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家中の鏡をピカピカに!場所にあわせた鏡の掃除方法をご紹介

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今回は障子のお掃除と手入れ方法についてご紹介します。

この記事の監修

伊藤璃帆子 (Rihoko ITOH)

美術家。東京都在住。
編集、執筆、写真撮影、イラスト、フードスタイリング等を手がける。
日常使いのアイテムをちょっと良いものに変えてみませんか。
暮らしや家事にまつわるアイデアを厳選してご紹介していきたいと思っています。

お家の中には、玄関、浴室、洗面所、クローゼットなど、さまざまな場所に鏡があります。鏡は身だしなみを整えたり、洗顔や歯磨きに使ったりするもの。できるだけ汚れの無いクリアな状態を保ちたいですが、汚れが付着しやすいのが悩みという方は多いのではないでしょうか。 今回は、鏡の場所に合わせた掃除方法と、きれいな鏡を維持するための心がけについてご紹介します。

姿見のほこり汚れは古布で優しく

おでかけ前の身だしなみチェック。ピカピカの姿見に自分の姿を映すことができると気持ちが良いものです。いつでもきれいな状態を保てると良いのですが、面積も広く、人の動きが多い場所などではすぐに汚れが溜まってしまいがちです。
姿見についている汚れは、ほこりや手垢がほとんど。柔らかい布で拭き取るだけでOKです。

汚れの種類や状態

お手入れ方法

ほこりや手垢

柔らかい古布で拭き取る

【Point】
古布を使う場合、小さめに切ってストックしておくと、気になった時にサッと拭けてそのまま捨てられるので便利です。ほこりを払った後に水拭きをする場合は、できるだけ固く絞った布を使うようにしましょう。水拭きは単一方向で行うと拭きムラが残りにくく、汚れが広がるのを抑えることができます。

また、スタンドタイプの姿見であれば、使用しない時に布で覆っておくことで、ほこりを防ぐだけではなく、何かの拍子で鏡に傷をつけてしまうことも防止できます。

化粧鏡についた手垢や化粧品の落とし方

毎日お使いの化粧鏡に、気がついたらたくさんの汚れが付着していたという経験はありませんか? マスカラや日焼け止め、パウダーファンデーションなど、気をつけていても、うっかり鏡についてしまうことがあります。化粧鏡についた手垢や化粧品の汚れですが、まずは新聞紙をくしゃくしゃと丸めたもので軽く拭いてみてください。新聞紙は非常に目が細かく、汚れを吸着しやすいという特性があります。
それでも落ちない頑固な汚れには、重曹を水に溶かした重曹スプレーもおすすめです。

重曹スプレーを使った汚れの落とし方

汚れの種類や状態

お手入れ方法

手垢や化粧品などの軽い汚れ

くしゃくしゃに丸めた新聞紙で軽く拭き取る

新聞誌でもとれない汚れ

水約100mlに対し重曹小さじ1杯を溶かしたものをスプレーボトルに入れ、汚れが気になる部分にスプレーする。
少し時間を置いた後、柔らかい古布などで拭き取る。

時間が経った皮脂汚れや化粧品の汚れ

重曹スプレーを含ませたキッチンペーパーを貼りつけ、しばらく置く

【Point】
重曹スプレーは酸性の汚れに強いため、油汚れや電子レンジの掃除にも向いています。一本作っておくと便利なスプレーですが、鏡に使用する場合は、重曹のあとが白く残らないようにしっかり拭き取り、必ず乾拭きを行いましょう。

浴室鏡のウロコ汚れにはクエン酸を使う

浴室の鏡がウロコ状に汚れる主な原因は、水道水の中に含まれるミネラル分です。鏡についた水滴が乾燥すると、ミネラル分だけが残り、結晶になってこびりつきます。この汚れを水垢といい、水垢を落とすのに有効なのが、クエン酸を使った掃除方法です。
クエン酸は、レモンなどの柑橘類に含まれる酸の一種。酸性の性質をもつため、アルカリ性の汚れに使用すると、汚れが中和され、きれいにすることができます。

