− リフォーム実例「住友林業の家」
Owner’s Story 008 −
立地のよさを活かした間取り変更で、
生活動線を整えた家
- 築20~29年
- 親世帯と同居
- 二世帯住宅
- 木質感・自然素材
- 収納アップ
Oさま邸リフォーム(神奈川県)
- 築年数:24年
- 家族構成:ご主人のお母さま、Oさまご夫妻、お子さま2人
- リフォーム面積:171.61㎡
- 工期:約4ケ月
ひとり暮らしのお母さまとの同居に合わせてリフォームを検討
ご実家で一人暮らしのお母さまを気にかけていたというOさま。ちょうど次の住まいを探す時期となり、「家族は何かあったときに助け合える近くにいたほうがよい」という亡きお父様の言葉もあり、ご実家で同居することを決められました。間取りはゆとりがあるように見える6LDKでしたが、区切られた間取りは玄関からの動線が悪く、家事をするにもあちこちに動き回るような状態だったと言います。そこで「築20年以上経過した実家を、同居するにあたってリフォームしたい」とご相談をいただきました。
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− BEFORE −

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− AFTER −

さえぎるもののない高台立地のよさを活かした間取り変更で明るく開放的なLDKに
高台に建つO邸は、前面にさえぎる建物がないため日当たりもよく抜け感がある立地です。しかし、以前は南側に二間続きの和室があり、また居間と食堂が仕切られていたため、光が居間や食堂に入りづらく少し暗い印象でした。リビング隣の和室Aが通風・日当たり・眺望ともに一番いい場所にもかかわらずあまり使われていないことを知ったリフォームエンジニアは和室Aをリビングとつなぎ、広々としたリビング・ダイニングにするプランを提案。立地の良さを存分に活かし、陽がさんさんと降りそそぐ明るく気持ちの良いLDKとなりました。せっかくの眺望なので、窓を高くしさらに開放感を高めています。十分な広さがあった既存のLDKの中での間取り変更をイメージしていたOさまには、「想像を超える夢のような提案」とお喜びいただきました。「空間を有効に使えて、子どもたちは以前よりのびのび遊んでいます。日当たりがよくLow-E複層ガラスの窓は断熱性能が高いので、天気のいい日は暖房いらず。照明をつけなくても十分明るいです。夏は風が南北に通り抜けて心地よいですね」と快適にお過ごしのようです。
まだまだ元気なお母さまですが、将来を考えて生活を1階で完結できるように検討。日中主に過ごされる6畳の和室は、リビングとの間に壁を立てて、個室としての独立性を高めました。居室と隣り合う納戸は内部にハンガーパイプや可動棚を設け、居室からも出入りできるお母さま専用のウォークインクロゼットに一新。洋室が4部屋ある2階は壁紙や照明器具などの交換にとどめ、家族みんなの生活空間である1階を重視して、リフォーム費用を検討しました。
暮らしやすい生活動線がプランニングの肝
O邸のプランニングでは、ご家族の生活習慣に沿った動線を考えています。例えば、幼稚園から帰宅してすぐ、上の写真にある玄関横の洗面コーナーでお子さんと「ただいま手洗い」をして、すぐ横の廊下にある収納に通園グッズをしまい、奥のキッチンのパントリーで買った食材を収納。というように、玄関からキッチンまで歩きながら帰宅時にやることが完結します。こういった動線設計を行うことで、リビングダイニングはすっきり片付いた状態を保てますし、ものの出し入れの手間を省き収納しやすい間取りにしています。
「家事をするにも動線が良くて生活しやすい」と奥様は喜んでいらっしゃいました。
大容量のパントリーを新設して食材ストックも万全
2世帯で暮らすには、食材などをたくさんストックできたほうが便利。キッチンの背面側にパントリーを設け、窓辺にはカウンターを造作し、アイロンをかけたりちょっとした書き物ができたりするスペースも確保しました。リビングダイニング側からは死角になるので、少しくらい乱雑になっても気になりません。奥様は、大容量でキッチンからのアクセスがいいところがお気に入りだとか。
孤立感のあったキッチンは、会話もはずむ
以前の台所は居間と壁で隔てられており、お母さまが食後の片づけなどをしていると会話も聞こえず孤立感を感じることがあったのだそう。対面キッチンとなった今はリビングダイニングにいる家族と会話がはずんでいるようです。、「窓から夕焼けも富士山も見えてとても心地いいです」と奥さまがおっしゃるように、心地よく家事ができる空間に生まれ変わりました。
思い入れのある大谷石を玄関の主役に
建材としてよく使われる大谷石の産地である栃木県のご出身という奥さま。栃木県では大谷石を使っている住まいが多く、今回のリフォームで大谷石をどこかに採用したいというご希望がありました。リフォームエンジニアは、せっかくならと目に留まりやすい玄関ホールの壁面に使うことを提案。階段との間仕切り壁を上方向に延長して表面積を増やし、インパクトを出しました。カウンター収納を組み合わせ、Oさま邸を象徴するコーナーへと仕上げました。
リフォームでお子さまがのびのび過ごせる住まいに生まれ変わり、キッチンや収納スペースなど、住まいの使い勝手に大変満足していると言うOさまとお母さま。「もともと考えてもいなかった和室をリビングに広げるプランなど、よりよい案を提案してもらえて本当によかったです。今では2世帯で賑やかに過ごせる、快適な住まいになりました」と笑顔でおっしゃってくださいました。

