衣食住で役立つカラーコーディネート第2回目

"暮らしの達人"にインタビュー! カラーコーディネートで夫婦円満

衣食住で役立つカラーコーディネート

夫婦円満にも役立つ色の使い方についてお聞きしました。

【プロフィール】今井志保子

カラープロデューサーとして、テレビ、雑誌、新聞などさまざまな媒体で活躍されている今井志保子さん。色の演出家=カラープロデューサーという仕事の話や、衣食住に色を活用するヒントを伝授していただきます。今回は夫婦円満にも役立つ色の使い方についてお聞きしました。

今井さんと旦那様、愛猫2匹が暮らす家

今井さんは、ご主人と愛猫2匹とのマンション暮らし。生活の中でも、カラーコーディネートを取り入れ工夫されていることがあるのでしょうか。

今井さん

「家庭の中でもカラーコーディネートはとても大切です。一緒に暮らす空間の色を工夫することはもちろんですが、食事の配色などにも気をつけています。食に関しては、5色を基本としています。トマトなどの赤、黄色パプリカや卵料理の黄、葉物野菜のグリーン、ご飯の白、海苔やひじきの黒、というように。食材を彩り豊かにすると、野菜料理の品数も増えますから、食生活の見直しにもなります。それとは逆に、お皿の色はお料理の色を引き立たせるシンプルな白のものが多いです。私の母が来ると、『ここの料理を食べるとお通じが良くなる』と言いますよ。色は心のビタミン。生活の中の色を意識すると、体にも良い影響がたくさんあります」

その日、一番輝く服を着る

鮮やかなブルーのスカート。カラフルなスカーフとシルバーの大きめジュエリー。やわらかな印象のホワイトのVネックニットで上品にコーディネートされていた取材当日の今井さん。ご自身の着こなしのポイントについてお聞きしました。

今井さん

「基本的に、パーソナルカラー=似合う色のお洋服やアクセサリーでコーディネートをしています。なぜなら、似合う色を身に着けると、肌の色ツヤがアップして若々しく見え、魅力を引き立ててくれるからです。ノーメイクでも似合う色のお洋服を着れば、顔がパッと明るく見えるので、忙しい朝には欠かせませんね(笑)。パーソナルカラーは肌の色みよって、大きく2つに分けることができます。ひとつは、肌の色みが黄~オレンジっぽい『イエローベース(プラチナタイプ)』、もうひとつは青~紫っぽい『ブルーベース(プラチナタイプ)』です。パーソナルカラー診断は、その人の肌の色みによって決まるので、肌の明るさは関係ありません。よくブルーベース(プラチナタイプ)は、色白さんのタイプだと思われている方がいらっしゃいますが、それは間違いです。そして似合う色とは、肌と同じ色みが含まれた色。例えば、黄みがかったコーラルピンクはイエローベース(ゴールドタイプ)、青みがかったローズピンクはブルーベース(プラチナタイプ)に似合うピンクというわけです。自分に似合う色を知り、それを軸にする感覚で無限に広がる色彩の組み合わせすると、おしゃれがいっそう楽しくなるだけでなく、キレイの幅が広がります。また、似合う色を知っていると、安価なものでも高価でおしゃれに見せることもできますよ」

インテリアのアクセントカラーには、二人の好きな色を

――――今井さんのリビングには、とても多くの色彩が使われていますが、調和が取れていて心地よい空間です。お部屋のコーディネートのコツはあるのでしょうか。

今井さん

「全体的に暖色系で統一しているのですが、リビングは壁、カーテンなどの広い面積にはホワイトを、床や小物は落ち着きのあるブラウンにしています。色には視覚効果として抜ける色、止める色があります。白などの軽やかな色は抜ける色。ブラウンや黒などの重めの色は止める色です。視覚効果を利用するとすっきりと心地よい空間を作ることができます。開放的に見せたい壁や窓辺には抜ける色、安定感が欲しい床などにはとめる色が適しています。アクセントカラーで、家の個性を出すのも楽しいものですよ。このリビングは、私と主人が好きな情熱の赤と、補色(色相環で反対に位置する色)のグリーンを効果的に使っていて、寝室は紫とゴールドをコーディネートしています」

夫婦円満の秘訣

――――一緒にご旅行に行かれるなど、ご夫婦とっても仲良しな印象を持ちますが、カラーコーディネートが役立っていることはあるのでしょうか。

今井さん

「ご自身だけでなく旦那様に似合う色も知っていると、夫婦そろって若々しくおしゃれに元気でいられるので、チェックされることをおすすめします。シャツやネクタイなど、お顔まわりのアイテムだけでも良いので、奥様がパーソナルカラーを選んであげるところから始められてはいかがでしょう。また、夫婦でお出かけの際には、色でペアルックも素敵です。例えば、奥様のスカーフと旦那様のシャツを同じ色にすれば、仲間意識がぐっと強くなり絆が深まります。写真映えもするので、夫婦で出かけることや、おしゃれをすることが楽しくなるはずです。旦那様が定年され、二人だけの時間が多くなっていく時期にこそ、お互いの好きを見つけながら、色でコミュニケーションを楽しんでみてはいかがでしょう」

プロフィール

今井志保子

カラープロデューサー

imaismファッションカラーアカデミー代表/東商1級カラーコーディネーター
 「色」で外見も内面も魅力的になれる、独自のパーソナルカラー理論“imaism”を開発。
雑誌、テレビ、新聞、企業PR媒体にて執筆監修出演する他、イベントや研修、商品開発、個人カラーカウンセリングなど多方面で活躍中。著書に『おしゃれが苦手、センスがなくても大丈夫!わたしに似合う「美人服」の見つけ方』(SBクリエイティブ)他。
imaism (http://www.imaism.com/)