住友林業ホームテック

リフォーム CASE STUDY 2 マンションリフォーム

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マンションリフォームとは

部分から全面まで幅広いマンションリフォームに対応している当社。「マンションの中にも木の家を」® というコンセプトのもと、住友林業グループが調達・製造した高品質な建材をふんだんに活用し、マンション空間を木のぬくもりで再生します。

CASE STUDY 概要

  • 所在地:神奈川県 M邸
  • ご家族構成:Mさんご夫婦、お子さま2名
  • 工事内容:築22年のマンションをフルリノベーション
  • 工事面積:71.91平方メートル(21.75坪)

夫婦のこだわりをたっぷり盛り込んだ、
理想の住まいを作りたい。

Mさんご夫婦がお住まいになっていたのは、築22年のマンション。12年ほど前に中古で購入した物件で、今すぐにリフォームをしなければ生活できないという状態ではなかったものの、不満に感じる点も多く、長年リフォームを検討されていました。「間取りは3LDKでも収納が少なく、一室を納戸にしているような状態。建築時からの内装もチープで、全体的に古ぼけた感じも出てきていた」とご主人。ご夫婦ともにインテリアや素材に興味があったことから、「どうせやるなら徹底的にやろう」と全面リフォームを決断されました。スケルトン状態(※柱や梁、コンクリートなど、骨組・構造だけの状態)に戻すことで、間取りからインテリア、デザインにいたるまで、とことんこだわり抜いた住まいを作ろうという取り組みです。そんな中、床面や建具などに上質な木材を使いたいという考えもあって、「木」のプロフェッショナルである住友林業グループにご相談をいただくことになりました。

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(写真左)この案件を担当した営業設計は、一級建築士の資格を持つ実力者です。

最高のプランは、
徹底的なヒアリングから生まれる。

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ダイニングの壁面にはクルミ材で作ったオリジナルの収納家具を設置しています。

この案件で営業設計を担当したのは、横浜北支店の課長代理。元々は設計事務所で設計士として活躍していたという経歴の持ち主で、今回のような「非常に強いこだわりを持ったお客さま」との仕事も数多く担当しています。

「率直に言って、これは大変な仕事だと感じました。Mさんご夫婦のこだわりの強さとセンスの良さは、群を抜いていましたし、せっかくスケルトン状態にするのだから、新築注文住宅と同じレベルで1から取り組みたいとお考えだったので」と当時を振り返る営業設計担当。Mさんご夫婦が一番重視していたのは「自分たちが好きになれる空間と、生活しやすい空間の両立」だったと言います。

「そのためには、家族が集まるLDK空間の充実と、好みの素材とデザインによる内装の一新を図りたい、と。“こうしたい”という明確なイメージもお持ちでしたので、私はそれを最善のかたちで具現化することに注力しました」――営業設計の仕事は、ご夫婦の要望を徹底的にヒアリングすることから始まりました。

間取りにも素材にも一切妥協しない。
理想のLDK空間を目指して。

ご家族が一緒に過ごす時間を重視するのがMさんご一家のスタイル。そのため、LDK空間に対してはとりわけ多岐にわたるご要望がありました。元々隣り合っていたリビングと和室を一体化することでLDK空間を拡げると同時に、和室の押入れが無くなり収納が減ってしまった分は、LDKの一角に大容量のウォークインクローゼットを新設することでカバー。さらに、素材についてもご夫婦好みのものをふんだんに盛り込みました。

「リビングのアクセント壁には大谷石、その他の壁面は漆喰の左官壁、床面にはオークの無垢材を使いながら、すっきりとした空間に仕上げたいというお話でした。また、ダイニングの壁面に設置する収納はクルミ材を使い、オリジナルで製作。高さから引き出しの割付、デザインにいたるまでお客さまのアイデアが最大限反映されています」と営業設計担当が語るとおり、あらゆる部分にご夫婦のこだわりが盛り込まれていきます。

ただし、プラン設計を進める上で、まったく困難がなかったわけではありません。例えば床面ですが、マンションの床に無垢材を使用するのは遮音性の関係で制約があります。そこで営業設計担当が提案したのは、床を多層化し、遮音床の上に無垢材を張ることで、デザイン性と遮音性を両立させること。これは「住友林業グループが誇る技術力と商品力なくしては実現できなかったこと」だと言います。

「どんなに難しいプランを作ったとしても、グループ内にはその裏づけとなる技術や商品が必ずある。設計する上でこれほど心強いアドバンテージはありません」

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新設されたウォークインクローゼット。開け放つとドアの存在感を完全に消せる工夫が凝らされています。

営業設計と工事管理、
二人のコンビネーションが成功のカギ。

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廊下に設けられた洗濯機置き場とリネン類を収める収納。壁に溶け込むデザインがキモです。

リフォーム後、Mさんご夫婦は「自分の家が好きになった」と言います。「これまでずっと“自分たちが家に合わせる不自由な暮らしを強いられている”という感覚を持っていましたが、今回のリフォームで数々のこだわりを反映させ、やっと自分たちらしい家にすることができました」

そんなご夫婦と正面から向き合い続け、数々のこだわりを見事にまとめきった営業設計担当。今回のプランで一番工夫したところを訊ねてみると「特に工夫したのはドア」という答えが返ってきました。「洗練された空間の中で、悪目立ちすることなく、自然と溶け込むようなドアを目指しました。そのために、ドア枠を極力薄くして、開け放った時にはまるで最初からドアが無かったかのように、閉じている時には壁と同化したように見える工夫をしています。例えば、廊下の途中に設けた洗濯機置き場やリネン類を納める収納は、生活感がにじみ出てしまう部分です。壁面と同じホワイトで統一したこともあって、扉を閉めれば完全に存在感を消すことができるとお客さまからも好評でした」

ただ、そうした工夫も、確かな施工技術なくしては実現できなかったそうです。「マンションの場合、図面と実際の寸法が合わないことがほとんどで、現場でのプラン変更は日常茶飯事。細かな修正が予想以上に大きな影響を及ぼすこともあり、丁寧かつ細心の対応が求められます。今回のような美しい仕上がりには、工事管理担当の完璧な仕事ぶりがそのまま表れているのです」と営業設計担当は、パートナーに最大級の賛辞を贈ります。

このM邸のフルリノベーションは、Mさんご夫婦のこだわりに、営業設計と工事管理の確かなスキルが合わさり、その相乗効果によって具現化した最高の仕事と言えるでしょう。