浜松支店■リフォームエンジニアって?!Vol.4 ~社内引継ぎと実施図面~
2017年09月14日
こんにちは。
だいぶ秋めいてきて、朝晩は肌寒さを感じるようになってきましたね
今回はお客様との打ち合わせが住んでから着工までの
「工事準備期間」についてお話しようと思います。
着工までの仕事
お客様にとっては、設計担当とのお打ち合わせが一通り済み、
工事に向けてお引越しやお片づけに当てられている時間、
これが「工事準備期間」=「施工計画」になります。
お客様とお打ち合わせさせていただいたプランは、
おおよそ着工の45日前には、営業設計担当者から工事担当者・工務店へと引継ぎされます。
これを社内引継ぎと言います。
厳密には、先行引継ぎ→意匠引継ぎ→工事移管 と三段階に分けて引き継がれ、
漏れの無いよう確認していきます。
社内引継ぎと同時進行で、CAD担当者による実施図面の作成がすすんでいきます。
実施図面とは、それまで設計担当が打ち合わせごとに更新していた図面を、
工事担当者や工務店など、現場サイドに伝えるためにより詳細化された図面のことです。
リフォームの場合、解体部位や解体場所・解体方法など、
気を使う部分も多く、お客様とお打ち合わせさせていただいた内容が、
現場に正確に伝わらなければ、トラブルの原因となってしまいます。
設計担当者から工事担当、工務店・現場作業員、みんなが共通して見るのがこの実施図面!
とても重要です。
浜松支店には、2名のCAD担当スタッフが在籍しています。
そこで、浜松支店で実施図面作業を行っている、CAD担当 伊藤千加と岡本綾夏です。
2人にCAD担当の仕事や自身のことについてききました。
---この仕事を選んだきっかけはなんですか?
伊藤:以前も住宅や設備の図面を作成するCAD職ではありましたが、
住宅のリフォームに興味を持ったのがきっかけです。
岡本:母が建築系の仕事に就いていて憧れがありました。
学生時代のCADの講義が楽しく、好きでしたので、
好きなことを通じてより建築を学んで生きたいと思って選びました。
---CAD担当の業務について教えてください
岡本:CADの主な業務は、営業がお客様とお打ち合わせし、持ち帰ってきた内容を
CADを使って清書していくことです。
伊藤:リフォームする建物の、工事前の平面図・立面図、解体のための平面図・立面図、
計画の平面図・立面図をはじめ、構造に関わる図面、電気や給排水など設備の図面など
一通りの図面を作成します。
---CADの仕事をしていて、大変なこと・楽しいことはどんなことですか?
伊藤:CAD担当が実際に現場へ伺うことは少ないので、実際には拝見したことのない
お建物を図面化するのは難しいと感じます。弊社は木造以外にもS造(鉄骨造)、
RC造(鉄筋コンクリート造)の建物もお請けしますので、 幅広い知識が必要になることも大変な部分だと思います。岡本:そうですね、新築ではないので既存の建物に関する知識など、描く図面量に比例して
覚えることが増えていくので大変です(笑)
伊藤:でも、作図を担当させていただいたお客様のお住まいを、
完成後に見学するときはとても楽しいです。
岡本:私も、様々なお客様の、ビフォー・アフターがみられるのは楽しいです。
また、営業設計担当者からあがってきた打ち合わせ図面が、
自分の手で「設計図書らしく」なる瞬間は楽しいと感じます。
---業務での目標や、心がけていることがあれば教えてください。
伊藤:漏れのない図面を作成することです。
岡本:見やすい図面を、早く・正確に描くことです。
一度に複数の物件の作成が重なることがあるため、
後の工程に遅れが出ないように心がけています。
---お客様へ一言お願いします。
岡本:お客さまの夢の詰まったプランを、見やすい・わかりやすい図面にできるよう
精一杯がんばります!
伊藤:木造に限らず、S造・RC造などのリフォームもお手伝いさせていただきます!
営業設計担当へお気軽にお問い合わせください。
CAD担当者は、通常お客様と直接お会いすることはないポジションですが・・・
図面のここ!
お手元に製本図面をお持ちのお客様は、今度手に取るときには、
是非ここをみて、彼女達の仕事を思い出しながらご覧になってください!
- お電話での申し込み
お問い合わせは - 浜松支店 0120-70-4321