趣味に特化したリフォーム

インテリアコーディネートを楽しみながら模様替え 初心者におすすめの簡単リフォーム

暮らし・住まい

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リフォームを自分の手で行うことの良さは、こだわり尽くせることと、低予算から始められることです。新しく家具を購入したい場合や家具の配置換えをしたい場合などに、図にしてみて検討すると、配置後のイメージが沸きやすいのでおすすめです。

この記事の監修

工藤アラタ

専門学校を卒業後、建設会社設計課に就職。
住宅やビル、工場、各種施設などの設計業務に携わる。
現在は飲食業の傍ら、フリーで建築図面作成やライター業を兼務。
建築以外に、旅行やアウトドアなどの趣味を通しての記事なども執筆。

DIYブームということもあり、収納棚や家具、キッチンカウンターなどを趣味で自作される方が増えています。100円ショップやホームセンターなどでは材料が幅広く販売されていて、手軽に材料を仕入れられることや、1つのお店で必要な材料が全て揃えられる便利さなどが、DIYブームを後押ししています。
しかし、DIYをするには、作業する場所が必要であったり、大工道具がいくつも必要だったり、実際に作業する前に準備しなくてはならないことが意外とたくさんあります。

今回は、作業量と必要な道具が比較的少なくすむ模様替えから、少し手間がかかるけれど大胆に模様替えできる、初心者向けのリフォームをご紹介します。

手軽に模様替えできるインテリア用品

お気に入りの照明に取り替えてみよう

(引用)実録!マンションリノベーション 住友林業のリフォーム

シーリングライトをスポットライトなどに取り替えてみるだけでも、雰囲気をがらっと変えてくれます。
最近は家具屋さんや雑貨屋さんにも、天井設置型のペンダントライトやスポットライトなどのおしゃれな照明がたくさん置いてあります。また、スピーカー付きの照明器具や、音声で操作できる照明器具や電球など、機能付き照明も増えてきています。

現在では、これら多くの照明器具がソケットでの接続となっており、特殊な照明器具でない限りは自分で取替えが可能です。ただし、天井裏から直接配線が伸びているものは、電気工事の資格保有者にしかできない工事ですのでご注意ください。

窓まわりの模様替え

窓は面積も広く、部屋の多くの部分を占めているので、カーテンを替えることで部屋の雰囲気を大きく変えることができるでしょう。
窓まわり製品も種類が豊富で、一般的な布カーテンや、ブラインド、ロールスクリーンなど、素材や使い勝手もさまざまなものから選ぶことができます。しかし、これらにはメリットともにデメリットも。

下記を参考にご自身の住まい方や好みを考えながら、どれを選ぶのが良いのか考えてみましょう。

1.カーテン

(引用)リフォーム・リノベーション事例 戸建て 築30年~50年 U邸 No.67 事例詳細 洋室 住友林業のリフォーム

メリット

  • 遮光性、遮音性、断熱性が高い
  • 丸洗いが出来る

デメリット

  • レースのカーテンと併用するため2枚ずつの設置が必要
  • 結露による水濡れでカビが発生することがある

2.ブラインド

(引用)リフォーム・リノベーション事例 戸建て 築30年~50年 T邸 No.694 事例詳細 住友林業のリフォーム

メリット

  • 採光や換気の調整がしやすい
  • 日々のメンテナンスがしやすい
  • デザイン性が高く、洋室にも和室にも合わせられる

デメリット

  • 丸洗いできない
  • 素材によっては羽が破損しやすいものがあるが、羽の取替えが出来ない
  • 断熱性は低い

3.ロールスクリーン

(引用)リフォーム・リノベーション事例 戸建て 築30年~50年 M邸 No.85 事例詳細 リビング・ダイニング 住友林業のリフォーム

メリット

  • 適度な透け感を生かしたコーディネートができる
  • 見た目がシンプルで目立ちにくい

デメリット

  • 厚い生地や長い寸法に対応できない
  • 断熱性、遮光性は低い
  • 風を通しにくい

初心者でも失敗しにくい! 壁紙の貼り替え

(引用)リフォーム・リノベーション事例 戸建て 築30年~50年 M邸 No.85 事例詳細 リビング・ダイニング 住友林業のリフォーム

部屋の雰囲気をがらっと変えるには、壁紙の貼り替えがおすすめです。壁紙は一般的には内装業者によって貼られるものですが、実は初心者にも比較的作業がしやすいリフォームです。

