夏はさらり、冬はあたたかく。自然素材の「畳」でおうち時間を心地よく。|樹の憶|樹の憶、木の能。|住友林業のリフォーム公式ホームページ。木質感にこだわったリフォーム・リノベーションなら住友林業のリフォームへ。

#カテゴリ名(仮)感動ストーリー

夏はさらり、冬はあたたかく。
自然素材の「畳」でおうち時間を心地よく。

木造住宅といえば畳の部屋。日本には昔から靴を脱いで暮らす文化があり、畳は伝統的な床材として長く親しまれてきました。昨今では洋風の家が増たこともあり、昔ながらの和室は少なくなりましたが「畳コーナー」などにカタチを変え、今なお愛されています。今回は四季を通じておうち時間を心地よくしてくれる、畳の魅力をご紹介します。

今また畳の良さが見直されている

ライフスタイルなどの変化にともない、住宅の洋風化が進み、かつての日本家屋にみられた伝統的な和室は少なくなりました。ですが昨今、改めて畳の良さが見直され、住宅への取り入れ方のバリエーションも増えています。
そのひとつが、縁のない正方形の畳などを敷いてつくる畳コーナー。リビングの一角に設けて、キッズスペースや客間、家事スペースとして使われるなど、フレキシブルな多目的スペースとして人気を集めています。
このように、今なぜ、畳は改めて注目されているのでしょうか。その理由は、畳の心地よさにあるといえるでしょう。

「畳」の心地よさの理由は?

自然素材である畳には、日本の風土に合わせて心地よく過ごせるこのような特徴があります。

  • 01.吸放湿性に優れた素材

    畳に使われている「い草」は、湿気を吸収するだけではなく、畳床に含まれる湿気を放出するという特性を持っており、高温多湿の日本の風土に合った床材なのです。

  • 02.クッション性と遮音性

    畳には、たっぷりと空気が含まれているため、心地よいクッション性を感じられます。そのため、小さなお子さんを安心して遊ばせることができると、子育て世代の住まいにも提案されています。また、足音など床から伝わる音や振動を和らげる「遮音効果」も期待できます。

  • 03.夏は涼しく、冬はあたたかい

    多くの空気を含んだ畳は、夏はさらりと涼しく感じ、冬は冷たい空気を通しにくくぬくもりを感じられるという特性があります。自然素材から生まれた、断熱性と保温性に優れた畳は、環境への配慮という視点からもエコな床材と言えるでしょう。

  • 04.リラックス感のある清々しい香り

    畳の部屋に入ると、どこかほっとするような懐かしい気持ちが呼び起こされませんか。この香りは、畳に使用されている「い草」からもたらされています。
    「い草」は空気を浄化するとともに、森林浴をしているような清々しい香りを届けてくれます。畳の部屋で過ごしていると、リラックスできるのはこのような香りのチカラもあるのです。

「畳」でおうち時間を心地よく

足から伝わる感触だけではなく、清浄な空気や爽やかな香り、落ち着く色合いなど、五感から心地よさを感じられる畳。暮らしにこの自然素材のチカラを取り入れることで、家で過ごす時間がより心地よくなることでしょう。