第100回 **ももログ** ~津山市 木造築40年 大規模リフォーム工事 《断熱工事編》~
2017年01月09日
新年あけましておめでとうございます。
リフォームエンジニアの小林です。
皆様、よいお正月を迎えられましたか?
私は休み中の食べすぎがたたり、動きにキレがなくなっていると感じる年初ではありますが、
今年もリフォーム現場のレポートをお届けします。
いよいよ完成間近のI様のお宅の【断熱工事編】です!
■完成間近のI様邸外部の様子■
ひと口に断熱工事といっても内容は様々です。
施工する場所、施工の仕方によって効果もコストも変わってきます。
弊社では、床下や壁をはがして下地から新設する場合や耐震補強工事などをする場合は、
必ず断熱工事をご提案します。
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I様の家をサーモカメラで撮影したものです。
断熱材のない天井部が赤くなっています。
6月の撮影でしたが、小屋裏に熱気がこもっています。
天井の断熱材は、冬場の冷気だけでなく、夏場に太陽の日差しを浴びて
小屋裏にこもる熱が室内に伝わるのを防ぎます。
断熱材をいれることで、暖房だけでなく、冷房の効率もよくなり家計にやさしいのです。
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【床断熱工事】
床組みから新設したI様のお宅は、根太間(床組)に、発泡系断熱材(50㎜厚)をしっかり敷き詰めることができました。
床下からリフォームしない場合は、床下にもぐって断熱材を充填するといった工事になります。
■床断熱材 押出法ポリスチレンフォーム断熱材■
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【壁断熱工事】
外壁の断熱工事は内壁の下地から新設する場合に施工できます。
内壁を撤去する外壁側の内壁の間柱間にグラスウール(75㎜厚)を入れていきます。
断熱材がずれないように、断熱材についている“みみ”を間柱にタッカーでとめつけ、
石膏ボードでおさえます。
■壁断熱材 高性能グラスウール24K■
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【天井断熱工事】
天井には天井用の断熱材グラスウール(100㎜)を2重にいれます。
間柱の間にも写真のように断熱材を丸めて差し込んで隙間をなくします。
ちなみに弊社では、1階天井と2階の床の間にも断熱材をいれます。
これは2階の音を下階に伝えないようにするためです。
■天井断熱材 グラスウール10K■
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【窓の断熱工事】
I様のお宅では、サッシを断熱性能の高いものに入れ替えました。
開口部の断熱工事は、
・ガラスを二重にする
・サッシを入れ替える
・今のサッシをそのままにして室内側にもう一枚サッシをつける
といった方法があります。
断熱、遮熱、音の問題、一番効果が高いのは窓を二重にする方法ですが、
窓を開けるのにひと手間余分にかかりますので、お客様の要望にあわせてのご提案になります。
■内窓 樹脂サッシ+ペアガラス■
↑自宅のマンションにもつけましたが、外の騒音が聞こえないうえに、ものすごく暖かいです!
古いサッシも気になりません。
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次回は完成のお部屋を公開します。
お楽しみに!
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