支店・ショールーム 浜松支店からのお知らせ

浜松支店■リフォームエンジニアって?!Vol.8 ~多世帯で暮すための家~

2017年11月04日

二世帯住宅・・・という言葉が一般的になって久しいですね。

使い始めたのは、某他メーカー様らしいですのですが・・・(笑)

今回は、二世帯も含め「多世帯」の住まい、をテーマにしたいと思います。

もはや新築と並ぶ選択肢

お建替えや、ご新築の場合には一般的になってきた多世帯の住まいですが、

リフォームでもすでに大きなカテゴリーの一つです。

そろそろ自分達の家を・・・と考え始め、建売や新築とも迷った結果、ご実家に増築をして、

ご両親とともに生活をする選択をされた子育て世代のお客様も多くいらっしゃいます。

親世帯との同居は、共働きで子育てをするご夫婦には、メリットも多いですし、

親世帯にとっては、ご自身の建てた家を引き継いでくれるのはうれしいものなのではないでしょうか。

「多世帯で暮すための家」

では、多世帯で暮すための家、というものが具体的にはどんなものなのか・・・

そもそも、「多世帯で暮す」などというと新しいカテゴリーのように感じますが、本来日本の住まいは

多世帯を前提としていました。

祖父母、両親、子供夫婦とその子供たち、未婚の兄弟姉妹など一族が一緒に暮すことは、

むしろ一般的であったのだと思います。

旧家・古民家などと呼ばれる住まいの間取りには、「田の字」と呼ばれる和室の続き間が多くみられます。

土間やお勝手を共有しながら、可変性のある田の字の和室で、家族の成長や、季節ごとのイベントなどに

合わせて、建具やしつらいで手を加えながら住みついでいくのが、「家」というものだったのでしょう。

その土地の気候や生業によって違いはあっても、日本の住まいは概ねそのようではなかったでしょうか。

(今回のテーマとは離れますが、「インテリア」というものの根源はその可変性をささえていた、建具や

しつらいであると思っています。ケとハレを分け、気持ちのコントロールを助け、季節に合わせて健康に

暮らせる室内環境を維持する、そのことこそがインテリアの根本であり、現在も本来のインテリアの役目

だと考えてご提案しています。)

しかし、一度核家族化を経た今の世代に、いくら可変性があるとはいえ、襖一枚を隔てただけで、

プライバシーという感覚が希薄な旧家の間取りが受け入れられることは少なく、近すぎる距離が家族間の

ストレスの原因になってしまう現実があります。

元々旧家にお住まいのお客様から「プライバシーの確保」をご要望として伺うことは多いです。

多世帯が同じ家で暮すメリットを最大限活かせることと、同時にお互いの世帯がストレス無く生活できる

快適な距離感の維持、それが現代の「多世帯で暮す家」の最大のポイントではないでしょうか。

「多世帯で暮すための家」のご提案をするときは・・・

では、実際に浜松支店でお手伝いさせていただく多世帯で暮すお客様の住まいについて、

どんなことを考え、またどのようなご提案をしているのか、営業設計メンバーを統括する 鈴木輝明 と、

浜松支店一番の若手である 辻 任師 に話をききました。

―――まずはお二人のことについて教えてください。

鈴木:静岡県磐田市の出身で、現在41歳です。

   私自身も実家を二世帯化リフォームして、両親と妻・子供たちの家族6人で暮しています。

辻 :私は昨年度、新卒社員として入社しました。今24歳で、出身は奈良県です。

   大学は文系の学部だったのですが、就職を考え始めたのときに、父と祖父が大工だったこともあり、

   建築の仕事に興味を持ちました。その中でも今ある住まいをより快適なものに変化させ、大切に

   していくリフォームに魅力を感じ、この仕事を選びました。

鈴木:そうだったんだね、

   うちには、おじいさんやお父さんが大工で建築を選んだ人は他にも結構いるね。

   私は、6歳の頃実家を新築していく過程を見ているうちに住宅に興味を持って、建築学科に進みました。

   卒業後は地元のゼネコンで現場監督として、リフォーム・新築を問わず、住宅・店舗・社寺仏閣など

   幅広く工事管理の経験を積んでいく中で、お施主様の喜ぶ様子をダイレクトに感じられる住宅の仕事、

   なかでもリフォームというものに特化してみたいと感じて、この仕事を選択しました。

   特に旧家には非常に魅力を感じていたので、旧家も手掛けるこの会社へ入社し、今に至ります。

―――辻さんはまだ入社2年目ですが、「多世帯で暮すための家」ときいてどんなイメージですか?

辻 :そうですね・・・、玄関は共有で、中に入ると水まわりは別々とか、玄関から完全に分かれている住まい

   など、ご家族によって全然違うとは思いますが、実は私の実家も二世帯住宅でして、水まわりは共有で

   したし、食卓も一緒だったので、個人的には完全同居型の住まいをイメージします。

―――「多世帯で暮すための家」へのリフォームのご要望を伺うときに、気をつけていることはありますか?

