今どきのキッチンは、家族の笑顔の中心地!
今日から出来る
家族みんなが使いやすいキッチン収納のポイント
- 監修者
-
住友林業クレスト株式会社 営業推進部 主任
石黒 惠
最近のキッチンはオープンタイプが増え、家族みんなが使う場所へと変化してきています。そこで今回は、インテリアとしても映えるキッチン収納のポイントを解説していきます。家族が充実した毎日を送れるキッチンをめざしてみませんか。
CONTENTS
調理場から家族のコミュニケーションの中心に。
変わるキッチンの役割
日本の台所は長らく独立型が主流で、LDK(リビング・ダイニング・キッチン)一体型の間取りが多くなってからも、壁付けキッチンを選ぶ家庭が大半でした。キッチン(台所)は「調理場」であり、お母さんが立つ場所、というイメージを持っていた方も多いのではないでしょうか。
しかし最近ではアイランド型などオープンタイプのキッチンが増え、料理をしながらリビングにいる家族と会話をしたり、家族が自然と後片付けに参加したりする風景も珍しくなくなっています。また、「料理男子」の増加や「食育」などの影響もあり、男女問わず料理を楽しむように。キッチンは家族みんなが使う場所になりつつあります。
そこで求められるのは、家族の誰もが使いやすいキッチンです。スッキリと片付いているのはもちろんのこと、調理器具や調味料など必要なものが手に取りやすく、後片付けの時はどこにしまえばよいかと迷うことがない。そんなキッチンだと料理がより楽しくなることまちがいありません。
一方で、ダイニングやリビングからキッチンが見えるようになることで、インテリア性も重視されるようになります。LDKとしてのまとまりを大切にしながら、空間のアクセントになるキッチンにするためには、溢れかえるモノをいかに上手に収納するかが大切。“魅せる”収納も上手に取り入れながら、生活感を程よく抑えるコツをご紹介します。
スッキリ片付く!キッチン収納の基本のキ①
~置く“もの”を決める~
まずは今持っているものを把握し、要るものと要らないものを仕分けていきます。できればキッチンにあるものを全部並べてみましょう。引き出しの中や棚の中もすべて出して、見える状態にすることが大切です。
いつか使おうと思っている引き出物などの食器や、いつもらったかもわからない食品などはないでしょうか。便利そうと思って買ったけど数回しか使わなかったキッチングッズなど、意外と要らないものが多いことにびっくりするかもしれません。
ポイントは「まだ使えるもの」じゃなく、「いま使うもの」かどうか。壊れていなくても、古くなくても、使わないなら潔く処分しましょう。「ないと不便なもの、困るもの」だけ残すというルールを決めると、判断しやすくなります。
油断するとすぐ増えてしまう「ストック品」「調味料」はどう収納する?
レトルトなどの保存食品や、普段使いの調味料などをストックしている家庭は多いでしょう。一般に賞味期限が長い商品が多いため、「安かったから」「切らしてしまうと困るから」と安易に買ってしまいがちですが、ちょっと油断するとたくさん溜まってしまうことも。
対策としては、ストックするものの種類、品数を決めておくのが一番です。そのうえで、たとえば「毎月5日」などチェックする日を決めて、定期的に確認する習慣をつくるのがおすすめ。賞味期限切れも防げますし、ローリングストックのサイクルをつくれば、災害対策にもなります。レトルトはここ、調味料はここ、など保管する位置を決めてしまい、一目でどこに何があるかわかるように整理しておくと、定期点検もラクになります。
また、置き場所としてパントリーを設けるのも一案です。パントリーは家事動線上にありながら、キッチン外から見えにくい位置に設置すると、扉をつけなくてもいいので出し入れしやすく便利です。
スッキリ片付く!キッチン収納の基本のキ②
~置く“場所”を決める~
置くものが決まったら、次はそれらをどこに置くかを決めます。基本的には、使う場所の近くに使うものを収納するようにするのがセオリー。「水まわりで使うもの」「コンロまわりで使うもの」「冷蔵庫の近くで使うもの」など大まかに分け、その近くに収納場所を設けるようにします。
リビング側からは見えないのもポイント
例えば、シンクで使う水切りネットが、食器棚の引き出しにストックしてあったり、またお玉やフライ返しがキャビネットにしまってあったりなど、少しの距離だとしても、使う前に「取りに行かなければいけない」場所にあると、また使うから……と結局出しっぱなしにしてしまいがちです。
我が家の動線を考えて置く場所を確保し、時にはしまい込まずに見せる収納にしたほうが結果としてスッキリ見えることもあります。
スッキリ片付く!キッチン収納の基本のキ③
~置く“位置”を決める~
置く場所が決まった後は、その範囲内でどういう順で置くか?を考えると、さらに取り出しやすく、しまいやすい収納になります。
基準となるのが、取り出しや片付けの際の身体の動きです。頻繁に使うものは手の届きやすい位置に、たまにしか使わないものは遠くてもOK。奥行がある棚の場合は、毎日使うものは手前に、たまにしか使わないものは奥にというのがセオリーです。
例えば、同じ食器類でも毎日使うお茶碗やお椀などは手が楽に届く位置にあればスムーズに取り出せます。たまにしか使わないお客様用のカップは棚の上のほうに、鍋など重いものは下に置いても支障はありません。
位置まで決まったところで、最後に「どう置くか」を検討しましょう。細かいキッチングッズや調理器具はグループごとに仕切りなどを利用して、誰もが同じ状態にしまえるようにすると、次に使う人がストレスなく使えます。
同じようにストック食品や調味料も同じルールで収納します。定位置を決めると散らかりづらくなり、持っている量が一目で把握できるのでムダ買いも防げますよ。
住友林業の家が考える、“暮らしを変える”キッチン収納
キッチン空間を考える時は、長く時間を過ごすLDK全体でのまとまりで考えると、より心地の良い空間となります。キッチンもインテリアの一部ととらえ、上質な空間演出が必要です。
例えば住友林業クレストがおすすめする収納シリーズ「TiFC(ティフカ)」は、収納力の高さはもちろんのこと、美しい木目やあたたかな間接照明などデザイン性も追求しています。床材や建材とコーディネートすることで、LDK全体として統一感のあるスタイリッシュな空間を作り上げます。
みんなで料理を作ったり食事を楽しんだり片づけたりすることは、家族の仲をより深めてくれます。たくさんの楽しい思い出が生まれ、1人ひとりの心のなかに笑顔の記憶として刻まれることでしょう。キッチンから家族の暮らしを考える、そんなリフォームも楽しいものです。ぜひ、我が家らしい団らんのヒントを探しに、ショールームに足を運んでみてください。
監修者プロフィール
- 住友林業クレスト株式会社 営業推進部 主任
石黒 惠 -
整理収納アドバイザー2級の資格を持つ。
住友林業クレストは、住友林業グループの国内唯一の木質内装建材メーカーとして、お客さまの視点を大切にし、住宅・非住宅の分野に渡り、木質感あふれる商品開発・製造・販売を通し、生活関連事業の発展に貢献しています。