意外と知らない香水の選び方 基礎知識からサブスクサービスまで詳しく紹介

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香水を選ぶ際は、売れ筋商品やランキングを参考にするのはあまり得策ではありません。人気の高い商品が、自分の好みに合わないこともあるからです。自分好みの香りを探すプロセス自体も楽しみながら、自分にぴったりの香りをぜひ見つけてくださいね。

この記事の監修

FPかぴ

フリーランスのライターとして活動中。
得意分野は保険と保険に関わる社会保障制度について。
自身でも「FPかぴさんのお金のはなし」というブログを運営中。
複数のメディアでコラムを執筆する1児の母。FP上位資格のAFP取得済み。

気品ある女性の演出に欠かせない香水。でも、香りの強さが分からなかったり好みでなかったりと、自分のベストワンを見つけるのは意外と難しいものです。

今回は、「香水をつけたいけれど、どのように選べばいいのか分からない」という方に向けて、香水の基礎知識や自分に合った香水の選び方をご案内します。

好きな香りの選び方

香水をつける際の一番重要なポイントは、「自分が気に入った香り」であることです。したがって、香水を選ぶ際は、売れ筋商品やランキングを参考にするのはあまり得策ではありません。人気の高い商品が、自分の好みに合わないこともあるからです。

自分好みの香りを見つけるには、スメリングをする必要があります。「スメリング」とは香りの確認のことです。香水は実際に香りを嗅いでみないと好き嫌いの判別ができないもの。まずはスメリングをしてみましょう。ここではスメリングの3つのポイントをご紹介します。

1.香りの変化を確認する

香水は、時間が経つと徐々に香りが変化していきます。香水を振りかけて5~10分ほどの香りは「トップノート/ヘッドノート」、30分~2時間ほどの香りは「ミドルノート/ハートノート」、2時間以上の香りは「ベースノート/ラストノート」と呼ばれています。(※1)

最初の印象はトップノートだけですが、この時は香りが強く、肌になじんでいないため、香りの変化を感じられません。ミドルノートやベースノートの香りが自分の好みであるかどうか、香りが強すぎないかを確認してみましょう。
「ムエット」と呼ばれる紙に香水を振りかけスメリングすることもできますが、肌に直接振りかけ、なじんだ段階の香りを感じることも必要です。まずはムエットで好みの香りをチェックし、気に入ったものを肌に振りかけて香りの変化を感じてみてください。
トップノートだけでなく、ミドルノート以降の香りも自分好みであれば、貴方のお気に入りの香水がひとつ増えたことになります。

2.一度に試しすぎない

一度に判別できる香りは一般的に3~4種類まで。嗅覚は疲労しやすいため、一度に何種類もの香りをスメリングすることは避けたほうが無難です。
香り選びに時間がかかるという方は、どのような雰囲気の香りが欲しいのか事前に決めておくとよいでしょう。甘めの重たい香り、フルーティーで爽やかな香り、ハーブのような癒しの香りなど、どの香りが好きなのか確認してみてください。

3.体調が良い日に選ぶ

香りの感じ方は体調によって変わります。体調があまりよくない日に選んだ香水が、好みの香りではないということもままあります。香水を選ぶ際には、出来るだけ体調の良い日を選びましょう。また、嗅覚疲労を起こしにくい午前中なら、より好みの香りに近づけるかもしれません。

4.季節感を大切に

香りは湿度と密接に関わっており、季節によって心地よく感じられる香りが変わります。
たとえば、湿度が高い梅雨から夏は立ち込めるような空気があるため、シトラスなどの柑橘系の香りを心地よく感じるものです。一方、空気が乾燥する秋から冬にかけてはウッディ系の重厚な香りに惹かれる、という具合です。スメリングする際は、このように季節感や湿度も意識して行うとよいでしょう。
新しく香水を選ぶ際は、何度か試したあとに購入することをおすすめします。手間はかかりますが、本当に好きな香りを楽しむためにも必要な時間です。さまざまな香水を確かめるうちに自分の好きな香りの傾向も分かってきます。ぜひ試してみてください。

「オーダーメイド」で自分だけの特別な香水を

「いろいろな香水を試したけれど、好みの香水に出合えない」という人は、オーダーメイド香水をつくる、という選択肢もあります。オーダーメイド=割高、のイメージがつい先行してしまいますが、調香する素材によっては、既製品とさほど変わらない金額で済む場合もあります。

オーダーメイド香水のつくり方はさまざまです。お店に足を運ぶ店舗型の場合は、好きな香りを自分で選びながら、調香師とともに香水をつくっていきます。他にも、オンライン相談やメールでのやり取り、好みの香りや使いたいシチュエーションを、アンケートを介して伝えるなどし、その回答にあった香水が郵送で手元に届くオンラインタイプもあります。

店舗型の最大のメリットは、自分の好みの香水に出合えることです。調香師と直接やり取りをしながら、さまざまな香りを確認できるので、満足度も高いでしょう。反面、費用がかさんだり、何度も店舗に足を運ばなくてはならなかったりする場合が考えられます。対して、オンラインタイプは、自宅でPCやスマホから気軽にオーダーできます。料金も比較的安価なため、1度に複数個つくる人もいます。ただし、直接スメリングできない場合も多く、届いてからガッカリした、ということも考えられます。商品が届くまで調香師と自分の相性が分からないのも、不安材料のひとつでしょう。店舗型と比べて簡単にオーダーできますが、香りを直接確かめたい方にとっては向かない方法かもしれません。
どちらにせよ、自分だけの香水をつくれる楽しさは共通であり、世界にひとつだけの特別な香水になることは間違いないでしょう。

新時代の幕開け! サブスクリプションサービスを利用する

現在、サブスクリプションサービスが急激に広がりを見せています。本や映画だけでなく、バッグや服にもサブスクリプションサービスが普及しはじめました。香水にもまた、サブスクリプションサービスが存在しています。

「試してみたい香水があるけれど、購入するほどではない」「さまざまな種類の香水を、気分によって使い分けたい」。こういった方にオススメのサービスです。

なかには、毎月2,000円で好みの香水が届き、ときに普段は手が出しにくいような高級ブランドの製品が試せることも。安価な料金で手間もかからず、多くの香りとの出合いを楽しめます。ただし、毎月届く香水の数には制限があります。また、サイトによって取り扱いブランドが異なっていたり、ブランドを自分で指定できなかったりすることもあります。利用する際には、事前にサービス内容を確認しておきましょう。

まとめ

今回は香水の選び方についてご紹介しました。
何度も足を運んで自分のベストワンを発見したり、自分だけのオーダーメイド香水をつくってみたり、サブスクリプションサービスで新たな香りに挑戦したりと、自分好みの香りを探す"旅"の方法は、さまざまです。こうしたプロセス自体も楽しみながら、自分にぴったりの香りをぜひ見つけてくださいね。

※ 日本フレグランス協会「フレグランスのABC(WEB版) 3.香り立ち