを選ぶか迷われるケースがあります。
住友林業のリフォームなら、住まいの断熱性能をアップさせることで、床暖房がなくても暖かい住まいにでき、一年を通して無垢床の心地よさをお楽しみいただけます。
リフォームの初期コストと暖房時のランニングコストも判断基準の一つとしてご検討ください。

収納やコンセントは計画的に
LDKをひとつの大きな空間にリフォームした際に「収納が足りなかった」「コンセントがもっとあればよかった」という話がよく聞かれます。
あらかじめ収納やコンセントの用途や分量を考えて計画を立てると良いでしょう。コンセントは設置箇所を増やして利便性を高めることができます。
その際に気をつけるのはブレーカーの設定です。設定がしっかりと整理されていないと、エアコンや電子レンジを使うたびにブレーカーが飛んでしまうなど、過ごしにくい空間になってしまいます。住友林業のリフォームなら、担当者が電源の使用方法をお聞きして、最適な計画をいたします。

住友林業のリフォームなら柔軟に間取り変更が可能
理想のリビングをつくるには、一部の壁を抜くなど、構造を変える必要があるかもしれません。
住友林業のリフォームなら、構造的な強度を確保しつつ、広い空間や間取りの変更が可能です。また、無垢床など自然素材を生かしたこだわりの内装を実現できます。
当社なら、床や壁などのセレクトはもちろん、インテリア担当がカーテンや照明、グリーンなどのアクセントまで、お客様の趣味趣向に合わせてトータルにご提案いたします。

リビングリフォームで利用できる補助金制度
リビングリフォームで耐震や省エネ、バリアフリーリフォームをした場合、補助金制度を活用できる場合があります。適用できる制度については、お気軽にご相談ください。
リビングリフォームした方の感想
実際にリビングリフォームした方から、こんな声をいただいています。
リフォームのきっかけ
家族5人ではLDKが狭かったので、増築してLDKを広くしたい。子どもがまだ小さく、自室にこもる年齢ではないので、リビングに勉強スペースと夫婦のパソコンスペースがほしかった。
「お気に入りはテレビの背面のレンガの壁。アンティークっぽいレンガで、ウォールナットの床や黒の家具と合っている。また、吹き抜けの天井までの大容量の本棚ができて、かなりの量を収納できる。子どもたちはまだ小さいので、自室ではなくリビングで勉強できるようにカウンターを設けた。その周辺に、ハンモック、のぼり棒、黒板を設置。伸び伸びと遊べるようになった」(築8年・40代)
リフォームのきっかけ
家業が忙しく、この30年間、家のメンテナンスを何もしていなかった。家業を閉じることになり、これからはゆっくり家で過ごすため、リフォームすることに。
「リビングが広く、明るく、暖かくなった。白を基調にした部屋は広く感じられる。リビングの間接照明、壁のアクセントカラーなどは、素人には思いつかないもの。それらを提案してくれて、雰囲気よく仕上げてくれた。リビングの雰囲気に合わせてカーテンなどもコーディネートしてもらった。自分たちで選んだのでは、こうはうまくいかなかったと思う。統一感があり、素敵に仕上がった」(築30年・70代)
リフォームのきっかけ
子ども2人が結婚して独立し、夫婦2人の生活になったので、それに合った間取りにしたいと思った。
「3社で検討したが、ダイニングとリビングの間の壁をすべて取り払えると言ってくれたのは住友林業ホームテックだけだった。リフォームにより大空間にすることができた。隣の和室もつなげることができた。娘夫婦2組が遊びに来てもゆったりと過ごせる。照明はすべて天井や壁に埋め込み式にしてもらった。以前、デザイン重視で吊り照明などがあったが、掃除ができずに困ったりしたため。掃除の必要がなくなり、心配が減った」(築32年・60代)
リビングリフォーム事例
リビングの場所を移動した開放感のあるLDK
もともと玄関ホールや階段、廊下のあった場所にリビングを移動して、ダイニングと一体化した開放感ある空間にリフォーム。「明るい空間が欲しい」とのご要望に応え、ダイニングにトップライトを設けました。床暖房に対応するウォルナットの挽板フロアを採用し、落ち着いたモダンな空間になりました。


二間の和室をまとめて吹き抜けにした広くて明るいリビング
既存の和室二間と広縁をまとめて、空間を広げるために小屋裏を吹抜けに。親戚や家族が集う広いLDKを実現しました。内装にも手を入れ、新旧の部材が美しく調和するに努めました。「二間の和室を吹抜けにしたことで、昔ながらの家特有の暗かった部屋が明るく開放感に満ちたモダンな空間に生まれ変わりました。とても心地いいですね」(ご主人)


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