INTERVIEW #05
INTERVIEW #05
一軒ごとに異なる“不具合”を見つけ、安心の暮らしをメンテナンスする
アフターメンテナンス職
池袋支店 東京西営業所 課長代理
浅野 啓助
2015年キャリア入社・内装工事会社より転職
PROFILE
中学から高校までサッカー部に在籍。前職では、クリーニング・内装工事を担う中小企業で営業・現場管理まで幅広く経験した。

CAREER

2015-2018
つくば支店に配属
2019-2021
池袋支店に異動
係長に昇格
2022-
同支店で課長代理に昇格
当たり前のことを続けていく、
メンテナンスの仕事観に共感した
前職は、家のクリーニングや内装工事を担う小さな企業で、営業から現場管理、時には工事まで担当していました。転職を志したのは、スキルを活かして、より長く安定した環境で働きたかったから。そんな中、福利厚生の充実などの働く環境が条件に当てはまったのが当社でした。応募当時はメンテナンスの仕事があるとは知らず、工事管理職を希望していましたが、選考途中で人事から「浅野さんの経験を、ぜひメンテナンス領域で発揮してほしい」と提案してもらい、必要としてくれていることがうれしく、喜んで引き受けました。最終面接では、メンテナンス部の部長が「当たり前のことを、当たり前にこなしていくことで、住友林業ホームテックの今のポジションがある」と話していました。私のこれまでの仕事観、お客様への向き合い方に通じるものがあり、強く心を打たれて入社の意志を固めました。
定期点検で“不具合”をチェック。
先回りして修理を提案する
入社以来、アフターメンテナンス職として、新築・リフォーム物件のオーナーさまのご自宅を訪問し、定期点検を行っています。住友林業ホームテックでは完工後の定期点検がサービスとして含まれており、定期点検で不具合が見つかれば修繕対応を考えていきます。定期点検以外にオーナー様からお問い合わせをいただく臨時点検もあり、毎月40軒前後を見ています。自分で修理できる範囲のものもあれば、業者さんを手配するケースもあり、柔軟な対応が求められます。今は使えていてもそろそろ古くなりそう、という部分があれば、「材料の取り寄せ期間を考えて、今の段階で交換しておきませんか」と、先回りしてご提案しています。難しいところは、不具合の感じ方がお客様によって異なるところです。暮らし始めてみたら、家の構造上、「生活音が響いて気になる」「部屋がなかなか暖まらない」などと感じられるケースもあります。アフターメンテナンス職はそうした声を聞く機会が多いので、現象が起こる原因はきちんとお伝えした上で、改善提案をお持ちすることもあります。一度社内に持ち帰り、「こんな意見がありました」「どう解消できるでしょうか」などと意見を交わすことで、最適なご提案につなげようと心がけています。
「住友林業で建ててよかった」
お客様の声がうれしい
メンテナンスの仕事は、感謝される仕事です。不具合を発見し、改善策を提案して感謝いただくこともありますし、定期点検の結果、大きな問題がなかったときにも喜んでいただけます。築20年以上のご自宅でも、修繕点がなく点検を終えることは少なくありません。「こんなに長く住んでいても大丈夫なんですね」「やっぱり、住友林業で家を建ててよかった」と言っていただけると、家づくりを担う一員として誇らしくなります。住友林業グループでは、25年以上前から「定期点検」の仕組みをいち早く取り入れ、お客様のお住まいに長く向き合ってきました。引き渡し後最初の定期点検で、あるオーナー様より、「おうちが建ってからもずっと見ていただけて、皆様にとってはご苦労が絶えないですね」とお気遣いいただいたことがありました。一生のお付き合いになるのだと仕事の意義を改めて感じたのをよく覚えています。
長く働ける環境づくりに主体的に向き合いたい
これからは、アフターメンテナンス職としてお客様の声に耳を傾けるだけでなく、お客様に長く寄り添い続けるための社内体制づくりを進めていきたいです。たとえば、2021年にはサポート担当の増員や、住友林業の新築部門との連携、合同ミーティングの開催、修理業者との関係性改善などに、上長が積極的に取り組むことで、目に見えて働き方が変わっていくのが感じられました。今後は、自分がマネジメントポジションにつき、より現場の声が通りやすく、仲間とともに、長く働ける環境を整えていきたいです。
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