なるほど! 暮らしと住まいの知恵袋

お家で放置しがちな場所の簡単掃除方法をご紹介

なるほど!暮らしと住まいの知恵袋

お家で放置しがちな場所の手軽なお掃除方法や、きれいな状態を保つ方法をご紹介します。

【監修】伊藤璃帆子 (Rihoko ITOH)

お掃除に時間や手間がかかる場所や、お手入れの方法がわからないものは、やらなきゃと思っていても、ついつい放置してしまいがちになります。
今回は、お家で放置しがちな場所の手軽なお掃除方法や、きれいな状態を保つ方法をご紹介します。
少しの工夫で後々大きな差がつくこともありますので、効率的なお掃除方法で、隅々まで気持ちのよい住まいを手に入れましょう。

鏡や窓ガラスは身近なものでピカピカを保つ

忙しい日々の中で家が片づいていなくても、鏡や窓ガラスがきれいなだけで気持ちがスッキリとすることがあります。毎日掃除をする必要はありませんが、こまめに汚れをとることで、頑固な汚れを防ぐことができます。ここでは、できるだけ負担をかけずに、鏡や窓ガラスをピカピカに保つ方法をご紹介します。

室内鏡

ほこり対策に使えるのが柔軟剤です。水200mlに柔軟剤を数滴溶かしたもので鏡を拭くと、静電気を防止する成分が、鏡面に発生する静電気を抑え、ほこりを寄せ付けにくくする。

浴室鏡

水垢やカビの発生の原因となる水滴を残さないようにする。「洗濯前のタオルで鏡を一拭き」といった簡単なルールをつくるのがおすすめ。

脱衣所の鏡・窓ガラス

新聞紙を1枚ずつくしゃくしゃと丸めたものに水を少し含ませて拭く。新聞紙のインクに含まれる成分が汚れを吸着する。

浴室の天井、排水溝の中はどうやって掃除する?

浴室内は水垢やカビが発生しやすいとわかっていても、毎日隅々まで掃除するのは難しく、最低限の掃除で済ませている場合も多いのではないでしょうか。
普段の掃除ではなかなか手がまわらない天井、排水溝、蛇口の3カ所について、普段からできるお掃除方法をご紹介します。

浴室天井

結露・カビ防止

換気扇の使い方に気を使う方法があります。入浴中は換気扇をオフ、入浴後に換気扇をオンにする。

排水溝

ヌメリ・臭い防止

入浴後スプーン1杯程度の重曹をふりかけておく。

蛇口

水垢防止

ブラシやスポンジではなく、マイクロファイバークロスを使う。速乾性に優れ、細かい部分の水滴も除去できる。

畳を長持ちさせる秘訣は湿度と掃除方法にあり

和室のお手入れ方法がわからない方が多くなっています。
中でも畳は湿気に弱いため、適切なお掃除方法を知っておくことは長持ちさせるために重要です。小さな気遣いでも、畳の寿命は大きく変わります。「お掃除ではなく、畳に深呼吸をさせる」くらいの気持ちで取り組むと、大きな負担感なく向き合えるのではないでしょうか。

手順1

水気を空間に持ち込まないことを心がけ、天気の良い日はできるだけ換気を行なう。
冬場の加湿は60%以内に抑え、窓に付着する結露も取り除いておく。

手順2

可能な限り掃除機は使わず、穂先の柔らかい座敷ほうきで掃くようにする。
※掃除機やお掃除ロボットを使うと、畳の目やヘリを摩擦で傷つけてしまう可能性があるため注意が必要。
湿らせた新聞紙をちぎったものを畳に撒いてから掃き掃除をすると新聞紙がほこりを吸着し、よりきれいになる。

もっと詳しく知りたい方こちらから
「和室をより気持ちよい空間に。自然派洗剤を使った畳のお手入れ方法」

張り替え時期まできれいな障子を保つ方法

不注意で大きな穴が開いてしまった場合などを除き、障子紙は2〜3年で張り替えた方が良いといわれています。障子の張り替え作業には手間がかかるため、できるだけきれいな状態を長く維持したいものです。
目に見えない紙の繊維の劣化は防ぐことができないため、一時的な措置となりますが、見ためにきれいにすることができれば、気持ちも違うのではないでしょうか。

障子の黄ばみ落としは大根おろしを使って

手順1

障子の桟(さん)に付着したホコリを払う。

手順2

障子に大根おろしの絞り汁を塗る。ジアスターゼの効果で白くなる。

また、大根の汁には、紙の強度を増強させる嬉しい効果もあります。

もっと詳しく知りたい方こちらから
「もう悩まない、障子のお掃除方法をご紹介」

焦げついた鍋は"おこもりday"にゆったりと落とす

なにかの拍子に焦げついてしまった鍋はありませんか? 焦げついた鍋をそのまま使用していると、料理の味に影響することも。 楽しく料理をするためにも、焦げは早めに落としましょう。ここでは、家庭でも多く使われている、ステンレス、フッ素樹脂加工、ホーローの3種類の鍋の焦げの落とし方をご紹介します。

鍋の素材別焦げ落とし方法

鍋の素材

特徴

焦げ落とし方法

ステンレス鍋

錆びることが少なく扱いやすい鍋だが、焦げやすいというデメリットがある。

水1Lに対し大さじ1杯の重曹を入れた鍋を沸騰させた後、半日ほど放置し、スポンジで焦げを落とす。焦げの程度により、回数を繰り返す。

フッ素加工

焦げを落とそうとすると表面が剥がれてしまう可能性があり、注意が必要。

基本的なやり方は、ステンレス鍋と同様。金属製のツールではなく、ゴムべらなどを使う。また、普段のお手入れでも、クレンザーや研磨剤を含む洗剤はNG。

ホーロー鍋

酸にも強いため、重曹がない場合には酢を使った焦げ落としが可能

酢は水1Lに対して大さじ4杯程度入れる。ホーロー鍋は、急な加熱や冷却には弱いため、沸騰させる際はゆっくりと熱を加える。冷めるまで放置した後、スポンジで擦る。

鍋の焦げ落としに共通して言えるのは、時間がかかるということ。また、焦げの程度によっては、行程を繰り返す必要がある場合も。「今日は "おこもりday"にしよう」と決めた日にゆったりとした気持ちで取り組んでみてください。

監修

伊藤璃帆子 (Rihoko ITOH)

美術家。東京都在住。
編集、執筆、写真撮影、イラスト、フードスタイリング等を手がける。
日常使いのアイテムをちょっと良いものに変えてみませんか。
暮らしや家事にまつわるアイデアを厳選してご紹介していきたいと思っています。