INTERVIEW #02
INTERVIEW #02
お客様や職人の皆さん、リフォームエンジニア職との丁寧な情報共有が、満足度の高い仕事を生む
工事管理職
東京南支店
浅井 涼
2022年新卒入社・専門学校 建築学科卒
PROFILE
専門学生時代は授業のアシスタント(Teaching Assistant)を経験。学生時代から教えることを経験したことで、分かりやすく伝えるにはどうしたらいいか、相手の立場に立って考える大切さを学んだ。

CAREER

2022.4
1か月間、同期と宿泊研修。ビジネスマナーなど社会人の基礎を学ぶ
2022.5-
東京南支店に配属
リフォームエンジニア(営業設計)・工事・メンテナンス研修で3職種の業務を学ぶ
2023
先輩・上司のフォローを受けながら、工事管理職としてスタート
“理想の家”に変えていくリフォームに、
夢を感じた
建築に興味を持ったきっかけは、子どもの頃に見たリフォーム番組でした。古い家が、最新の技術やデザインの力で新しく生まれ変わっていく。その様子にわくわくして、「建築の力ってすごい!」と感じました。その思いが後に建築学科進学の決め手につながっていると感じます。就活時は、学んだことを活かすなら身近な“家”で、好きな木造建築に携わりたいと考え、木材にもこだわりを持っている住友林業ホームテックに興味を引かれました。リフォームは、これからも社会の需要が伸びていく分野。そんな成長分野でお客様の理想の家を完成させていく仕事がしたくて、入社を決めました。入社2年目の今は、工事管理職として複数のリフォーム物件を担当しています。お客様のニーズや工事内容などを詳しく知った上で、工事の進捗や近隣状況を常に把握していることが欠かせません。私が子どもの頃にわくわくしたように、お客様にもご自宅の生まれ変わった姿を見てわくわくしていただきたい。そのためにも現場をこまめに巡回し、お客様への状況報告を丁寧に行うことを大切にしています。
工事状況の細やかな共有が、お客様の安心をつくる
担当する工事は1週間ほどのものから、1年かかるものまで期間や規模はさまざまです。これまで担当してきた工事の中でも特に印象深かったのは、外壁塗装と屋根の重ね葺き(既存の屋根に新しい屋根材を張るリフォーム工事)を担当したものでした。工事中の様子は、お客様自身で進捗を見ることができません。そこで、ご自宅がどう変わっていくのか不安に思うことのないように、定期的に現場に足を運び、屋根の写真をご覧頂きながら説明するなど、情報共有を徹底しました。職人の皆さんとも雑談を含めてコミュニケーションを増やし、状況を常に把握できるよう気を配りました。結果的にリフォームを終えたあと、お客様アンケートには「実際にどんな工事が行われているのか、説明がいつも丁寧で安心できました」という、とても嬉しいお言葉を頂くことができました。もちろん、中には失敗もあります。ある現場では協力会社へのスケジュール連絡ミスから、工事の開始時間が遅れてしまい、お客様からお叱りを頂いたことがありました。情報共有を徹底できるようになったのは、過去の失敗から成長できている証だと感じていますし、お客様の生活に大きな影響を与える“住まい”に関する仕事だからこそ、工事管理職として、細やかな連携をこれからも心掛けていきたいと思います。
3職種の研修を経たから、
相手の立場を想像して連携できる
入社2年目で、まだまだ知識や経験が浅く、分からないことは多くあります。都度、上司や先輩社員に質問するのですが、誰に聞いても、どんなに忙しい時でも自分の仕事の手を止めて時間をつくってくれる。「教えられることは惜しみなく伝えよう」というあたたかさを感じます。充実した研修制度も、育成に力を入れる当社らしさだと感じています。1年目の研修では、リフォームエンジニア職、工事管理職、アフターメンテナンス職のそれぞれを学ぶ機会があり、先輩同行でお客様の思いに触れることも多くありました。3つの職種を経験したからこそ、今、工事管理職として、他2職種の皆さんと連携する際に、相手の立場を想像しやすくなっています。お客様と接する際も、不安はないだろうか、引き出せていない要望があるのではないかなどと考えられるようになったのは、リフォームエンジニア職の先輩の、お客様に丁寧に向き合う姿を見ることができたからだと思っています。リフォームは、工事を始めてみて分かることも多くあります。「思いがけない場所に柱があった」「土台が腐食していた」など想定外の事態で、設計図通りに進められないことも少なくありません。そんな時、改めてご要望をお伺いした上で新たなプランを提案していくこともあります。状況に合わせて臨機応変に、お客様の思いに常に耳を傾けることが、よりよい提案につながっていくと実感しています。
大型物件に携われるよう、資格取得も目指して勉強中
今後は、大型リフォーム物件も一人で任されるような存在になりたいです。大規模な改築工事、増築工事などでは、扱う要素も増え、今の知識では通用しないことも多くあります。まずは、任されたリフォーム工事に一つひとつ丁寧に向き合って経験を積んでいくこと。そして、知識を増やすために、現在、2級建築施工管理技士の資格取得を目指して勉強中です。受検資格を満たしたらすぐに1級建築施工管理技士に挑戦できるよう、今できることを積み重ねていきたいと思っています。
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