初心者でも失敗しにくい理由として以下の点が挙げられます。

  • 必要な専用道具が少なく、価格がどれも手頃である
  • 糊付き壁紙など、初心者でも貼りやすいようになっている製品が豊富
  • 作業手順が少ないので、ていねいに作業すればきれいに仕上がる
  • インターネットで道具や材料が簡単に購入できる
  • 全ての工程を1人でできる

壁面に窓や開口部、スイッチなどが少なければ少ないほど貼りやすく、無地のものや細かい柄のものであれば、柄あわせの必要がないので初心者にもおすすめです。作り付けの棚などが無く、単純な壁面である場合は、6畳程度なら一日で貼り終えることも可能です。ただし、接着剤の乾燥のため作業後、丸一日は部屋を使用しないようにしましょう。

壁や天井にネジを打つときは下地材に注意

(引用)リフォーム・リノベーション事例 マンション 築30年~50年 H邸 No.11 事例詳細 収納 住友林業のリフォーム

飾り棚や収納棚を作る場合に、壁に直接ネジを打ち込んだり、フックを取り付けたりすることがあるかもしれません。100円ショップなどでも、壁にネジで取付けるタイプの飾り棚やアイアンバーなどが数多く販売されていますが、壁に取付ける場合は、壁の下地材に注意しましょう。

一般的に住宅のビニールクロスなどの壁紙の下地材に多く使われているのが、石膏ボードです。これは石膏と紙を固めて作られた部材で、耐火性・遮音性・施工性に優れた軽量な下地材です。しかし、木材と比べるとかなり柔らかい素材であり、ネジを打ち込むとネジ穴がボロボロと崩れてしまうため、ネジ類での固定には向かない下地材でもあります。
ピンを壁に打った際に簡単に差し込めて、白い粉のようなものがピンに付着するようならば、下地材はほぼ間違いなく石膏ボードでしょう。なお、天井下地にも石膏ボードは多く使用されているため、天井に何かを吊るすときも同様に注意が必要です。

では、下地が石膏ボードの壁に対して、どうネジを打てばよいのでしょうか。その方法は大きく分けて2種類あります。

木材部分(柱)を探してネジを打つ

柱は木造住宅の場合、910mm間隔で配置されており、柱の幅は120~105mm程度です。この柱の部分をねらってネジを打てば、固定できます。ただし、柱のある箇所にしか打てないため、範囲にかなりの制限があります。

石膏ボード用のネジやフックを使う

石膏ボード自体に固定させる専用のネジや、軽量の荷重に対応した石膏ボード用のフックなどが販売されています。
ネジには、ネジを締めることによりボード内でネジ先が開くものや、ネジ穴の付いたネジを先に打ち込むもの、ゴム付きのネジなどが。フックには、細いピンを複数打つことで穴が壊れにくく荷重が分散しやすい設計のものなどがあります。いずれもホームセンターや100円ショップで購入できます。

まとめ

リフォームを自分の手で行うことの良さは、こだわり尽くせることと、低予算から始められることです。
専門の業者さんに頼むと、思い描いているイメージをなかなかうまく伝えられなかったり、遠慮してしまったりすることもあるかもしれません。その点、自分でリフォームを行えば、思い描いているものを誰かに伝える必要もなく、急な仕様変更を何度やっても構わないのです。

リフォームを行ううえで事前に把握しておきたい、壁や天井の仕上げ材や下地材などは、建築図面にも記されています。設計図面がいくつかあるなかで、「仕上表」という図面は、各居室の内装材などでどんなものを使用しているかが表記されている図面です。手元にあるようなら、リフォームの前にぜひ内容を確認するとよいでしょう。

模様替えしたい部屋の寸法を測って、間取り図を自分で描いてみることもおすすめです。たとえば、新しく家具を購入したい場合や家具の配置換えをしたい場合などに、図にしてみて検討すると、配置後のイメージが沸きやすく、何度も配置換えしなおす手間が省けるでしょう。