汚れの種類や状態

お手入れ方法

浴室の鏡のウロコ状の汚れ

クエン酸スプレー(作り方は下記参照)を吹き付ける。半日置いたあと洗い流し、乾燥させる。

【Point】
クエン酸を使った掃除に便利なのが、クエン酸スプレーです。 水約100mlに対し、クエン酸小さじ1/2杯を溶かし、スプレーボトルに入れ、汚れに直接吹き付けます。そのまま半日ほど置いた後に水洗いします。
クエン酸の成分が鏡に残っていると腐敗につながるため、水拭きと乾燥も行いましょう。

また、クエン酸は柑橘類に含まれるという特徴を活かし、食べ終えた後のレモンの皮やみかんの皮の内側を、直接鏡にこすり付けて汚れを落とすという方法もあります。みかんの皮の外側はリモネンという油汚れに適した成分が含まれるため、食べ終えたみかんの皮は、シンクとコンロまわりなど、質の異なる汚れが混在するキッチン掃除などでも活躍します。

脱衣所や浴室の鏡のくもりを防ぐ方法

お風呂あがりなどに、鏡がくもっていて見えないことがあります。脱衣所の鏡がくもる原因は汚れと水分です。ここでは水分によるくもりを防ぐ方法についてご紹介します。

お風呂あがりやお湯を使っている時に発生する湯気は、水が気体となったもの。湯気が鏡にかかって冷えるとくもりが発生しますが、鏡全体を温めることで、くもりを除去できます。タオルや手で鏡を拭きたくもなりますが、ドライヤーを当てるだけでくもりをとることができます。鏡にくもり止めヒーターをつけることができない場合などにおすすめの手軽な方法です。
一方、浴室の鏡のくもりは、水と馴染みやすい性質を持つ「親水性」を利用して防ぎましょう。親水性のコーティングを施すことで、水分が鏡全体に広がり、鏡が良く見えるようになるのです。フィルムやシートを貼る方法もありますが、手間をかけずにコーティングをしたい場合は、シャンプーやボディーソープなど、お風呂場にあるものや中性洗剤が役立ちます。塗るだけの簡単な方法ですが、これらを使う場合は、汚れが鏡に残らないよう、使用後は水気をしっかりと拭き取りましょう。

場所

お手入れ

効果

脱衣所の鏡

ドライヤーの温風を吹き付ける

くもり止めヒーターと同じ効果

浴室や脱衣所の鏡

シャンプーなどの中性洗剤を水に溶かして塗る

親水性により、水分が全体に広がる

きれいな鏡を保つために

鏡についたほこりや汚れに気づいても、つい掃除を後回しにしてしまうことはありませんか? 付着した汚れを洗剤でしっかりと落とすことも大切ですが、鏡は静電気を予防したり、こまめに掃除したりすることで、頑固な汚れがつきにくくなります。

場所

お手入れ

効果

室内鏡(姿見など)

バケツに張った水に柔軟剤を数滴入る。雑巾を浸け、固く絞り、鏡を拭く。

静電気の発生を抑え、ほこりがつきづらくなる

浴室や脱衣所の鏡

一日の最後に布で拭き取る

石鹸汚れ、水滴、歯磨き粉を除去

水まわりの鏡はプロにお任せ!

水まわりの鏡は、場所別のクリーニングサービスで掃除してもらえる場合も多いです。年に一度、プロの手を借りてすっきりときれいにできれば、日々の掃除もやり甲斐がでるのではないでしょうか。ダスキンのクリーニングを参照してみてください。

ご自身でどうしようもならないほどの汚れにお困りの場合は、プロの判断で汚れの種類や状態にあった掃除をしてもらいましょう。すると、家中がピカピカに。年末など忙しい時期に利用されてみてはいかがでしょうか。