
築約170年の建物が基になっている書院を檀家さんの休憩や法事に際しての会食などに使える空間にすることが工事の主な目的でした。
使いやすさはもちろん、次の100年、200年の歴史を刻む建物にふさわしく、ヒノキやケヤキの無垢材をふんだんに使用しました。
築年数 | 約200年 |
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施工期間 | 550日 |
工事面積 | 670.25㎡ |

ご要望&解決 住友林業の施設リノベーションではこのように解決しました
ご要望
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書院を檀家さんに快適に使ってほしい
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繰り返した増築による動線の悪さを解消したい
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震災等の有事には避難所としても機能するようにしたい
解決
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書院は梁を現しにした吹き抜けのある明るい空間を実現
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本堂回廊を住職やスタッフの動線としながら濡縁としても機能させた
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旧家住宅の耐震補強ノウハウを活かし、大規模補強も可能

オーナー様の声
欄間や建具など残せるものはできるだけ残し、檀家さんとともに刻んできた歴史に敬意を表して次代につなぐことができました。 檀家さんに使っていただく書院がきれいになったことに加え、庫裏と本堂の行き来も楽になり、運営の負担も減らすことができました。