住友林業のリフォーム

4つの和室が田の字につながる伝統的な間取りだったI様邸は、洗面所が狭くキッチンは北側の一番奥という住まい。そこで、大きく間取りを変更し、和室をつなげてLDKに改修しました。

LDKは、アイランドキッチンと直線でつながるダイニングテーブルを据えた、開放感ある広々とした場所に生まれ変わりました。暖色のメイプルを床材に採用し、壁は白壁にすることで、部屋が明るくなり、自然とご家族が集う場所となりました。玄関も吹抜けにすることで、明るさが住まいに取り込まれました。

元々「材料にこだわって建てた」と言われる通り、立派なケヤキの差し鴨居や太い松の梁が風格を感じさせる住まいでした。それら既存部材をうまく残し、重厚な雰囲気はそのままに、制震ダンパーを取り入れることで、耐震性を強化し安全性も確保。

2階が主に子世帯の居室になるため、奥様の好みに合わせて北欧テイストに。床材もチェリーに変えて明るい雰囲気にしました。ミニキッチンや書斎を新設し、プライベートな空間も調えました。

広々とした空間で二世帯一緒に、プライベートな部屋ではそれぞれの世帯で楽しく過ごす。これからも大切に住み継いでいける二世帯住宅になりました。