鈴木:大人がたくさんいると、全員の意見が違うことは珍しくありません。

   お打合せの場で積極的に発言があった方のご要望はもちろんですが、お打合せでは発言しにくかった

   方の隠れたご要望も叶えられるプランが大切だと思います。お住まいになるご家族全員の最大公約数

   を図面とお見積もりに反映させて、ご要望からご期待以上のご満足と、喜びを感じていただける

   リフォーム工事ができるよう心がけています。

辻 :私はまだ、本格的な設計業務のあるお住まいは担当していませんが、親世帯・子世帯がお互いに

   安心して暮せる距離感というのはご家族によって全然違うと思うので、しっかりとお話を伺い、

   ご要望を把握したプランをご提案できるようになりたいです。

―――鈴木さんが、これまで印象的だった「多世帯で暮すための家」の実例があったら教えてください。

鈴木:自宅の二世帯リフォームは、自分自身が設計であり施主でもあったので、お客様の立場として、

   家族間の調整を経験し大変勉強になりました。

   実は、自宅の完成現場見学会に、その3年前にお手伝いさせていただいたお客様がみえて、

   工事をした当時独身だったお嬢様がご結婚され同居を希望しているので、2期工事をお願いしたい、

   とのお話を伺ったんです。もともとご両親が1期工事をご計画されているとき、全面改築をご希望

   されていたんですが、将来お嬢様がご結婚されて同居の可能性もあることを見越して、1階のみの

   工事をご提案した経緯がありましたので、いざお嬢様が同居を希望され2期工事もお手伝いできる

   こととなり、非常にうれしく思いました。

   2期工事も大変喜んでいただき、各世帯のご要望が叶えられたお住まいになったと感じられ、

   大変なやりがいを感じました。

―――では、仕事をしていて大変なことや楽しいことがあれば教えてください。

辻 :入社して1年半ですが、建築やリフォームに関する知識はもちろん、会社の業務上の手続きなど

   覚えることが非常に多くて苦労しています。ただ、そんな中でも、新しく身についた知識で

   お客様にご提案できたり、今まで知らなかったことを詳しく説明できるようになったりと、自分自身の

   成長を感じられる瞬間があり、楽しいです。

   今は外装や、太陽光発電、水まわり設備の交換などを主にご提案させていただいていますが、自分の

   知識やスキルを磨き、もっと大きいリフォームに関われるようになっていきたいです。そのために、

   わからないことをあやふやにせず、先輩社員や協力業者の方にも質問して、自分でしっかり理解する

   ことを心がけて仕事しています。

鈴木:お客様もお住まいも十人十色です。特にリフォームのご提案は非常に幅があり、同じ金額でも工事内容

   は大きく変わります。お客様にとっては、一生に一度のお住まいのご計画であることも多いですから、

   一軒一軒のお住まいを丁寧に調査し、またお客様とのお打合せの中から少しでも多くのご要望を汲み取

   り、そのご家族にとってベストなご提案を見つけ出す作業は失敗がゆるされません。

   その反面、ご期待以上の生活をご提案できると、お客様の喜ぶお顔が見られ、感謝していただくことが

   でき、やりがいを強く感じます。

   ご提案するプランに、自分のエゴや思い込みを無くし、「お客様にとって」一番良いご計画になって

   いるか、プロとしてのご提案ができているかを心がけて考えるようにしています。そのため、ときには

   お客様が希望されていても、反対意見を伝えることも大切にしています。

―――最後に、お客様へ一言お願いします。

辻 :入社二年目で、日々勉強中の身ですが、お客様の暮らしをより快適にし、喜んでいただけるリフォーム

   のご提案ができるように一生懸命頑張っていきたいと思っています。どうぞよろしくお願い致します。

鈴木:リフォームには人生を変える力があります!

   リフォームにおける出会いはとても大切です。ご自身の人生をより充実したものにするため、

   リフォーム会社と担当者をしっかりご選択ください!

―――ありがとうございました。

 

全員の意見が違うことは珍しくない、だから・・・

 多世帯で暮す家のご提案をするときには、少なからずお客様ご家族の関係や距離感、価値観のような

ものに寄り添って共有する必要があります。

その上で、解決に導く間取りや、そのご家族にとっての最善なプランをご提案し、

ご家族の中で「だれかひとりが我慢する」ことのないようなプランを考えていかなくてはなりません。

家族だからこそ、直接言いにくいこともあると思います。

そこをできるだけ丁寧に汲み取り、ご家族みなさまにとって最善のリフォームをご提案できるよう、

我々スタッフも取り組んでまいりますので、是非一度、多世帯での暮らしをお考えのご家族の方は、

ご相談ください。

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