特別対談
知る人ぞ知る家具
「sphere」
その誕生を語る。
〈後編〉第6話
2025.2.21
開発したデザイナーが
名付け親
川村
スフィアという名前は、「球体」とか「天体」という意味ですよね。この名前をつけたのも良かったと思うんです。
元々、愛称をつけようという話はなかったような記憶がありますが。
副島
そうでしたね。
川村
品番だけだと愛着が生まれにくいと思うんですよ。スフィアという名前はどういう経緯でつけたんでしたっけ。
副島
開発の時から丸みのあるデザインにしようとやってきて、出来上がったのも、優しい曲線のデザインになった。だから名前もそういうのがいいね、と。
川村
ああ、そこからでした。
副島
「円い(まるい)」の「円(えん)」という漢字は、円満とか円熟など豊かになっていくイメージの言葉に使われます。
末長く使っていただきたい、そしてその空間にくっきりとたたずんでいる。そういうニュアンスが伝わるような名前がいいな、と。
それでスフィアと名付けています。
川村
言いやすく覚えやすい名前だと感じています。
副島さんの案だったかな。
副島
ネーミングの候補を出したのは、実は携わったデザイナーなんですよ。デザイン画を描いて試作してきた本人が、こういうのはどうだろうと出してきた。だからコンセプトに合った名前が上がってきたわけです。
川村
なるほど。それならイメージぴったりなのも道理ですね。


